雨、25度、80%
ホトトギスが先月の半ばから咲きました。紫ですが、昔から知っている濃い斑点のある紫より薄い紫の花です。次々に蕾をつけてひと月近くも咲いてくれています。昨日よく見ると紫とは違う別株にピンクのホトトギスが咲いていました。
品種改良と海外から入ってきた品種などで、園芸用の草花、野菜も含めて昔より種類が増えています。こんな花が咲くだろうと思っていると、形も色も違う花が咲くこともあります。嬉しいやら驚くやら。
ピンクのホトトギスは昨年も花をつけました。 雄しべはすっかりピンクです。斑点がやや薄く密やかに感じます。茶花に使われるホトトギスですが、その趣よりも洋花に近いピンクのホトトギスです。
時計草も赤い花をつけました。 白い時計草より一回り小さく咲きました。よほど甘い蜜が出ているのか、どの花も蟻が次々に寄って来ています。
昼間はまだ30度を超えますが、秋風が立ち始めました。植物たちも暑さから解放されて動き始めました。庭の隅々にその動きが見られます。彼岸花が花芽をもたげて来ました。 すっくりと立ち上がり、茎がグイグイと伸びてある朝花開きます。こちらは今年初めての黄色い彼岸花です。 3年目の白い彼岸花も花芽を数えると増えています。
植物は約束を忘れません。間違えなく季節の回りに合わせて顔を見せてくれます。暑さ、大雨でなくした植物もたくさんですが、新しい息吹に心新たになる秋の日です。
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