気ままに

大船での気ままな生活日誌

小樽の祭り

2010-08-02 16:36:59 | Weblog

出航してから3日目、7月25日の朝、最初の寄港地、小樽に到着した。小樽の街は”潮まつり”が港の前で開かれていて、我々を歓迎してくれた。市長さん、ミス小樽のお嬢さんたちによる歓迎式典も行われ、我々はプロムナードデッキでその様子をみていた。




いくつかのツアーが組まれていたが、われわれは自由に市内を散策することにした。小樽は3度ほど来ているし、だいたい様子もわかっているので、有名な、倉庫の建ち並ぶ運河周辺や寿司屋通りや北硝子辺りを歩くことにした。そして、これまで踏み入れなかった街角にも足を伸ばした。

そして祭り好きなぼくには、うれしい出来事があった。それは、港の前の会場で繰り広げられていた小樽太鼓もよかったけれど、ひと回りして、小樽港に帰ってくる頃、お神輿の連隊に遭遇したことだった。ぼくは狂喜し(汗)、30分近く、お神輿をみていた。ワイフはあきれて、その間、運河の日陰のベンチで休んでいた。とにかく、威勢がいい。それに何より気に入ったのは、大揺れの神輿の上に人が、それも、一基には女性が乗っていたのだ。感動してしまった。神輿渡御はこれでなくてはいけない。

やっぱり地方には、まともな心が残っている。浅草の三社祭は、これくらいののことで、一昨年、永年続いた浅草神社の三基の神輿を出さず、中止してしまったのだ。まともな神経ではない。神様だって、年に一度の祭りのときくらい、はめをはずして人と一緒に騒ぎたいのだ。全く、最近の日本人は、上から下まで、了見が狭く、屁理屈ばかりこねる、ちまちました人間ばかりになってしまった。あれ余計なことまで言ってしまった(汗)。

とにかく、お神輿との出会い、それと美女との出会い(汗)等で、この小樽の一日は、思い出に残るものとなった。
。。。

運河と倉庫


手宮線跡地 明治13年、貨物線として開業、昭和60年廃線。跡地で催しものが開かれていた。ワイフが小樽雪あかりの路に来たとき、ここでもやっていたと言っていた。

小樽のメイン商店街。はじめて来た。あの榎本武揚が小樽市民に慕われている。函館戦争で土方歳三らと共に闘い、敗れ、のちに赦免され、新政府に採用された。北海道の開発に力をつくし、とくに小樽の発展に寄与したそうだ。榎本武揚の垂れ幕が商店街の真ん中にさがっていた。

神輿渡御





うれしい出会いがあった。歓迎式典に出席されていたミス小樽のお嬢さん。写真を撮らせてもらった。

♪逢いたい気持ちがままならぬ 北国の街はつめたく遠い 粉雪まいちる小樽の駅に ああ一人残して来たけれど 忘れはしない愛する人よ♪ 懐かしい歌謡曲”小樽の人よ”を思い出した。

石原裕次郎記念館には今回は行かなかった。裕ちゃんは父親の勤務地の関係で、”小樽の人”(小学校)だったこともある。そのあと、”逗子の人”になった。

♪赤いハンカチ♪はどこにもなかったけれど、”虹色のハンカチ”が道に落ちているのを、小樽の街角でみつけた。
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船旅 出発の日

2010-08-02 11:35:04 | Weblog
10日間も船旅をすると、食べ放題、飲み放題(アルコール類は別料金だけど)、加えて、運動不足と、体重増加の三条件がそろっている。やっぱり恐れていることが起こった。せっかく、68キロを切るところまで、戻したのに、今朝、測ったら、69・3キロと、また元の黙阿弥になってしまった(涙)。ワイフも同様で、はっきりは言わないが2キロぐらい増加したらしい。今日から昼飯抜きだと言っていた。ぼくは、昼食はいつものように麺類に戻し、朝夕の散歩で、1日2万歩を目標にしよう。お酒は減らすわけにはいかない(汗)。”苦あれば楽あり”の逆になってしまった。

7月25日に横浜を出発した。とても暑い日だった。3時半ころ、船室に入り、スーツケースから衣類等を取り出し、整理しているうちに、すぐ出航のアナウンスがあり、みな、プロムナードデッキに出た。ここで、大桟橋に見送りに来ている人にテープを投げ、一時のお別れをして、軽音楽を聴きながら、シャンパンを飲みながら、出航パーティーが開かれた。有名人探しに特異的才能をもつ(笑)ワイフが早速、有名人をみつけた。元NHKのモスクワ特派員等を務められた小林和夫さんだ。今回、ロシア(サハリン)にも寄港することもあり、彼のロシアに関する講演会が企画されているのだ。とても面白い講演だった。それは、また、別の機会に紹介したい。ドラの音を高く響かせ、飛鳥Ⅱは出航した。ベイブリッジをくぐると、どんどん、横浜の街は遠くになって行った。

出航風景

大桟橋を離れる

みなとみらい夕景

ベイブリッジをくぐる

。。。

夕食をいただくメインダイニング。乗客が多いので、2回に分けて食事をする(5時半からと7時45分から)。ドレスコードがフォーマルのときが2回あり、女性のおしゃれが目の保養になった。和装の女性が一番良かった(汗)。ワイフは簡単な黒っぽいドレスで、普段着みたいで、一番質素だった(大汗)。ついでながら、他にも食堂や喫茶部がいくつもあり、あたし、今日7食べたわ、といばっているご婦人がおられた。体型をみてなるほどと思った(爆)。

食後は、ショーも観られる。これは撮影可能なキャプテン招待パーティー。毎日のように、飛鳥専属のダンサーや歌手のショーがある。お客は年配者が多いが、ショーは華やかで、ビキニスタイルに近い格好での踊りもあり、存分楽しめた(汗)。パリのムーランルージュやリドのショーのようだった。

ギャンブルもできる。野球賭博したかったが、残念ながらなかった(汗)。勝っても景品だけなので、あまりしなかった(汗)。

ライブラリーもあり、勉強もできる。船上なので新聞はない。寄港するときだけ入る。ただ、船内の簡易なニュースぺーパーは、毎日入る。だから稀勢の里が負け越したのも知っている(涙)。ついでながら、テレビはBSだけ。大リーグ中継はOK。ゲゲゲの女房も何度か観た。

ぼくの一番のお気に入りは、最上階のビスタラウンジ。とくに船首部分。紅茶を飲みながら、大海原をながめ、本でも読んでいると、最高。うっかり写真は撮っていなかった。それと、グランドスパ(大浴場)が良かった。とくに昼入ると、大海原が眼下にみえ、毎日、江の島スパに入っているようで、気分が良かった。これも写真が撮れなかった(当然どす)。エステもあるので、女性はよく利用しているようだった。ワイフは人に身体を触られるのが嫌いな質で、一度も行かなかった(汗)。ぼくも触らなかった(大汗)。その代わり、人魚に触らせてもらった(爆)。









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