チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ちゃっちゃとお昼ご飯

2020年12月21日 04時00分34秒 | 昨日のお昼ご飯

晴、4度、60%

 する事がいっぱいある時に限って、しなくてもいい事を始めてしまいます。ちょっとと思っていても、意外に時間がかかったり。

 工具箱を開けたとき、釘の箱の乱雑さが気になりました。金槌を入れたらそのまま蓋を閉めればよかったものを釘の箱を取り出してしまいました。見ると香港時代のコンクリート用の釘まで入ったままです。釘、ネジを大雑把に分類するつもりで座ったが最後、気が付けばお昼時を過ぎていました。 

 お腹が空いていてもこういう時は気付きません。箱をしまった途端に、お腹が急激に空きます。ちゃっちゃとお腹に入れるものをこさえます。

 卵焼きを巻きながら、わかめのお味噌汁、頂き物の「岩手のお米」の最後のご飯でお昼ご飯。ご飯をそのままお椀によそおえばちょっと早く食べれましたが、美味しいご飯の最後です。大きなおにぎりを作りました。北のお米のもっちりとした美味しさをおにぎりでパクパクといただきました。ワカメばっかりのお味噌汁、頂き物の乾ワカメは身が厚く海の香りがします。卵焼きがぴったりなおにぎりとお味噌汁でした。仕事が残っています。手早く食べれて、夕方までお腹が持ちそうです。

 次の日も朝から納戸の中でしなくてもいい事を始めてしまいました。「早く切り上げよう。」と意識はあるのですがもう少しと思いながら、この日もお昼ご飯時をとっくに過ぎてしまいました。お昼の用意をと思って台所に立った途端、前日いただいた「よもぎ大福」があるの気付きました。その日のおやつにするつもりの「よもぎ大福」です。確か5つ入っていたはずです。 「よもぎ大福でお昼ご飯!」熱いお茶を入れて「よもぎ大福」にかぶりつきます。お腹がペコペコです。次々に箱から出して来て、5つ全部いただきました。甘いものはお腹に溜まってくれます。おやつ抜きで夕方まで仕事が出来るというわけです。洗い物も少ない、嬉しい事ばかりです。

 忙しいこの時期ですがやっぱりお昼はきちんと食べたい、手抜きでも「ああ美味しかった。」と満足したい、欲張りです。今年も残り10日、今日も美味しいお昼ご飯を食べましょう。

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少し早くココさんにクリスマスプレゼントを

2020年12月20日 04時00分12秒 | ここ

晴、6度、64%

 3年前の立春の日、モモさんは初めて日本にやって来ました。寒い寒い最中でした。暖かな香港で13年、初めての寒さでした。長旅のあと家に着くとそんなモモさんを気遣って、友人たちから服など暖かなものが届きました。その中に「蓄熱式湯たんぽ」がありました。モコモコのひつじに包まれたかわいい湯たんぽです。 モモさんは春が来るまでしっかりと抱いて使っていました。

 モモさんが逝って、次の冬にはココさんが使いました。ココさん、いたずら盛りでした。 チャックは食い破り、使い物にならず私が付けたホックまでも食いちぎりました。以来、ただ被せるだけの羊さんです。今年も寒さ到来、ひつじさんを出して来ました。充電してもなんだか生ぬるく感じます。私の留守中も空調で部屋は暖かいはずですが、センサーのせいで思ったほど部屋は暖かくありません。羊さんも頼りなく、生ぬるいままです。

 「蓄熱式湯たんぽ」の蓄熱材は寿命が2年ほどだと知りました。まだ今からが冬本番、ココさん一人でお留守番の機会も増えます。そこで新しい「蓄熱式湯たんぽ」をココさんにプレゼント。一足早い「クリスマスプレゼント」です。

 同じひつじさんの「蓄熱式湯たんぽ」を求めました。 この3年間で古いひつじさんは薄汚れてしまいました。充電の仕方が新しくなっています。より安全にという配慮です。 「もうすぐ、暖かくなりますよ、待ってね。」私が嬉しそうに動くものですからココさん興味津々で付いて回ります。

 冬の朝一番の私の仕事は、空調のスイッチを入れたその手でこの羊さんをコンセントに繋ぐことから始まります。以前のようにホカホカと暖かな羊さんです。これで留守中も少し安心。とりあえずお尻から温めているココさんです。「ひつじさん、しっかりお仕事頼みます。」

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クリスマスローズ

2020年12月19日 04時00分07秒 | 

曇、8度、64% 

 寒くなり始め、小さな蕾をつけていた「クリスマスローズ」が急に花開きました。寒くどんよりと重たい空の下、花を見つけると心はいっぺんに晴れやかになります。

 8株あった「クリスマスローズ」が今では3株となりました。この夏の残暑です。連日の高温で株が弱っていました。直射は避け水遣りも多めにしたのに、5株は立ち直ることが出来ませんでした。ダメになった5株はハイブリット系の「クリスマスローズ」ばかりです。八重咲き、葉にふが入ったもの、見た目が艶やかなものがダメになりました。残ったのは原種系の単衣の花色も地味なものです。 

 日本に帰国する前からどうしても庭に欲しかった花はこの「クリスマスローズ」と「ラベンダー」でした。 20年ほど前に刺繍で刺した「クリスマスローズ」です。この時はまだ実物を見たことがありませんでした。パッと目を引く花ではありません。それなのにとても惹かれました。数年後、もう一つ刺しました。 いずれも原種系の「クリスマスローズ」です。実物を初めて見たのは、雪の舞うアムステルダムの花屋の前でした。クリスマス前の花屋の店先に濃い赤色の「クリスマスローズ」の鉢がありました。しゃがんで花びらを触った記憶があります。「この花を自分で育てたい。」と思ったのはその時です。

 日本に帰って来て驚いたのは、その種類の多さでした。この3年ですら毎年改良品種が出ています。小振の房のように咲く「クリスマスローズ」、色も多種多様、目を見張りました。先ずは原種から始めましたが、改良品種を手に入れたその年に猛暑で枯らしてしまいました。ショックはかなりのものでした。

 残った3株、いい花をつけてくれています。 クリスマス前です。年末には孫娘もやって来ます。派手さはない原種系ですが、優しい花です。そしてこれが私が憧れた「クリスマスローズ」です。

 しばらくはこの3株を大切に育てるつもりです。でもね、派手やかなハイブリットの「クリスマスローズ」を見ると気が変わるかもしれません。

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ココさんの赤いコート

2020年12月18日 04時00分04秒 | ここ

曇、2度、74%

 寒くなってからは家の中でもココさんに服を着せています。いまだに服を嫌がります。夕方の散歩時、あまりに北風が強いのでベストの上に赤いコートを着せました。家を出て間も無く立ち止まります。 寒いから動かないというより服がゴワゴワとして嫌なのだと思います。数歩歩いては、立ち止まる、いつもの半分くらいで帰宅しました。

 翌日も北風、小雪が舞っています。コートだけを着せて出かけました。コート一枚がちょうどいいココさん、いつもの小走りで散歩です。道行く女学生やおばさんたちに「かわいいねえ。」「いいコートだねえ。」と声をかけられます。小さい頃のように「かわいい」という言葉には反応しなくなりました。声をかけられて寄って行くこともなくなりました。だんだんモモさんの無愛想に近付き始めています。

 この赤いコートはモモさんが日本に着いてすぐに友人からいただいた物です。 モモさんが着るとパンパンでした。初めての雪の中もこのコートを着ての散歩でした。ココさんには大きいサイズです。お尻の方は丈が長く、胸回りはマジックテープで一番短くして留めています。襟元は迷彩柄、フードが付いていないのが幸いです。フードがあるとココさん絶対に着ないと思われます。

 モモさんのコートはあと2枚あります。友人が贈ってくれた「LL BEAN 」のコート、主人がオーストラリアからのお土産のコート。少し体がしっかりしてきたココさんに着せてみましたが、2つとも大き過ぎます。色もモモさん用で地味な2枚なコートです。やはりこの赤いコートでこの冬を過ごすことにします。

 この冬は長い冬になりそうです。

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圧迫骨折再発

2020年12月17日 04時00分04秒 | 義母とのこと

曇、4度、68%

 年末が近くなると病院も休日を前に混み合います。義母の薬が切れるのはまだ2週間先ですが、一足先にお薬をいただきに病院に行きました。薬をもらうだけですが、先生に面談しなくてはなりません。しかも内科と整形外科です。先生との面談より待ち時間の方が長く、お隣の薬局でふた月分のお薬を出してもらい、義母の施設に届けました。

 家に帰ると義母から電話です。「また、ぎっくり腰で寝たままよ。」と重い声。「ぎっくり腰」は義母が「骨折」を認めたくない時に使います。即、整形外科の先生に電話を入れました。「病院で診察しても圧迫骨折は安静しか治療はありません。今日出した薬には痛み止めも入っているから、来院の必要はないですよ。」とのことでした。施設側にもその旨を伝えました。

 寝たきりになると、下着はパンツタイプの紙製品ではなく赤ちゃんのオムツタイプのものを使用します。しかも寝たままですのでその使用頻度も高く、取り替え時にベットを汚すことも多いと聞いていました。紙パンツに比べてお値段が張るオムツタイプを施設では繰り返し使うために「尿もれパッド」を入れています。これで数回の尿を吸収させオムツの使用枚数を減らすのだそうです。このような介護用品も年末買い溜める方が多いはずだと、昨日、箱買いして施設に届けました。

 コルセットをしてひたすら横になるだけ、少し体を動かすと痛みが走るはずです。去年の退院後、9ヶ月は「圧迫骨折」から解放されていましたが、8月末以来、2度目の「圧迫骨折」です。骨が脆くなる「骨粗鬆症」が引き起こすものですが、グシャッと背骨が潰れるのだと聞きます。私の母も義父も「圧迫骨折」の痛みを発症しました。義母を見ていると症状が悪いと感じます。施設の方も年末に向けて悪化を懸念しています。

 何かあれば私が動かなくてはなりません。コロナ感染者、福岡昨日は100名を越しました。インフルエンザの心配もあります。痛みを抑えながら義母が年末年始をじっと施設のベットで過ごすことを思うと忍びないのですが、悪化しないことを願うばかりです。

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観葉植物を室内に

2020年12月16日 04時00分02秒 | 庭仕事

曇、4度、68%

 福岡は昨日、一気に真冬になりました。早朝は硬い粉雪が空を舞っていました。初雪でした。朝の気温は零下になりませんでしたが、身震いするほどです。

 春先から庭で育てて来た観葉植物を室内に移動させました。 観葉植物ですから室内で育てるべきですが、今年3年目を迎える「ボストンタマシダ」「ポトス」は株を香港より持ち帰ったものです。観葉植物にとっては香港は住み易く甘やかされています。そこで日本の暑さ寒さに慣らすために庭に出しました。直射日光にも当てました。緑は濃く、株元はがっしりと土をつかんでいます。寒さを間違いなく乗り越えるほどに育ちました。

 南方の植物、香りよい花を咲かせる「プルメリア」も室内へ。10度を下回れば室内へ移すところを寒さ慣れのためわざと遅くまで屋外で育てました。モモさんが好きだった花の木です。

 今年は3株も花芽がついた「シンビジューム」も蕾が膨らみ始めたので室内へ移動です。 昨年は花芽が付きませんでした。年回りもあると聞きますが、3つも花芽がつくと長く楽しむことができます。

 今は座敷の縁側の角にまとめて置きました。次第に寒さが定着すれば、2階に順次上げるつもりです。2階は昼間は気温の下がりが少ない場所です。庭に置いていた時は気付かなかったのですが、どれもこれも意外に大きく感じます。想像以上に手狭になりました。

 室内に入れても春には株も痩せ、葉色も黄ばみが目立つようになります。「プルメリア」は全ての葉を落として春を待ちます。 「シンビジューム」はお正月にはほころんでくれるでしょうか?家の中の特等席を与えました。

 外の植物たちの水遣りもこれからは毎日ではなくなります。花が付いているトマトをどうしようかと悩んでいますが、自然に任せるつもりです。庭の冬支度も済みました。庭仕事、植物の世話が楽になる季節です。みんな冬を無事乗り切って暖かな春の芽吹き、花のシーズンをじっと待っています。

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「大売り出し」の赤いのぼり

2020年12月15日 04時00分05秒 | 日々のこと

曇、3度、60%

 北風が吹き、季節がひと月先まで進んだ昨日でした。夕方の散歩の時に「大売り出し」の赤いのぼりを出している店を見ました。暮れ始めた街に「大売り出し」ののぼりを見た途端、私の気持ちは「昭和」にタイムスリプしてしまいました。

 「大売り出し」ののぼりが立ち始めると街は師走に向けて慌ただしさを増します。行き交う人の足も小早く、それでいてクリスマス、お正月を前にした気持ちの高まりが街に溢れていました。「昭和」の頃は人の服装も今ほど派手ではなく貧しなりでした。子供達は水鼻を垂らしてそれを服の袖で拭う子もいました。それでも、「大売り出し」ののぼりが経つ頃には皆赤い頬に目を輝かせていたように思います。

 「大売り出し」ののぼりの立つ街には湯気の立つ食べ物の匂いがしました。おうどん、お蕎麦、肉まん。ピザやカレーの匂いではありません。あの頃はボーナスなんてなかったのではないでしょうか。それでも年の瀬の用意に散財します。今より家族が肩を寄せ合って生活していた「昭和」です。家の中では練炭火鉢、灯油ストーブ、炬燵が温かさを届けてくれました。懐かしい時代です。

 「大売り出し」の赤いのぼりから「昭和の日本」を思い出し心温かくに家に向かいました。ところが急に一つのことが胸に湧き上がりました。私は「平成の日本」の懐かしい情景が一つもないのです。「平成」という年号の間30年間、日本から離れて暮らしたことを改めて思い起こしました。「昭和の日本」に心慰められ、「平成の日本」を知らない自分を寂しく思った、北風の吹き始めた夕方でした。

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レンズ豆のスープ

2020年12月14日 04時00分15秒 | 昨日のお昼ご飯

曇、9度、60%

 「レンズ豆」という豆があります。小豆より小さくて薄っぺらな豆です。この「レンズ豆」のことを知ったとき日本にはまだ缶詰の「レンズ豆」しかありませんでした。しかもとってもお高くて手が出ません。そのあと香港に渡りました香港では日本で見られない「レンズ豆」や「ひよこ豆」の乾燥物がお安く売られていました。もちろんすぐに買って料理しました。

  「レンズ豆」は緑、ブラウン、オレンジとありますが一般的にはこの緑を使います。小豆に似た豆質です。小豆同様、水に漬けることなく炊くこともできます。付け合わせやサラダもいいのですが、寒いこの時期には「レンズ豆」のスープはお腹持ちよく体を温めてくれます。

 水につけて置いた「レンズ豆」とソーセージ、玉ねぎ、セロリをコトコトと煮込むだけのスープです。「レンズ豆」からの出汁、ソーセージから出る旨味、お味付けはソーセージの塩味を確かめて最後にします。できたらソーセージは生ソーセージを使いたいところですが、手に入りませんでした。いたって簡単なスープです。ドイツの人たちが好んで食べるスープと聞きます。

 日本には美味しいお豆がたくさんあるのに、食べ方は甘煮が大半です。サラダやスープにも最近は使われているのを見ます。豆料理が増えるといいなあ思ったとき、一つのことに気付きました。日本はお米の国です。主食がお米ですから、豆主体の料理は必要ありません。ご飯のお供に甘く炊いたお豆で十分です。豆や芋が主食の国とは食べ物が違って当たり前です。やはり日本は豊かな国だと感じます。

 この「レンズ豆のスープ」ボリュームがありお皿いっぱいのスープでお腹も満腹。地味なスープですが、滋味あるスープです。寒い日にはこんなスープもお勧めです。

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お線香の香り

2020年12月13日 04時00分03秒 | 日々のこと

晴、6度、70%

 お仏壇の始末をして2年が経ちました。どこにいても、お仏壇がなくても、心の中で手を合わせ先祖を思うことが祈りの原点だと考えます。一人っ子の私の次の代はたった一人の息子です。大きなお仏壇はお祓いをしてもらい引き取ってもらいました。それでも父母二人の並ぶ写真を書棚の中に入れています。その前には小机を置き、果物、お菓子、庭の花を供えています。その座敷に朝一番入るときは「お父様、お母様、おはようございます。」と写真に語ります。

 先日、暮れかかる住宅街を歩いていました。するとどこからともなく「お線香」の香りがして来ました。「お香」ではありません。「蚊取り線香」でもありません。間違いなく「お線香」の香りです。「お寺でもあるのかしら?」見回しても普通の家が並んでいるだけです。どこかのお宅がお仏壇にお線香をあげたのだと思います。夕方の冷たい空気の中にその香りは私の胸をすっと下りて行きました。

 父が亡くなったのは中学の1年の終わり、2月です。その日以来、我が家の座敷では朝一番に母が「お線香」をあげるようになりました。とりわけ寒い座敷の空気に線香の香りが広がりました。お寺でもそうですが、「お線香」の香りは部屋の隅にずっと居座ります。「お線香」を焚いていないときでもかすかにその残り香がします。

 歩いていてふと香った「お線香」です。父はとりわけ「香」が好きな人でした。「毎日、お線香をあげなくては。」と思い帰宅しました。「お線香たて」もお仏壇と一緒に始末しています。使わない香炉を出して来て、蓋を取り線香たてにしました。父の好きな「お線香」を選びました。

 毎朝「お線香」をあげるようになって、まだ3日ですが座敷のドアを開けると部屋の隅に寝ていた香りがそっと目を覚まし私の鼻腔をくすぐります。「お線香」の煙をわずかの間眺めます。数秒のことですが、心がすっと平らになるのを感じます。

 

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季節外れの花、発芽

2020年12月12日 04時00分04秒 | 庭仕事

曇、11度、74%

 庭の花が少ない季節になりました。春の花の準備はもうとっくに終わっています。種蒔き、球根の植え付け、春の花を思いながらの作業でした。

 夏の初めに種を取った「ネモフィラ」の種を蒔いたのは10月の終わりでした。順調に発芽、本植えをしました。本植えして10日、見ると一株に花が咲いています。「どうしよう?」「ネモフィラ」の花は3月に咲き始めるはずです。花が咲いて嬉しいやら、これから迎える本格的な寒さへの備へが必要になって来ました。

 この春咲いたチューリップの球根を夏は土上げします。10月下旬、春のために球根を植える頃には元の球根の脇に小さな子供の球根が付いています。大きな花は咲かせません。でも捨てるに忍びず、まとめてプランターに植えていました。「あら!たくさん発芽してる。」 「早すぎますよ。」と声をかけても土に潜るわけでもなし、霜の心配はない福岡ですがこちらも寒さ対策が必要です。

 やや気温が高めな冬の始まりでした。こぼれた種からの思いがけない発芽も見られます。 「マルバルコウソウ」です。 オレンジ色の蕾をつけたまま3日経ちました。花開く様子はありません。「寒いものね。」

  「ナスターチューム」も元気に葉を出しています。でも花芽は付きそうにありません。気温がぐっと上がる7、8月に花をつける植物です。こぼれた種から気温センサーが間違って作動したのでしょう。

 今年の残暑の厳しさはたくさんの植物を枯らしました。トマト2株も葉が黄色くなりほとんど裸になりました。抜こうかと思いますが生きているのがわかります。抜かずにいたら、秋口からぐんぐん脇芽を伸ばして、 花を付け、小さなトマトがたくさんなっています。緑のままのトマトです。植物の強い生命力を感じます。

 週明けから強い寒さの到来が知らされています。季節外れの発芽や花にも防寒してあげるつもりです。種を取って育てた「ビオラ」の苗を今日は本植えにします。来年で庭仕事4年目に入ります。やっと自分の庭が巡り始めたことを実感しています。

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