晴、1度、68%
こんなパッケージのお菓子をいただきました。 手のひらに乗るくらいの大きさです。バナナのお菓子なのはわかります。どんなお菓子かな?期待に胸を膨らませてパッケージを解きました。
7センチほどの小ぶりなお菓子、二層になっていて強烈なカカオの香りとその後にふっと甘いバナナが匂います。マカデミアナッツ、くるみが散りばめられて、見るからに洋菓子のケーキの様です。ところがこれは羊羹でした。
「チョコレートの羊羹」と「バナナの羊羹」の二重仕立ての羊羹です。「バナナの羊羹」は初めて、「チョコレートの羊羹」は以前に一度食べたことがありますが、こんなにチョコレートぽくはありませんでした。小ぶりに切り分けて食べることにしました。
まずは「チョコレート羊羹」を一口、柔らかめのチョコレートといった感じですが、最後に口に残るのは「手亡の白小豆」のざらっとした感触です。「やっぱり羊羹だわ。」次に「バナナ羊羹」を、口に含むとこれまたバナナの香りがしっかりします。やや硬めに仕上げられた「芋羊羹」の感じです。こういう層になったものは、上から下までを一口で食べてこそ味がわかります。そこで、二層を一度に一口、なんとも奇妙な味ですが不思議に調和がとれています。チョコレートも甘い、それを受けて下のバナナの部分も甘く作られています。つまり、バナナにチョコレートをかけて、ナッツのトッピングをイメージした羊羹です。
いろんな羊羹をいただきます。最近は創作羊羹も多く、イチジクやドライイチゴが入った珍しい物まで種類も豊富です。小豆の餡を寒天で固める羊羹です。作ろと思えば色々作れそうです。この摩訶不思議な「そんなバナナ、」食べ始めたら、首を傾げながらも止まりません。今年はどんな羊羹に出会うかな、楽しみです。
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