上野の都美術館で開催されている再興92回:院展を観てきました。いつも仲良く同時開催していた二科展は今年から六本木に移り、ちょっぴりさびしいですね。「可愛い妹のニカテンちゃんが、六本木の金持ちじじいにさらわれちゃったの」とお姉さんのインテンさんが嘆いていましたよ。
ボクはムカシから日本画が好きで、この院展は、欠かさず・・でもないけれど、出来るだけ観に来るようにしていました。今回も油断をしていましたら、開催日があと1日しかないことに気づき、昨日、松坂登板のヤンキース戦があったのですが、涙を飲んですっぽかし、上野へ出掛けたのであります。
会場に入ると直ぐに、ボクの頭はほんわかモード。夢の世界へ。LB階展示室のはじめに、平山郁夫(同人)の大作「古代ローマ遺跡、エフェソストルコ」。すうっーと、2000年前の古代の風がボクの顔をかすめていく。石村雅幸(茨城)の「揺影」。1000年も生き続けた老木の幹が、ボクに親しげに話しかけてくる。梅原幸雄(同人)の釈迦十大弟子。十大弟子より両脇の美女の胸元に目移りがする(汗)。
1階展示室に豪華3点セットが並ぶ。下田義寛(同人)の「暁光」。白雪の富士山と暁光、そして青い山影、ボクの前に清らかな空気が漂ってくる。後藤純男(同人)の「初春遊行俯瞰図」。屏風仕立ての満開の桜。どこまでもどこまでも花花花、そして見え隠れする枝のうつくしさ、空は輝く金色。滝を描かせたら右に出るものはいない、今回は花びらの滝だ、とボクは思う。那波多目功一(同人)の「惜春」。牡丹の、生き生きした花と散り始めの花が5輪、地面に散らばっている花びら。諸行無常のひびきあり。
その他、倉島重友の「竹林風景」、伊藤みさと(無鑑査)の「樹ー初夏」、速見敬一郎の「夏休み」、戸塚の「憩いの森」などの作品が気に入りました。多くはほのぼのとした、植物を中心とした風景画です。亡き東山魁夷画伯の、森や草原の一本道みたいな絵がもともと大好きなのです。
2階展示室には初入選の方とかの、若手の作品が中心でした。いくつか、少し気に入ったものがありましたが、フアンになるにはちょっと”不安”でした(笑)。
満足して、美術館を出ました。そして、東京駅前の丸ビルに寄って、是非、見てみたかったモアイ像を仰ぎみ、沼津漁港の寿司屋さんで昼食をとり、丸ビル前で演奏していた横浜ロイヤルパークホテルオーケストラのジャズ演奏を聴いて帰りました。
ボクはムカシから日本画が好きで、この院展は、欠かさず・・でもないけれど、出来るだけ観に来るようにしていました。今回も油断をしていましたら、開催日があと1日しかないことに気づき、昨日、松坂登板のヤンキース戦があったのですが、涙を飲んですっぽかし、上野へ出掛けたのであります。
会場に入ると直ぐに、ボクの頭はほんわかモード。夢の世界へ。LB階展示室のはじめに、平山郁夫(同人)の大作「古代ローマ遺跡、エフェソストルコ」。すうっーと、2000年前の古代の風がボクの顔をかすめていく。石村雅幸(茨城)の「揺影」。1000年も生き続けた老木の幹が、ボクに親しげに話しかけてくる。梅原幸雄(同人)の釈迦十大弟子。十大弟子より両脇の美女の胸元に目移りがする(汗)。
1階展示室に豪華3点セットが並ぶ。下田義寛(同人)の「暁光」。白雪の富士山と暁光、そして青い山影、ボクの前に清らかな空気が漂ってくる。後藤純男(同人)の「初春遊行俯瞰図」。屏風仕立ての満開の桜。どこまでもどこまでも花花花、そして見え隠れする枝のうつくしさ、空は輝く金色。滝を描かせたら右に出るものはいない、今回は花びらの滝だ、とボクは思う。那波多目功一(同人)の「惜春」。牡丹の、生き生きした花と散り始めの花が5輪、地面に散らばっている花びら。諸行無常のひびきあり。
その他、倉島重友の「竹林風景」、伊藤みさと(無鑑査)の「樹ー初夏」、速見敬一郎の「夏休み」、戸塚の「憩いの森」などの作品が気に入りました。多くはほのぼのとした、植物を中心とした風景画です。亡き東山魁夷画伯の、森や草原の一本道みたいな絵がもともと大好きなのです。
2階展示室には初入選の方とかの、若手の作品が中心でした。いくつか、少し気に入ったものがありましたが、フアンになるにはちょっと”不安”でした(笑)。
満足して、美術館を出ました。そして、東京駅前の丸ビルに寄って、是非、見てみたかったモアイ像を仰ぎみ、沼津漁港の寿司屋さんで昼食をとり、丸ビル前で演奏していた横浜ロイヤルパークホテルオーケストラのジャズ演奏を聴いて帰りました。