チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

玉ねぎのパンナコッタ

2023年05月21日 | 昨日のお昼ご飯

晴、17度、90%

 お庭で採れた玉ねぎを箱いっぱい頂戴したのは10日ほど前、艶々の玉ねぎがいっぱい入っていました。玉ねぎだって採れたては格別においしいものです。日本から香港に戻る主人は日本の玉ねぎをトランクに入れます。日本のお野菜は美味しいと言います。いただいた玉ねぎを月末帰宅する主人のお土産にしようと思っていました。そんなことをこのブログに書いてしまったばかりに、またしても同じ方から玉ねぎをいただきました。 ココは箱の中身を点検するだけです。吊るしておくと長く持つと、紐までかけて送ってくださいます。 ずらっと並んだ玉ねぎです。送り主から添えられた言葉は「これは淡路島の中玉品種です。」道理で甘くて美味しいはずです。野菜の品種にはとんと疎いので普通の新玉ねぎだと思っていました。

 大きなままオーブンで焼くとトロリと口の中で溶けます。ホイルに残った玉ねぎの汁まで啜ります。ゆっくりと炒めた玉ねぎでポタージュを作りました。滑らかな口触りより少し玉ねぎを感じるくらいにミキサーを止めました。肌寒い日にはお腹が温まります。庭仕事で汗ばんだ昨日はこのボタージュで「パンナコッタ」を作りました。

 固まるまで時間がかかりますから、朝から作って冷蔵庫に入れておきます。十分な甘さを持つ玉ねぎですから味付けは控えめに少しのお塩だけです。 ミルクとクリームが玉ねぎの味をまろやかにしてくれます。「ピンクペッパーコーン」を飾りました。ペッパーといってもさほど辛味がない種類です。ふんわりした「パンナコッタ」に口の中で弾ける「ピンクペッパーコーン」がアクセントになります。

 美味しいうちに優しい味の玉ねぎを楽しみます。さて、お次は何を作ろうかな。

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庭の花を飾る

2023年05月20日 | 

雨、18度、92%

 

 庭に咲いている花を切って、家に飾ることは滅多にありません。父母への供え花にたまに切ります。花はあるがままに咲かせてやりたいと思います。ところが雨が降ったり、カラスがいたずらをしたり、私がうっかり折ってしまったり、そうした花はすぐに家に飾ります。

  背の高い「ヒメジオン」踏んで折ってしまいました。優しいピンクが儚さを誘います。 「アマリリス」は自分の重さに耐えきれず、ポッキンと折れていました。球根植物の茎は中が空洞になっているものが多く、こうした折れ方をします。真っ赤な花は雨が続く部屋に明るさを持って来てくれました。 床の間には「イタリアンパセリ」の花を生けています。種取り用だけを残して切り取ります。捨てるには忍びなく花瓶に入れてみました。ハーブ類は驚くほど水を吸い上げます。庭にある時は水遣りをしたことがないのに、花瓶に入れると急に手がかかるハーブの花です。雨風で首から折れていた「ディル」の花、 「ディル」そのものの匂いも一緒に部屋に持ち入りました。空から降りそそぐ花火のように見えます。「アフィリカンアイ」の一輪、切り戻しの途中咲いたばかりの花も一緒にチョキン、「モモ、庭のお花よ。」 「クレマチス」の蔦が絡まってほぐしていると、折ってしまいました。蕾がついています。蔦は切って生けておくと面白い表情を見せてくれます。「蕾は開くかな?」テーブルの真ん中に。

 雨が降り出す前に大きく切り戻しをした「マーガレット」ひと山の枝や花の中から、元気なものを父母に供えました。庭に咲いていても可愛い色の「マーガレット」です。薄暗い座敷にポッと明かりが点きました。

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睡蓮

2023年05月19日 | 

雨、18度、90%

 この1週間、花開くのを待つ植物が2つありました。どちらもまん丸な大きな白い蕾です。一日幾度もその蕾を眺めます。「いつ開くかな?」とニンマリ。

 春の花たちがひと段落、初夏の花へと変わって行くこの季節です。梅雨の走りのような雨が降り続きます。雨の中しっとりと濡れた庭を歩くのもまた楽しいものがあります。カタツムリは気ままに彷徨、土から立ち上がる匂いが春のものとは違って来ました。

  庭には睡蓮の鉢が2つあります。水飲みにくる「スズメ」はいいのですが「カラス」は「睡蓮」の株を食べようと突いたり、時には持ち去ります。毎年ネットをかけていましたが、今年は見栄え良く簾で巻きました。「スズメ」には申し訳ないけれど「カラス」は簾に留まることが出来ずにいたずらを防げます。

 この睡蓮が待ちわびていた蕾の一つです。 昨日上から覗いた時、「あっ、咲いた!」この甕の睡蓮は、花を水面に浮かせます。花が開くまでは、大きな緑の葉が蕾を隠しています。花開くとその葉陰から花は出て来ます。開くまでしっかりと葉に守られている蕾です。自然界のこうした不思議を日々庭から教えてもらいます。

 ネットをかけていた頃は深い緑の葉にカラスの爪痕がたくさんありました。今年は葉も美しいままです。水辺に咲く花は、水とのコントラストでより美しさが際立ちます。青空が映り込む水面のこともあれば、昨日のように雨滴が波紋を作る水面のこともあります。

 「睡蓮」は持って三日の命です。雨天の昨日は午後3時には花を閉じていました。朝開き、夕には閉じて4日目には開きません。短い命を慈しんで見せてもらいます。

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ラベンダーの刈り込み

2023年05月18日 | 庭仕事

曇、22度、80%

 庭の花の盛りがひと段落しました。裏庭の薔薇はあとひと品種、小薔薇の開花を待つばかりです。大きな薔薇は花柄を切り落とします。表の庭の「ラベンダー」、「マーガレット」も盛りを過ぎました。梅雨入り前の周期的雨が予報されています。大きな株に成長した「ラベンダー」や「マーガレット」を刈り込みました。

 気温の上昇、雨、この二つで蒸れて痛みやすくなります。「ラベンダー」も「マーガレット」も下枝は地面に着くほどの大きさです。花盛りには、枝を支柱で支え、その支柱の下に植木鉢を置き持ち上げて、地面との間に空間を作り蒸れを防いで来ました。雨のたびに自分の花の重さに耐えられず前傾します。昨日も真夏日予報でしたので、朝から仕事にかかりました。

 2種類の「ラベンダー」の下枝はほとんど払いました。 花柄もバッサバッサと落とします。ずいぶんすっきりとしました。支柱は全部外しました。植木鉢も取り除きました。 「ラベンダー」、「マーガレット」、園芸店で売っているポット入りの花を買った時には想像もしていなかったことです。草花ではなくなっています。茎は木質化して太さも3センチから5センチ、こんな筈じゃなかったと後悔にも似た気持ちになります。

 18歳の時から憧れてやっと自分の手で育てることができた「ラベンダー」、毎年植え替えることなく咲いてくれる多年草の「マーガレット」、こんな手入れが必要だったとは知りませんでした。花が咲いている間は「嬉しい、嬉しい」で済みますが、終わると大仕事が待っています。道行く人が「そんなに切ってもったいない。」と声をかけてくださいます。「いえ、また大きくなりますから。」と黙々と作業を続けました。

  「ラベンダー」のこぼれ種からの芽生えです。大事な落とし子です。成長を見守りましょう。11時ごろ早めにお昼ご飯にしましたが、片付けも終わったら2時近くでした。

  この夏初の「アイスコーヒー」を入れました。ああ美味しい。あと一回冬に入る前に枝透かしや切り戻しをします。すると、春にはまたたくさんの花を咲かせてくれます。その日のために手をかけてやります。

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艶々の新玉ねぎ

2023年05月17日 | 頂き物

晴、20度、91%

 上京する前日、新玉ねぎをいただきました。箱いっぱい、朝一番に郵便屋さんが届けてくれました。箱を受け取った時から中の新玉ねぎが香ります。玄関で早速開けました。ココがやって来て匂います。「食べたら死んじゃうよ。」と私が言うのを首を傾げて聞きます。

 お庭で採れた新玉ねぎ、贅沢な贈り物です。艶々と輝く新玉ねぎ、赤玉ねぎも入れてくださっています。送り出された日にメッセージをいただきました。「軒下に吊るして置くと3ヶ月ほど持ちますよ。」箱の中の玉ねぎは3個ずつ、すぐに吊るせるように紐で縛ってありました。この紐掛けが、解けないよう、落ちないように工夫された結びです。メッセージをいただいた時から吊るす場所は決めてありました。デッキは庇が深くて日が当たりません。 使おうと思えばすぐに手が伸ばせます。料理は東京から戻ってからね。

 新玉ねぎは「さらし玉ねぎ」が一番とよく耳にします。私は生の玉ねぎで胸いっぱいになります。手を加え過ぎずシンプルに味わいたいと「焼き玉ねぎ」を作りました。朝焼くパンと一緒にアルミに包んだ玉ねぎをオーブンにいれました。300度近い高温で焼くパンをオーブンから出した後はそのまま余熱で火を通します。 まだ形はありますが、トロトロと口の中で溶けていく甘い「焼き玉ねぎ」です。

 手間をかけ、お庭で採れた貴重な玉ねぎはニコニコとまだぶら下がっています。もうすぐ主人が香港から戻って来ます。主人は香港に帰るときは必ず玉ねぎを買って帰ります。香港だって玉ねぎはあるのですが、日本の玉ねぎは美味しいといいます。今度帰るときはこの艶々の玉ねぎを持って帰ってもらいましょう。今日は玉ねぎだけのポタージュを作ります。嬉しい贈り物です。ありがとうございます。

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マティス展

2023年05月16日 | 美術展

晴、18度、84%

 マティスの作品のみの展覧会は日本で20年ぶりだそうです。エルミタージュ美術館の展覧会の時、2点ほど見て以来のマティスの絵画、この展覧会を昨年より心待ちにしました。五月の青空、上野の森には大勢の修学旅行の学生、海外からの団体旅行者、以前の賑わいを見せていました。 

 マティスがとにかく好きです。明るい色彩は後年の作品ですが、色使いの妙は色調の明るい暗いに左右されることがありません。絵画ばかりか彫刻も手がけたマティスです。日本の美術展も撮影可能な作品が増えてきました。 素描と絵画が並べられての展示も見られます。 色彩豊かな作品群は南仏に移り住んでからだと聞きます。気候や目にする景色は画家の製作に大きな影響を及ぼしています。 一つ一つの作品、メガネをかけたマティスが描いている時の眼差しを感じながら見ました。 

 作品の数は思ったより少なく残念い思いました。一番最後のブースにマティスの「ステンドガラス」の4K映像流れています。これが圧巻です。南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂にあるマティスが手がけた「ステンドガラス」と壁画、その礼拝堂の内部を光の動きを追ってビデオが作られています。 これは私がずっと保存している一枚の写真、祭壇背後の「ステンドガラス」です。小さな礼拝堂に「ステンドガラス」を通して入り込む光は、まるでダンスをしているかのようです。色遣い、構図共にマティスならではの空間を作り上げています。

 このステンドガラスの余韻を持って美術館を出ました。東京都美術館は上野の森の一番奥に位置しています。楠の大木がいく本もある静かな道を賑やかな駅へと向かいました。楠はこの時期静かに香りを放ちます。まるで香りの洗礼を受けているかのような気分でした。

 

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こころちゃんに会いに行く

2023年05月15日 | パグ

晴、16度、94%

 先日の上京の目的の一つはパグの「こころちゃん」に会いに行くことでした。「こころちゃん」のお母さんのことは10数年前から存じていました。お会いするのは初めてです。本当は「こころちゃん」の先代犬、「えまるちゃん」に会いに行こうと私が思いついたのがことの始まりでした。「えまるちゃん」は3年間「パグ脳炎」と戦っていました。日々のその様子をインスタで見ていると、3歳になってもまだパピーのような体つきと表情に胸を熱くするものがありました。でも残念なことに三月の初め、「えまるちゃん」は亡くなりました。お母さん、お父さんのお気持ちを私がモモを亡くした時に重ね合わせていました。

 心が落ち着かれて、四国のブリーダーさんを訪ねられ、そこで出会ったのが「こころちゃん」です。その前後の経緯もお母さんが知らせてくださいました。「こころちゃん」がやって来てひと月、そのおおらかさをインスタで見ていると、「えまるちゃん」の看病で疲れたお母さんを慰めているかに見えました。

 午後便で福岡に帰る私のためにわざわざ出向いてくださいました。あいにく、雨。駒沢公園でお会いする予定でしたが、公園近くの犬も一緒に入れるカフェでお会いしました。孫娘も息子も一緒です。孫娘など私が上京する前から「こころちゃん」と会えるのを楽しみにしていました。

  初めまして「こころちゃん」。パグの中でも綺麗な顔つきな「こころちゃん」です。パピーですから急に暴れることもありますが、この日はおとなしくしてくれました。歯固めの時期です。私や息子の手を甘噛みします。嫌がることもなく私の膝に座ってくれました。お天気が良ければ、孫娘は公園を一緒に走りたかったのです。別れ際、小雨になったので「こころちゃん」のリードを持たせてもらいました。 

 飛行機の時間があります。長くはご一緒できずに残念でした。

 実は「えまるちゃん」が亡くなった後、気分転換に福岡にいらしてくださいとお誘いしていました。ところが私に用事が重なりご夫婦は四国へ向かわれました。車がおすきなお父さんは福岡まで車でとおっしゃいます。近いうちに、我が家のココと「こころちゃん」が会えるかもしれません。

 実際にお会いするのは初めてなのに、とても懐かしいと感じるお母さんでした。わざわざ、出向いてくださってありがとうございます。またお会いできる日を楽しみに。本当に楽しい時間でした。

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母の日

2023年05月14日 | 家族

曇、16度、94%

 母の日ですね。花屋さんにはカーネーション、紫陽花、小薔薇などの鉢植えが並んでいます。今日は切り花のカーネーションを持ち帰る子供の姿を見るでしょう。

 一昨日、東京の息子宅に泊まりました。美術展、お会いしたい方、孫をハグするための一泊の旅でした。ワイワイと食べた夕飯後、息子が小さな紙袋を持ってきました。「明後日は母の日だから。」

 私は常々、息子一家に「主人、私の誕生祝い、クリスマスなどプレゼントはいらないよ。そのお金を自分たちの為に使いなさい。」と言ってきました。若い頃は家計は大きくありません。友人も多ければクリスマスなどは大きな出費です。私も大変でした。同じ思いはさせたくありません。

 何十年ぶりにもらう息子からの「母の日」のプレゼントです。小さい頃はお小遣いで小さな物を買って、手書きのカードを添えてくれました。一昨日の晩、小さな袋から出てきたのは、 「七味ガラムマサラ」です。信州善光寺の「七味唐辛子」は有名です。その七味唐辛子ベースのガラムマサラ、しっかり封がされているのに、クミンの香りが袋から顔を出しました。早速一振りお味見です。赤唐辛子が前面に出る「善光寺の七味唐辛子」そのままにクミンやコリアンダーが香る「マサラ」です。味は赤唐辛子が基調です。この黄色い小袋は詰め替え用です。見慣れた善光寺の小さな缶に「ガネーシャ」、象の姿をしたインドの神様の一つが描かれています。

 旅行中、身軽に動きたいので荷物は増やしません。お土産もほとんど買いません。一人旅の時の私のスタイルをよく知っている家族です。嵩張らず、私が喜びそうなものを見つけてくれました。もちろん、自分たちも愛用の「七味ガラムマサラ」です。甘みのあるカレーに一振り、そういう「ガラムマサラ」ではないようです。七味の辛味が欲しい、カレーの香りが欲しい、この二つを同時に体験したい時がオススメです。

 今日は私が母の日のプレゼントを届ける番です。施設にいる義母に庭の薔薇を切って、甘い物と一緒に届けます。

 息子からのプレゼント、やはり嬉しい!「ありがとう。」

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高峰秀子のことばと暮らし ミキモトホール

2023年05月13日 | 日々のこと
曇、17度、東京

 女優高峰秀子と言ってもご存知の方は少なくなっています。演技の上手い女優さん、美人とは違うけど目の奥に魂が宿る顔。女優が生業でしたが、女優を辞めたあとはいく冊もの本を出しています。手元に残したのは数冊ですが、丁寧に選ばれた言葉を誦じているほど好きな文筆家です。

 言葉の潔さはこの人の為人を表しています。小学もろくに通えず、子役を仕事として家族の生計を支えた人の描く文章とは思えぬ、洞察力も優れた本の数々。

 様々なシーンで高峰秀子が身につけていた真珠、「真珠のような人」と題して「ミキモト」が遺品を含めた展示会を催しました。昨日が最終日、観光客で賑わう銀座に向かいました。

 本の写真でも見知っている、生活に散りばめられた品々が並んでいます。アンティークのものはこの女優との生活で更に輝きを増したかに見えます。生来のものを選ぶ目が優れていたのでしょう。服装だって女優さんにしては至って普通、でも仕立てられた服たちは彼女に品を添えていました。

 暗いホールの中、人も少なくスッポリと女優高峰秀子に浸った時間でした。「この家には亀の子束子に至るまで私の気に入らない物は一つもありません。」私の好きな言葉です。
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ココのお泊まり

2023年05月12日 | ここ

晴、17度、78%

 ココは昨晩からいつもの動物病院でふた晩お泊まりです。昨日の朝から、ココの「お泊まりセット」を用意していました。宿泊中のご飯を1回分ずつ袋に詰めます。家ではほとんど食べることのない、ドックフードです。匂いを嗅ぎつけたココ、お泊まりだとわかります。 ご飯のほかにおやつ袋もつけます。今回のおやつは先日焼いた「クリジャム」のケーキを一口に切りました。

 早朝私が出かけるときは、夕方、夕飯も終わらせて散歩がてら動物病院に連れて行きます。気温が上がり、ガハガハ状態で病院到着。珍しく待合室にはほかの犬さんがいました。私のお散歩の布袋には、例の「お泊まりセット」が入っているのは匂いで分かっているココです。この匂いにつられて急足でやってきました。

 「お泊まりセット」とココを引き渡すだけです。 「必ずお迎えに来るからね。」リードを看護婦さんに渡しました。ココさん馴染みの看護婦さんたちです。すっと奥に入っていくかと思えば、 首をガンとこの顔で動きません。「あれ、ココちゃん、どうしたの?」奥からもう一人看護婦さんが出てきてくれました。二人で引っ張っても動きません。ついに看護婦さんの一人が抱き上げて奥に消えました。これほどの抵抗は初めてです。やれやれ。

 病院を出ると香港の主人から電話が入りました。ココの様子を話すと「後ろ髪を引かれただろう?」いえいえ、後ろ髪は引かれません。だって、ココは奥の部屋に入ればコロッと嬉しそうに院長先生やほかの看護婦さんに尻尾を振っているはずです。一瞬の変わり身を身につけているココです。なんと逞しい!私は幾度もその様子を見ています。頑張れココ、明日の夕方にはお迎えに行くよ。

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