晴、5度、77%
主人が年初め帰宅した時、ロブスターのスープ「ビスク」の缶詰を土産にしてくれました。缶詰スープです。「ビスク」は海老の殻からとったスープ、殻を潰しながら作ります。以前は家でも作っていましたが、大量の海老の殻を必要としますので最近はご無沙汰です。深いコクのあるオレンジ色のスープができます。缶詰はイギリス製でブランデーが入ってると書かれています。煮立てず温めてクリームを落として啜るのが最良の食べ方です。
蓋を開け、クンクンといい香りを嗅いでいると急に麺のスープにしたくなりました。乾麺はよりどりあります。頭を掠めたのはビーフン、しかも細いビーフンです。 ビーフンは米粉、米を主食の国には必ずビーフンが作られています。日本のものよりタイや中国のビーフンの方が腰があり種類もあります。私の好みは炒めるときは太めの中国製、スープ麺の時はタイの細いビーフンがいいと思っています。タイのビーフンの中でも最も細い「センミー」を使いました。
ビーフンを戻して、温かくしたスープと合わせるだけの簡単ご飯です。 海老と庭の三つ葉を添えました。濃厚なスープは確かに微かながらブランデーがかおります。細いビーフンにスープの絡まりがよく、箸が進みます。食べながら、「小さなマカロニ、細いスパゲッティでもよかったな。」「ビスク」に三つ葉の香りがフンワリのりました。
ミスマッチかと思いながら、好きなもの同士の組み合わせることがあります。「ビスク」とビーフン、なかなかのお味でお腹がいっぱいです。ありきたりの食べ方でもいいのですが時には思いつくままの食べ物を食卓にあげます。
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