晴、19度、95%
主人が帰宅すると連日お客様があります。以前のようにお食事までお出しするお客様ではありません。私は「お茶出し女」になります。ちょうど新茶の季節です。そこで、お客様には新茶と虎屋の小さなお羊羹を添えてお出ししていました。 虎屋の小さなお羊羹は量よりも、お羊羹を汚さずお出しできるのが何よりです。大きなお羊羹しかなかったその昔、同じ大きさに切ってお羊羹を汚さないように、箸でお皿に載せるのは厄介でした。個装されたお羊羹は触らずにお皿に押し出します。大きさといい、この便利さといい、お客様が多い時には重宝です。
ある日みえたお客様、お茶ではなくコーヒーを所望されました。この私お羊羹だけは既に準備してあったので、コーヒーにお羊羹を添えてお出ししました。 お客様が帰られた後、茶器を下げに行くとお羊羹が手付かずで残っていました。「コーヒーとお羊羹、美味しいのになぁ。」
甘みがしっかりしたお羊羹を一口、コーヒーと一緒にいただくのが好きです。あるコーヒーメーカーはコーヒー用のお羊羹まで作っています。どんなお羊羹かな?とお味を想像します。
私のおやつはミルクたっぷりのコーヒーと小さなお羊羹。ほっとするひと時です。
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