曇、23度、84%
庭に咲く花をクロスステッチにしています。7月の終わりに咲いた「睡蓮」です。60センチほどのさほど大きくない甕に「睡蓮」を入れてふた夏になりました。冬は葉が枯れて姿がありません。それが春ともなると緑が水面に見え始めます。大きな池の「睡蓮」とは違い花も小振りですが、咲いたさまは美しいと思わず言葉が漏れるほどです。そして咲き始めて4日目には花びらを散らします。気高いゆえの儚さです。
刺し終えて枠に貼ったまま、麻の布地と「花糸」の質感が伝わるでしょうか。麻布の目が細かいほど糸の盛り上がりがありふっくらと仕上がります。早速、額に入れてみました。
8月に入り連日の猛暑でした。我が家の「睡蓮」は「温帯睡蓮」と呼ばれる品種です。暑さで元気がなくなりました。緑の葉に枯れが目立ち出しました。園芸店の人に相談すると、この暑さだと「熱帯睡蓮」の方が育て易いと教えてくださいました。小さな甕ですから、水温の上がりが影響するようです。「温帯睡蓮」の根はまだしっかりとあります。その横に「熱帯睡蓮」を入れてみました。まだ様子見の段階です。今年の暑さと大雨はこうした水生植物にまで影響が出てしまいました。
庭の花の額がひとつまたひとつと壁を飾ります。次はここ数日咲き始めている「時計草」を刺してみようかなあ。
色使いも素敵❣️
機会があれば拝見させてください。