気ままに

大船での気ままな生活日誌

カワセミちゃん お久し振りね

2007-09-07 21:01:11 | Weblog
ボクの散歩道のひとつ、いたち川の河畔で久し振りに、本当に久し振りに、”幸福の青い鳥”(ボクが勝手にそう呼んでいる)カワセミを目撃しました。どれくらい久し振りかとゆうと、ボクがこのブログを始めて、1年ちょっとになるのですが、その間、一度もお出ましになられませんでした。

不思議なことに、それ以前の1年間には、5,6度目撃しています。どうしたんだろう、自然環境が悪化して餌がなくなってしまい、引っ越してしまったのだろうか、もしかして、ものすごく恥ずかしがり屋でボクのブログに紹介されのが嫌だったのかもしれない、ボクはいろいろと余計な心配をしていたのでした。

台風が無事通り過ぎ、意外と早く、雨が上がり、午前中に我が家に戻ってきました(母がひとりで住む実家に泊まっていたのです)。そして午後すぐに、散歩に出掛けたとゆうわけです。なんとなく、カワセミに会えそうだと思ったのです(自分でゆうのもなんですが、ボクは勘がいいんですよ)。

ただの勘だけではなく、今回はある有力な情報をもっていたのでありんす。それは、先週、この河畔のベンチで休んでいるときに、隣のお年寄りに聞いた話なんです。ここから3,4キロぐらい歩いた先に、オオゼキ橋(ボクの聞き違いで、オズキ(尾月)橋であった)にカワセミの撮影スポットがあり、毎日10名ぐらいのカメラマンが集まっているのだそうです。ボクは、そのちょっと手前までは行ったことがあるのですが、このプロムナードの終点となる、その遠い橋まではまだ一度も訪れていなっかったのです。

いたち川の上流をのぼって行くと、川幅がだんだん狭くなり、回りの緑も覆い被さってくるようになります。まだ台風余波で時折、強い風が吹いてきて、いろいろな風の音(本当にいろいろの音がある)を聴きながら、ボクは先へ先へと進みました。小さな木の橋を渡ろうとしたとき、甲虫が飛んできて、ボクのTシャツの、メタボのお腹のあたりに止まりました。キボシカミキリのようでした。そっとつまんで離してあげて、橋げたの上にのせてあげました。すると、今度は赤トンボが2匹、シオカラトンボが1匹、ボクの顔をかすめるように飛んでゆきました。そして、目を川面に移すと、そこには、ミズスマシが何匹も気持ちよさそうに、すいすい、す~いと滑っていました。水中には小魚も泳いでいました。生き物がいっぱいだ、生命が溢れている、と思って、ボクははっと気づきました。きっと、このあたりに違いない、カワセミの住処は!

顔を上げると、すぐ向こうに、橋がみえ、その手前の川面を狙っている二人のカメラマンを見つけました。ボクは彼らに近寄り、カメラの先にそっと目を向けました。河畔に立てた枯れ枝のひとつ(自然のではなくカメラマン仲間が止まり木としてわざわざ立てたのこと、それが3本ぐらいある)には、な、な、なんと、あの青い鳥が。

二人のカメラマンは本格的な望遠レンズで撮っています。ボクは簡単なデジカメで、それでも5枚ぐらい続けて撮りました。何て、うつくしいブルーなんだろう、翡翠色だ、そういえば漢字で”翡翠(カワセミ)”だ、フラワーセンターのヒスイカズラもまさに、この色だ、ボクはうっとり眺めていました。

形もカワイイ。、頭でっかちで、くちばしが異様に大きい、ひょうきんものみたいです。美人でわがままそうで、ひょうきんもの。とゆうことは、あのアンパンマンワールドのドキンちゃんとそっくりです。カワセミは鳥類界のドキンちゃんだったのです。人気があるはずですね。

あとから来た子供達が騒いだため、カワセミは翡翠色の羽根を拡げて、ちょっとひょうきんそうな飛び方で、尾月橋の彼方に消えてゆきました。

カワセミのあとを目で追いながら、ボクは本当に今日はついていた、お久しぶりにカワセミちゃんと会えてと、心からハッピーな気持ちになりました。そして、自然と小柳ルミ子さんの”お久しぶりね”を口ずさんでいたのでした。そしてボクは尾月橋をあとにしたのでした。

・・・・・
お久しぶりね
    
作詞作曲:杉本真人   
歌:小柳ルミ子        
 
お久しぶりね あなたに会うなんて
 あれから何年経ったのかしら
  少しは私も 大人になったでしょう
   あなたはいい人 できたでしょうね

お茶だけのつもりが
 時のたつのも忘れさせ
  別れづらくなりそうで
   なんだか こわい

それじゃ さよなら元気でと
 冷たく背中を向けたけど
  今でもほんとは 好きなのと
   つぶやいてみる

もう一度 もう一度 生まれ変わって
 もう一度 もう一度 めぐり逢いたいね

お久しぶりね こんな真夜中に
 あなたから電話をくれるなんて
  おかしいくらい まじめな声で
   私に迫るから 眠気もさめた

もしも今でも一人なら
 映画みたいな恋をして
  愛を育ててみたいねと
   笑ってみせる

それじゃ さよなら これっきりと
 冷たく受話器を置いたけど
  涙がしらずにあふれ出す
   どうかしてるね

もう一度 もう一度 生まれ変わって
 もう一度 もう一度 めぐり逢いたいね

もう一度 もう一度 生まれ変わって
 もう一度 もう一度 めぐり逢いたいね
  



コメント
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