ミモザ
2022年03月10日 | 花
晴、7度、86%
一昨日、3月8日は「国際女性デー」でした。この日の花は「ミモザ」だそうです。黄色い小粒な花がみっしりと集まって咲く「ミモザ」が「国際女性デー」の花だと知って嬉しく思いました。世界各国、今「ミモザ」が咲いているのです。
以前は日本でこの花を普通に目にすることはありませんでした。帰国してみると、庭木に「ミモザ」が植えられています。ミモザは種類が多く日本に合う種類なのか、大きな木に成長しています。その「ミモザ」が我が家の庭にやって来たのは4年前、私の誕生日の贈り物に遠くから運ばれて来ました。60センチ程の苗木でした。
今では見上げるほどの高さです。青空に黄色い「ミモザ」は「春ですよ。」と春を告げます。この同じ季節、香港でも「ミモザ」が咲きます。香りが日本のものより高い品種です。その一瞬の香りを毎朝胸に吸い込んで走っていたことを思い出します。香港は熱帯性の大型台風が去来します。台風の後は散々で街路樹はなぎ倒され、山肌には大木が根を見せて倒木します。そんな中「ミモザ」が倒れることはありませんでした。根の張り方が横張りの「ミモザ」は強風に強いと知りました。根を大地に張る「ミモザ」まさに女性の強さに通じると感慨深い思いです。
庭木に次々に花が咲きます。「梅」はもう終わり、「花桃」は今が盛り、「沈丁花」は香りが一番強い時期に入りました。「椿」は気まぐれにボツボツ咲いています。「ミモザ」をひと枝手折りました。床の間に飾ります。
西洋では春告の花だそうです。お花屋さんの店先にも「ミモザ」がたくさん見られます。幸せな気持ちにしてくれる「ミモザ」です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます