大相撲九月場所12日目。ひいきの稀勢の里が、もう7敗、小結維持のためには、ひとつも負けらないところまで追いつめられているのです。応援のため、万難を排して(uso)両国国技館に行ってきました。お昼前に到着。まだ席に余裕があるようで、お気に入りの椅子席(端っこの席)を確保でき、ゆっくり相撲見物ができました。
フライドポテトをつまみに生ビールを飲みながら、序の口、序二段、幕下の対戦を観戦。むかし、若き日の若貴兄弟が幕下で注目を浴びている頃、この時間帯で応援したことがあります。現在はそうゆう、注目力士はいませんので、神奈川出身(小田原とか横浜とか結構いるのです)の力士を応援していました。
2時頃から、相撲見物の楽しみのひとつ、力士の入場風景を見に行きました。関脇以下の力士の、着流し姿を直にみることが出来ます。結構女性フアンも多いです、年齢層も幅広いです。人気力士が入ってくるとあちこちから、頑張ってねと声がかかります。握手を求める女性(男はいないです)もいます。
ボクのお目当ては、稀勢の里、豊真将、それに今場所のスター、豪栄道豪太郎です。紺の着流し姿の稀勢の里が、豊の島と一緒にタクシーから降りて、入場してきました。相変わらず、無愛想な顔(笑)でうつむきかげんでこちらに歩いてきました。あれ、ちょっと元気がないなと思いました。豊真将は、カワセミの羽根の色、翡翠色の鮮やかな着流し姿です。歓声も多く、若い女性が近寄って握手をしています。なかなかの人気者です。礼儀正しい力士ですので、笑顔で応じます。豪太郎はなかなか現われません、もう、すべての役力士は入って来ているのにおかしいなと思っていると、門の方でわあっと歓声が上がりました。豪太郎です。名前の通り、大物ですね、豪毅な男です。遅刻すれすれだと思います。しぶい、明るい鼠色の着流し姿です、役者にしたいようないい男です。
土俵見物に戻ると、もう十両の対戦に入っていました。ちょうど、把瑠都が片山を破ったところでした。十両優勝が決まった瞬間をみることができました。そして幕内土俵入り、白鵬の横綱土俵入りと、華やかな”儀式”が続きます。外国のお客さんが身を乗り出して観ていました。
幕内の取り組みが進み、いよいよ最大のお目当て、稀勢の里、出島戦。仕切りする東の、稀勢の里の顔が、西側のボクの席からよく見えます。ぱしっと身体をたたく音、時間前の紅潮した顔、緊張感がびしびしとこちらに伝わってきます、テレビ観戦では味わえない緊張感です。立った、よし互角の立ち会いだ、ああああああ ぎゃふん ごくん(苦いビールを呑み込んだ音)。入場のときの悪い予感が当ってしもうた、負け越し決定、小結陥落決定。とほほのほ。
でも次ぎの豊真将がやってくれましたね。安美錦を接戦で制し、見事7勝目。これで勝ち越しは間違いないでしょう。稀勢の里に代わって小結になってもらえれば、ボクの傷ついた心は癒されます。そして、豪太郎は千代大海と。堂々と真正面からぶつかる、あああ ぎゃふん ごくん(こんどは苦い日本酒)。無念の3敗目。優勝戦線から一歩後退。でも これは仕方なかっぺ。まだ新入幕なんだから。そして結びは熱戦、琴三喜を破り、白鵬2敗を守る。
ふと見上げると、ここ数年の優勝額がぐるりと土俵を見下ろしていました。ボクの頭上の額はほとんど朝青龍のでした。ボクは、稀勢の里をいじめる(笑)朝青龍に対し、いつも、こてんぱんに悪口を言っていますが、それは逆に言えば、彼のヒール的存在感を評価していることなのです。憎まっれこなしの、第一人者抜きの、今場所の相撲はちょっと寂しいなと思いました。一方、豪太郎のようなイキの良いお相撲さんが出てきました。
大相撲の風景も、今の季節のように、少しずつ移り変っていくようです。
フライドポテトをつまみに生ビールを飲みながら、序の口、序二段、幕下の対戦を観戦。むかし、若き日の若貴兄弟が幕下で注目を浴びている頃、この時間帯で応援したことがあります。現在はそうゆう、注目力士はいませんので、神奈川出身(小田原とか横浜とか結構いるのです)の力士を応援していました。
2時頃から、相撲見物の楽しみのひとつ、力士の入場風景を見に行きました。関脇以下の力士の、着流し姿を直にみることが出来ます。結構女性フアンも多いです、年齢層も幅広いです。人気力士が入ってくるとあちこちから、頑張ってねと声がかかります。握手を求める女性(男はいないです)もいます。
ボクのお目当ては、稀勢の里、豊真将、それに今場所のスター、豪栄道豪太郎です。紺の着流し姿の稀勢の里が、豊の島と一緒にタクシーから降りて、入場してきました。相変わらず、無愛想な顔(笑)でうつむきかげんでこちらに歩いてきました。あれ、ちょっと元気がないなと思いました。豊真将は、カワセミの羽根の色、翡翠色の鮮やかな着流し姿です。歓声も多く、若い女性が近寄って握手をしています。なかなかの人気者です。礼儀正しい力士ですので、笑顔で応じます。豪太郎はなかなか現われません、もう、すべての役力士は入って来ているのにおかしいなと思っていると、門の方でわあっと歓声が上がりました。豪太郎です。名前の通り、大物ですね、豪毅な男です。遅刻すれすれだと思います。しぶい、明るい鼠色の着流し姿です、役者にしたいようないい男です。
土俵見物に戻ると、もう十両の対戦に入っていました。ちょうど、把瑠都が片山を破ったところでした。十両優勝が決まった瞬間をみることができました。そして幕内土俵入り、白鵬の横綱土俵入りと、華やかな”儀式”が続きます。外国のお客さんが身を乗り出して観ていました。
幕内の取り組みが進み、いよいよ最大のお目当て、稀勢の里、出島戦。仕切りする東の、稀勢の里の顔が、西側のボクの席からよく見えます。ぱしっと身体をたたく音、時間前の紅潮した顔、緊張感がびしびしとこちらに伝わってきます、テレビ観戦では味わえない緊張感です。立った、よし互角の立ち会いだ、ああああああ ぎゃふん ごくん(苦いビールを呑み込んだ音)。入場のときの悪い予感が当ってしもうた、負け越し決定、小結陥落決定。とほほのほ。
でも次ぎの豊真将がやってくれましたね。安美錦を接戦で制し、見事7勝目。これで勝ち越しは間違いないでしょう。稀勢の里に代わって小結になってもらえれば、ボクの傷ついた心は癒されます。そして、豪太郎は千代大海と。堂々と真正面からぶつかる、あああ ぎゃふん ごくん(こんどは苦い日本酒)。無念の3敗目。優勝戦線から一歩後退。でも これは仕方なかっぺ。まだ新入幕なんだから。そして結びは熱戦、琴三喜を破り、白鵬2敗を守る。
ふと見上げると、ここ数年の優勝額がぐるりと土俵を見下ろしていました。ボクの頭上の額はほとんど朝青龍のでした。ボクは、稀勢の里をいじめる(笑)朝青龍に対し、いつも、こてんぱんに悪口を言っていますが、それは逆に言えば、彼のヒール的存在感を評価していることなのです。憎まっれこなしの、第一人者抜きの、今場所の相撲はちょっと寂しいなと思いました。一方、豪太郎のようなイキの良いお相撲さんが出てきました。
大相撲の風景も、今の季節のように、少しずつ移り変っていくようです。