気ままに

大船での気ままな生活日誌

明月院 女ひとり

2007-09-04 10:00:38 | Weblog
9月に入り、すっかり暑さも和らぎました。今日(3日)も散歩日和の日でした。北鎌倉駅を降り、東慶寺、円覚寺の境内を散策したあと、明月院に向いました。

総門に向かう”明月院通り”はボクの好きな道のひとつです。横に小川が流れていて、京都大原の三千院に向かう道に雰囲気が似ています。紫陽花の時期をはずすと、一層、その良さが分ります。

総門を入ると、緑一色。無数の紫陽花が今は緑の葉だけを繁らせています。1,2本、紫陽花の花が咲いています。近づいてみると、今頃、咲き始める、つぼみが玉のようにまん丸の、玉紫陽花でした。ここのはほとんどが姫紫陽花ですが、いくつか他の品種もあります。

山門までの、歴史を感じさせる、へこんだ石段も今は、ひと一人いません。山門をくぐり、方丈前の石庭を眺めます。ちょうど午後の日射しが木々や岩の影を白砂の上に落とし、何ともいえない優雅な影模様をつくっていました。きっと、こうゆうのも計算に入れて庭をつくっているのだろう、と思いました。

方丈の方を振り向くと、大部屋の戸が大きく開いていて、その向こうに大きな丸い窓がみえ、裏庭の緑をその額縁の中に納めていました。裏庭の花菖蒲が咲く頃は、何ともいえないうつくしさです。

誰もいないな、と目をずっと左の方に向けていくと、方丈の縁台の片隅に人影がありました。なななんと、うら若い女性がひとりで石庭をながめています。ときどき、深いため息をついています。これは、絵になる。ボクはすぐ、あの名曲 ”女ひとり”を思い出しました。♪京都 大原 三千院 恋に疲れた女がひとり 結城に潮瀬の素描の帯が 池の水面に揺れていた 京都 大原 三千院 恋に疲れた女がひとり♪ そうだ、この歌そっくりの情景だ、彼女は”恋に疲れた女”に違いない、とボクは確信しました。

そして、早速、”女ひとり パートII"を作詞しました。作曲は同じです。♪鎌倉 山之内 明月院 恋に疲れた女がひとり・・・♪ もし和装でしたら、”大島紬につづれの帯が”と続けたかったのですが、残念です。

ついでに、”男ひとり”を作詞してみました。♪鎌倉 山之内 明月院 夏に疲れた男がひとり うなぎに餃子の素描のシャツが 池の水面に揺れていた 鎌倉 山之内 明月院 夏に疲れた男がひとり♪ 

”女ひとり”の情景を写真に撮りたいなと思い、裏の方に回り、こっそりパチリ。画面をみると、明月院の緑の中に女の人は埋まっていました。すっかり画中のひとになっていました。”画中の人物として、自然の景物と美しき調和を保って(漱石、草枕)”いました。
  
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イチロー 7年連続200本安打 偉業達成

2007-09-04 04:37:44 | Weblog
今朝4時に起きて、テレビをつけたら、ちょうどイチローの打席。
それも初回にヒットを打っていて、この打席で200本目を狙うとゆう。
投手はヤンキース伝説の大投手、通算354勝、ロジャー・クレメンス。相手にとって不足はない。
カウント0-2。イチロー打つ。右中間の大飛球だ。入れ入れ、いけいけいけ~~。

入った、入った、ホームランです。さすがです。記念の一本をホームランで決めてくださいました。メジャーデビューから7年連続200安打とゆう史上初の偉業が達成されたのでございます。

こんな重要な場面を”リアルタイム”でみることが出来、嬉しかったです。そして、ちょうどそのときに目が覚め、テレビをつけるとゆう、ボクの勘の良さ、たいしたもんでしょう(エヘン)。でもね、この放送、リアルタイムより少し遅れての録画なんです。それが少し、残念です。

・・・
イチロー選手には感心することばかりですが、とくに驚くのは、道具をとても大事にすることです。まるで自分の身体の一部のように、ていねいにお肌のケアーをしたり、マッサージしています。ここまで可愛がられれば、バットもグローブもイチロー選手の身体の一器官となって、脳の指令どおりに動きますね。ボクは最近、ある経験から、道具、機械にも心がある、と思うようになりました。イチロー選手の野球道具の活躍をまのあたりにすると、ボクの仮説(笑)が証明されたような気がします。




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