チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

IKEAの木製ワゴン

2020年10月21日 | 日々のこと

晴、15度、88%

 先日、市内を西から東に抜けてわざわざ「IKEA」まで出かけたのは、冷凍サーモンが目当てではありませんでした。木製のワゴンを買うためです。台所の冷蔵庫と食器棚の間に30センチほどの隙間があります。 ここにはこの3年間、必需品の「変圧器」を置いていました。 ココさんの後ろに見えているのが「変圧器」です。香港から持ち帰った電化製品を使うには「変圧器」を通さなくてはなりません。大型電化製品はすべて新調しましたが、 スタンドミキサーや トースター、ココさんの散髪に使うシェーバーなども「変圧器」を使います。まだ使えるものを香港に残しておくことが出来ずに持ち帰りました。この中国製の「変圧器」は確か9キロもあります。コンセント近くに運ぶにも重たく、掃除の度に動かすのも億劫になりました。コロコロと楽に動かせればと思い収納も兼ねたワゴンを探しました。

 近くのニトリなども見に行きましたが、木製のものは材質が納得いきません。金属製の隙間家具も今ひとつ。あくまでも収納を兼ねたワゴンなのですっきりとしたものが欲しいと思います。そこで「IKEA」のウェッブのカタログを開けました。出来上がった品ではなく自分で組み立てるワゴンです。実際に「IKEA」に行くと数種類ありましたが、機能的なものを選びました。

 家に帰り、すぐに工具を出して来て組み立て始めました。小さいものですから、すぐに出来ると思っていたのですが、予想外、垂直にはめ込むのが思うように出来ません。誰かもう一人手を貸してくれたらすっとはまりそうなのに、ズレが出てしまいます。見回してもいるのはココさんだけです。苦戦して、2時間以上もかかりました。

 色味が明るすぎて少し不調和ですが、重たい「変圧器」を動かすのが楽になりました。掃除の時も億劫さがなくなりました。だんだん腕の力が弱くなって来ています。つい3年前は苦にならなかったことが、気を重くすることに変わりました。やれやれです。気持ちにのしかかってくれば早急に解決するのも必要です。歳をとるってこんなことなんだなあと思う毎日です。

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9月の義母の腰痛は誤診で、圧迫骨折でした。

2020年10月20日 | 義母とのこと

晴、14度、72% 

 昨日は義母をインフルエンザの予防接種のために病院に連れて行く日でした。施設に通ってくる医師からの予防接種はできないと言われ、私が連れて行くことになりました。施設側は入所中の老人が外出するのは喜びません。私はこれ幸いと思います。骨折で入院していた病院での接種です。予め、整形外科の担当医の診察時間に合わせて連れて行きました。

 インフルエンザの接種は内科です。これはすぐに終わりました。9月の激しい腰痛の時は急遽義母を連れてこの病院へ。その時、診てくださったのは初めての医師で「骨折ではありません。」とおっしゃいました。もちろんレントゲンも撮りました。この診断を私は不審に思っていました。もう一度診てもらおう、というのが私の目的でした。義母の状態は9月の時とは違い痛みがなくなっているので、杖をついて介助を受けて歩けます。このひと月近くずっと寝たきりだったようです。歩けるといってもよろけたり前のめりになります。担当医の指示で再度レントゲンを撮りました。

 診断結果、圧迫骨折を起こしていた跡が見られるということでした。ひと月寝たきりだったので症状が治まっています。ただ9月時点では「圧迫骨折」を見落とされていました。この病院でこうした見落としを義母が体験するのは2度目です。医師が高齢であるほど見落とし傾向がるように思われます。担当医はまだ若く病院掛け持ちの医師です。いつもこの医師を見ているとレントゲン写真の見方が違うと気付いていました。実に詳細に以前のレントゲン写真と見比べます。

 今は痛みもありません。義母自身は「良くなった、治った。」と思っています。繰り返し「圧迫骨折だったのよ。」と説明しました。寝たきりのひと月に不平タラタラだった義母です。でもこの寝たきりが功を奏して「圧迫骨折」が治っています。「義父さんもあったでしょう、この痛み。」と義母を納得させました。とりあえず、いい状態ですが、年齢が年齢です、この「圧迫骨折」が再び起こり得ると思います。

 義母が退院してもうすぐ1年です。せめて一年骨折がなく過ごせるように願いましたが、9ヶ月で再発でした。

 車に乗せる、椅子に座らせる、すべて人手が必要です。義母の体を抱きかかえ、義母と二人で掛け声を合わせて移動します。義母は私よりまだ体重もありますが、母の看護の時覚えた抱きかかえ方で体を楽に動かしてあげます。

 義母の体を抱いても思うようにすぐには動きません。抱えたままで義母を不憫に思いました。実の娘も息子もこうして義母を抱きかかえる事をしたことがないと思います。義理の私で申し訳ない、「でも今は私しかいないからね。」心の中で思いました。

 お薬をたくさん頂いて施設に送りました。またしばらくは義母を抱きかかえる面会はできません。色々な思いを胸に義母の入って行く姿を送りました。

 

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IKEAの冷凍のサーモンを使って

2020年10月19日 | 昨日のお昼ご飯

曇、17度、78%

 IKEAで欲しいものがありました。久々に長めのドライブでした。欲しい物の在庫は確認、ずっと以前から気になって買えないでいた「冷凍サーモンの切り身」を買おうと思っていました。保冷バックはいつも車に乗っているのですが、保冷剤をいつも忘れて買しまいます。 皮が付いていない4切れが一枚ずつ個別に包装されています。香港では「冷凍スモークサーモン」を買ったことがありました。スモークサーモンは少し潮が強かった覚えがあります。

 この4枚パックは背身と腹身が半分半分。まずは腹身をグリルしました。日本のものやチリのものよりはるかに多くの脂が滲み出て来ます。軽く塩をしただけで庭の「ディル」の葉を添えました。「ディル」はサーモン、ニシンと相性のいいハーブです。ジューシーでしっかり甘みのあるサーモンです。 お値段は安くありません。「ノルウェーのサーモン」の切り身を売っているデパートの値段と同じくらいです。細かい骨も取ってあります。

 次の日は「サーモンのタルタルステーキ」 解凍したサーモンを包丁で叩きます。今回は粗めのミンチにしました。つなぎは使わずに「ケッパー」と「ディル」を刻んで入れます。お刺身用のサーモンならこの叩きでも食べれます。丸めたサーモンミンチに真ん中が膨れるくらいまで火を入れます。 切り身をそのまま焼くのと口当たりが全く違います。お年寄りや小さな子供に小さく丸めて作ると良いかもしれません。脂の乗ったサーモンはつなぎなしでもまとまります。腹身を使ったほうがいいようです。

 朝から外出、お昼には戻れる日には「マカロニサラダ」などすぐに食べれて一皿で済むものを朝から作り置いて出かけます。「サーモンとワカメのマカロニサラダ」です。火を通したサーモンを粗くほぐして、茹で上がりのマカロニとわかめと合わせただけです。「マカロニサラダ」はドレッシングやマヨネーズであえることが多いのですが、この一皿でお昼ご飯にするつもりでしたから「クリームチーズ」で和えました。わかめの海の香りと「クリームチーズ」の甘さ、サーモンの香ばしさが口に広がります。お腹がすいて帰宅してもすぐに食べられるのがいいところです。一皿でお腹もいっぱい。

 期待しただけのことはありました。あと一切れ残っています。何を作ろうかな?IKEAの食品売り場は北欧の珍しいスナック、瓶詰め、冷凍食品などが見つかります。その上、パッケージがしゃれています。残念なのは北欧のチーズが姿を消していたことです。IKEAにお出かけの時は保冷バックと保冷剤をお忘れなく。

 

 

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丹波の落花生

2020年10月18日 | 日々のこと

曇、14度、86%

 毎年、秋の味覚を箱いっぱいに詰めて送ってくれる友人がいます。山の幸、美味しいお菓子、秋植え球根。先日いただいた小包には「丹波栗」と「丹波の落花生」が入っていました。「丹波栗」は大きさ、味共に有名です。 「丹波落花生」は初めてかもしれません。袋に入っている生の落花生の大きさにびっくりしました。落花生といえば千葉だとばかり思っていました。

 「茹で落花生」のおいしさを知ったのは香港でのことです。日本と同じく乾煎りした落花生も売られています。「茹で落花生」は秋から冬にに市場で売られます。市場といっても香港島や九龍の市場ではありません。中国との境に近い当時は田舎町だった「新界」の市場です。大きな鍋に小さな落花生が茹っていました。乾煎りの落花生とは同じものとは思えない香りと食感です。その数年後、今度は「蒸し落花生」を同じ市場で見つけました。竹製の蒸籠から立ち上る湯気、茹でたものよりやや硬めですが塩を加えていないのにしっかりと落花生の味がしました。そんな「新界」の「茹で落花生」「蒸し落花生」も今では姿を消しています。

 中国や東南アジアの落花生は小ぶりです。殻を開けてもがっかりするほど見すぼらしい落花生です。日本の普通の落花生の半分くらいもありません。今回いただいた「丹波の落花生」は普通のものの倍以上の大きさです。蒸そうか?茹でようか?悩みましたが早く食べたいので茹でました。

 ピーナッツのようなコクはありません。さっぱりとそれなのに噛み締めると甘みがじんわりと口に広がります。しかも大きな大きな落花生です。小さなボールいっぱいの落花生、手が止まらずに一気に食べてしまいました。ほのかに温かさが残る「茹で落花生」は滋味溢れています。

 丹波の土地に育つものは「黒豆」「栗」「小豆」どれを取っても大きくしっかりとした味を持っています。丹波の「土」のなせる技だろうと一度は訪れてみたい丹波です。

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Amazon「prime wardrobe」を使ってみました。

2020年10月17日 | 日々のこと

雨、14度、90%

 冬の散歩用の靴を探していました。帰国して一番辛かったのが散歩時の足の寒さでした。急いで中ボアのスリッポンを買いました。3月に入った頃でしたから冬物はすでに品薄でした。色、サイズ共に満足のいくものがありません。求めたのは「ミネトンカ」の小豆色のスリッポンでした。丸ふた冬履きました。素材がスウェードでなくサテンの布です。毎日履く靴ですからつま先が薄くなって雨上がりには水が浸みて来るようになりました。「ミネトンカ」の形と足入れの良さは気に入っていますので、新しいものも同じブランドのものを探していました。9月の終わり冬物がデパートには揃い始めます。探しますがすでにサイズ、デザインの良いものは品切れでした。

 コロナ禍の外出規制中は多くの人がオンラインで買い物をしたと思います。私もその一人です。ただ衣服や靴などの身に付ける品は試着しないと気が済まないのでオンラインでは買わないことにしています。それなのに「ミネトンカ」を検索するとたくさんの品が出て来ました。並行輸入の品は値段の安い品もあります。Amazonで「返品可能」と書かれたものをみつけました。1週間、試着期間があり、気に入らなければ「返品可能」だそうです。しかも返品時の送料も無料です。靴ですから絶対に試着が必要です。同じメーカーの同じサイズの靴でも靴型が違うと履き心地が違います。ちょっと考えましたが「ぽちっ」

 送られて来た品は「Amazon」らしく過剰包装に思えます。ところがこの外箱は返品時にも再利用できる仕組みになっていました。着払いの送り状も同梱されていました。送られて来た段階では決済はされていません。返品、購入を決めた段階で決済される仕組みです。 黒の靴が今回「ぽちっ」としたものです。すぐに厚手のソックスを履き試してみました。ぴったりです。そこで「購入」しますとAmazonに連絡しました。気に入らなければ箱に入れて、送り状を貼り、コンビニに持っていくだけです。

 デパートで見た値段よりはるかに安く手に入れました。もちろん送料無料です。靴だけでなく服にもこの「prime wardrobe」は適用されています。

 私は映画を見るために「Amazon prime」会員になっていますが、こんなサービスも受けることができました。便利です。

 服や靴を買うのは楽しみでもあります。お店で買うのが一番ですが、こういう宅配のサービスを利用するのも一つの手だと今更感じています。

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マロンパフェ

2020年10月16日 | おやつ

曇、18度、74%

 小さい頃は「クリームパフェ」や「プリンアラモード」をよく食べました。決まって福岡の中洲にある「不二家」でした。一階が店頭、二階がレストランでした。二階の窓辺が好きな席で路面電車を見下ろして食べました。あれからもう半世紀以上経っています。考えてみると息子が「パフェ」や「アラモード」を食べている姿を思い出せません。私の幼少期の流行りだったのでしょうか。

 この夏の暑さはひとしおで8月ごろから「パフェが食べたい。」と思うようになりました。桃の頂き物がありました。「桃のパフェを作ろう。」そう思うのですが、チクチクの手が止まりません。刺繍を始めると椅子から立つのが億劫になります。そのうち9月に入りました。シャインマスカットをいただきました。「よし、シャインマスカットのパフェだわ。」でもチクチクの手が止まりません。そして10月栗の季節になりました。あと一つチクチクしなくてはならないものがあるのですが、数ヶ月座り続けていましたのでちょっと休憩することにしました。間違いなく今年中に刺し終える見通しが出来たからです。

 「栗のパフェ」を作ろうと大好きな  この「マロンペースト」に生クリームを混ぜて「栗のアイスクリーム」を作りました。この「マロンペースト」は甘く味が調合されています。他のメーカーのものより栗の風味が強いと感じます。そこへ昨日偶然にも「丹波の栗」をいただきました。大きな栗です。急いで剥いて、薄い塩味の「渋皮煮」を作りました。ペーストが甘いので甘煮にしませんでした。

 栗の準備に手間取って、やっとおやつに間に合いました。「栗のアイスクリーム」とホイップクリームを交互に絞り、中には「渋皮煮」を砕いて入れました。一番上には丸のままの「丹波の栗」を一つ、庭のミントの新芽を飾ります。

  「パフェが食べたい。」と思い始めて3ヶ月やっと念願が叶いました。クリームとマロンが口いっぱいに広がって、「ああ、幸せ。」もう一つ作ろうかと思いましたが、これ一つでお腹が一杯になりました。

 茶色と白のコントラストが秋らしく感じるパフェです。栗とミントの相性は抜群です。お酒を合わせるなら栗はラム酒です。おやつなのでラム酒は省きました。

 もうすぐイチゴが出て来ます。今度は「イチゴパフェ」を作ろう!

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義母が93歳の誕生日を迎えました。

2020年10月15日 | 義母とのこと

晴れ、17度、72%

 2日前、義母が93歳の誕生日を迎えることが出来ました。骨折続きで1年近く入院、退院後、その足で老人施設に入所してあと半月で1年になります。ひと月前にまた腰の骨が痛いと言い始めましたが、骨折ではないとの診察、痛みも薄らいで来ている様子です。

 老人施設への入所は誰もがそうである様に嫌がりました。そして、施設での生活に慣れ始めた頃、今回のコロナの騒ぎが始まりました。退院と同時に老人施設に入ったことは、この時世に独居を免れることが出来ました。コロナ以来、施設への外部者の入館はできません。私は義母を病院に連れていくために、この8ヶ月間で数回義母に直接会うことが出来ました。会う度に認知症の進行と足の衰えを感じます。年齢を考えると当然のことです。

 老人施設での面会が解禁されましたが、時間は10分、予約制、施設の玄関で会うだけです。誕生祝いにお菓子と庭のバラを届けました。義母に直接会わずに職員の方に託しました。ちょうどお昼ご飯前でした。1時過ぎ義母から電話がありました。職員の方が私からの届け物を食堂の食卓の上に置いてくださっていた様です。包みから出て来たバラで周りの方達から誕生日を祝ってもらえたと喜んでいました。庭の秋のバラを数本選びました。つるバラですから丈は短いのですが、どれも香りのいいバラです。職員の一人の方が母の長い髪に一輪バラを刺してくれたそうです。

 来週の月曜日にはインフルエンザの予防接種と診察を兼ねて、義母を病院に連れて行きます。予防接種は熱があると出来ません。義母に「月曜日まで風邪をひかないようにね、もうすぐ会えるわね。」と言って電話を切りました。

 こうして電話で話せるのもあと何年でしょうか。義母を病院に連れて行き車椅子を押すのも残された時間はそんなに長くないと思います。義母との付き合いが始まって42年、普通のご家庭の様に色々ありました。でも、今義母が頼れるのは私しかありません。元気な私が義母のためにできることがあるなら快く引き受けようと思います。

 

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孫娘の運動会

2020年10月14日 | 日々のこと

曇、18度、80%

 日曜日に予定されていた小学一年生の孫娘の「運動会」は、台風の影響で月曜日に延期されました。当初から児童一人につき参観者は2名、学年別に競技をして参観者たちは入れ替え制、一年生の競技の持ち時間は1時間ぐらいだったと聞きました。写真で見る限りガランとした「運動会」です。

 私が子供の頃の「運動会」といえば、朝早くから母が作るお弁当に観覧するための「場所取り」と一家挙げての行楽でした。運動場のトラックを囲んで「ござ」を敷きトラックの砂けむりも気にしなかったように思います。そのうち町内別に場所枠が決められたこともありました。

 息子が通った香港の日本人学校での「運動会」、一部のお父さんたちはまるで宴会気分でお酒まで持ち込む始末でした。秋空の下、「運動会」は家族の楽しみでした。

 入学式も簡素化、運動会もこんな状況、今年の入学生は可哀想に思います。これが学校行事の「新しい日常」になるのでしょうか。

 台風が過ぎ去っても晴れ上がらない空の下、玉入れのスタートに立っている孫娘です。昔を知らない子供たちにとってはこれが当たり前の「運動会」になっていくのかしらと空の色の様に晴れない気持ちです。

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金木犀が咲き始めました。

2020年10月13日 | 

晴、16度、88%

 気温が少し低い朝を迎えました。玄関を開けると暗闇の中でも「金木犀」が香ります。玄関脇の「金木犀」は見上げるほどの高さ、大きな老木です。 今年は遅い開花です。朝晩の冷え込みが金木犀を咲かせると聞きました。40年以上前、私が高校の頃は9月の終わりには「金木犀」が咲きました。どうしてはっきり記憶にあるかというと、私の通った高校は9月最後の日曜日が体育祭でした。いつもより朝早く登校、遅くに下校、そんな中校庭の「金木犀」が強く香りました。半袖が心許無くなった気持ちとあの香りがいつも蘇ります。

 「金木犀」は人気の庭木だそうです。この時期、園芸店には小さな苗木が売られています。我が家の一帯の古い庭のある家には必ずと言っていいほど「金木犀」の木が植えられています。つまり町中、金木犀の香りですっぽり。玄関と反対の裏庭の窓を開けても「金木犀」の香りです。下の道のお家にオレンジ色に染まった「金木犀」が見えています。小さな花ですが、みっしりと枝に直接花を付けます。秋の花は春の花のような華やかさはありませんが、秋らしい彩りを連れて来てくれます。

 「金木犀」が薫る10日間ほどは高い青空とこの香りで「秋」を思う存分に楽しみます。「金木犀」が散るといよいよ紅葉がやって来ます。

 

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ココさんの新たな挑戦

2020年10月12日 | ここ

雨、19度、92%

 日曜日の朝、涼しいので2度目のお散歩に出ました。この時間なら子供たちも居ないだろうと公園に向かいました。先日、公園の滑り台を一気に下降したココさんに少しでも滑り台に慣れてもらおうと思います。高いところから見渡す楽しさ、高いところから滑り降りる気持ちの良さ、滑り台が好きな私自身の思いです。

 公園に犬が入るのは許されていますが、リードを離してはいけません。でも今日は誰もいないので、規則を破りました。公園の入り口でリードから手を離すと、ココさん一目散に亀の形の滑り台に向かいました。 階段を素早く上ります。上がるとしばらく一番上でウロウロ周りを眺めます。「降りてみて。」と幾度か声をかけました。急にモーションを起こして滑り降ります。3度繰り返したのですが、私のシャッターチャンスが悪く、しかもかなり速い速度で降りて来るので3度ともこんな写真しか撮れませんでした。 飽きた様子だったので帰ろうかなと思った時でした。振り返ると、ココさんが滑り台のスロープを上に向かって登ろうとしています。急角度ですから後ろに滑ります。悪戦苦闘。 滑りやすい石で出来ているので、上にはたどり着けません。でもやる気満々。ココさんの新たな挑戦の始まりです。

 必死に上を目指すココさんの横顔に微笑ましくも力をもらいました。「また今度ね。」何か胸に温かいものを抱えて、誰もいない公園を後にしました。楽しい日曜日の始まりでした。

 

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