気ままに

大船での気ままな生活日誌

ただいま 大海原とあそぶ

2010-08-01 15:25:54 | Weblog
10日間の”夏休み”を終え、ただいま、無事、船旅から帰ってきました。猛暑で、もがいておられた皆さま方には、こんなこというのは、気がひけるのですが、寄港した北海道、樺太の港町は、とても涼しく、それに、船中はもちろん、ウォーキングしたデッキでは海風で寒いほどでした。

寄港地は、小樽、利尻島&礼文島、サハリンのコルサコフ、網走そして函館の五か所の予定でした。強風で、楽しみにしていた利尻島&礼文島には上陸出来ませんでしたが、あとは、でした。もちろん船の中は快適、そして、部屋からもレストランからも、どこからも、大海原がみえて、海好きなぼくとしては、こたえられない日々でした。おいおい、旅日記をつづってゆきたいと思っていますが、まずは、今朝の横浜帰港の1日をご報告します。

窓の外が明るくなりはじめた、朝4時半に目が覚め、ベランダに出ると、空には、6日ほど前、オホーツク海で満月だったお月さまが、大分欠けてきてはいましたが、ばっちりと西の空高く、輝いていました。そして、東の空には、ほんのりと朝焼けの様子。でも霞がかかって、日の出は、あまり期待できそうもない感じでした。


それでも、ぼくは、ぐーすか女房を起こさないように、そっと、部屋を出て、プロムナードデッキの7Fに出て、日の出を待っていました。水平線上には帯状に雲がかかり、本来なら、日が出ていい頃なのに、なかなか現れてくれませんでした。そのうち、ちらりと雲間から真っ赤な太陽が一部、顔を出し、さらに、雲を抜けだし、まんまるのお日さまになりました。でも霞が強い光をさえぎり、とても、やさしい光を投げかけてくれました。よくみると、お日さまの回りに大輪がみえるではありませんか。そして、海はうすいピンク色に染まっていました。

まるで、モネの”日の出/印象”のようだなと思いました。まだ5時頃でしたので、甲板にはぼくと、あと一人くらいしか、この素晴らしい景色をみていませんでした。




うっとりして、東の空ばかりみていましたが、ふと、振り向くと、西の空のお月さまは、すっかり”白い月”になっていました。


。。。

そして、飛鳥Ⅱは、ベイブリッジをくぐって、母港、横浜大桟橋に帰ってきたのでした。




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