チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

フィンレイソン展 福岡市博物館

2022年01月19日 | 美術展

晴、1度、74%

 「マリメッコ」をはじめとする北欧の特にフィンランドの布地は日本でも人気を博しています。知名度では「マリメッコ」が抜きん出ていますが「クリッパン」「ラプアンカンクリ」「スティングリンドベリ」「ファインリトルデイ」と布地のメーカーは数あります。明るい色遣い、デザインの妙、惹きつけられる理由はよくわかります。

 私は日本の布もフィンランドの布もフランスの布もインドの布もインドネシアの布も好きです。要するに布好きです。集めてきた布は大きな衣装ケース2つにいっぱい、5年前の帰国の時には整理したのですが、また増え続けています。

 「フィンレイソン」というテキスタイルのメーカーを知ったのは「フィンレイソン展」が東京で始まった時です。調べるとフィンランドで一番長く続く200年の歴史を持つテキスタイルメーカーだと知りました。東京、京都を経て福岡でも展示が始まりました。

 テキスタイルづくりはデザインを起こし、パターン化してそれを織機にかけて織りだします。その工程、布地の用途にふさわしい生地選び、代表的な図柄の展示がなされています。 北欧のテキスタイルは図柄が大きいものが多く、そのインパクトが目を引きます。 模様を繰り返し、色を違えるとこんなにも印象が変わります。 原画と布地の比較です。当然大きな図柄のものは服地よりはカーテンやベットカバーなどに使われます。

 寒く長い冬の北欧フィンランド、家の中は明るく、暖かさを持つ色合いで調えることは生活から生まれた知恵だったのかもしれません。 花柄が多いのは春を待つ表れでしょう。よく見ると「マリメッコ」でも有名な図案「ポピー」でした。もともと明るい国民性も反映しているように思えます。

 布ばかりでなく「マリメッコ」のように食器や生活グッズを今後「フィンレイソン」も販売するそうです。フィンランドのテキスタイルメーカーもそれぞれ色合い、デザインの特徴があります。私の周りもフィンランドの布やトレイなどが生活を彩ってくれています。

 


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