いつも和食系が多いので、たまにはバランスをとるために洋食系にした。美術館のことである(笑)。上野の国立西洋美術館で開催中の”ナポリ・宮廷と美/カポディモンテ美術館展”を観て来た。ナポリをみてから死ね、といわれているので、死ぬ前にと、二度ほど訪ねている。そのとき、ナポリの考古学博物館には二度とも行ったが、丘の上のカポディモンテ美術館いは行かなかった。こんな美女がたくさんいるなら、行っておけば良かったと後悔している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/48/96316cd8076798440d8f68255311b43f.jpg)
ちらし絵に採用された、”貴婦人の肖像”が一番の美女である。貴婦人という名で出ているが、モデルは高級娼婦という説もあるそうだ。どちらでもいいことだが、じっとみつめられると、こちらがうろたえてしまいそうな目だった。パルマ出身のパルミジャニーノの作で、同美術館の至宝だそうだ。パルマといえば中田英寿がいたところだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/6d/0a516bf52314e40c11736701912c8175.jpg)
そして、マグダラのマリア(ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作)。よく知られているように、娼婦だったが、後にイエスに出会い悔悛した。画題によく取り上げられ、この展覧会でも、”悔悛するマグダラのマリア”等、合わせて三つほどあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e2/97b74961a7128153b8bf4fdad61583f5.jpg)
その他、”歌手”(ベルナルド・カヴァッリーノ作)や”聖アガタ”(フランチェスコ・グアリーノ)、など美女が目白押しだ。美しい聖アガタは、高官からの求婚を断り、乳を切られたという。だから乳をみせないのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/40/956b4fb01bde643ede28e0b56dd8995b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/8c/bd339ee53fc83ad09f3d8a7d0b895bc1.jpg)
一方、残酷な絵もある。男の首を切る瞬間の絵だ。”ユディトとホロフェルネス”(アルテミジア・ジェンティレスキ作)。作者自身が先輩画家から暴行を受けたことが頭にあり、そのうらみがこもっているのではないかと、いう意味の音声ガイドがあった。おお恐わっ。でもこういう絵を家に飾る人はいないだろうな、と思った。芸術的には価値のある絵なのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/75/e421953bf65e29f6b1a1259756c49940.jpg)
上記三つの絵は第3章;”ナポリのバロック絵画”の展示室にあるもので、ローマで殺人を犯したカラヴァッジョが逃走中、ナポリに滞在し、劇的な明暗と生々しい自然主義をこの地に伝えたということだ。その系譜の画家たちの作品である。だから残酷な絵が多いのだろう(笑)。
はじめに紹介した”貴婦人の肖像”、”マグダラのマリア”は、第1章;”イタリアのルネッサンス・バロック美術”の中にある。そして、この”アタランテとヒッポメネス”(グイド・レーニ作)もこの展示室にある。美女のアタランテは、求婚者が多く、徒競走で私に勝った者と結婚するわ、その代わり、負けたら首をもらう、と言う。とても足の速い娘だったのでなかなか挑戦者が現れない。ヒッポメネスは作略で、三つの黄金のりんごを懐に忍ばせ、競争の途中で、それを転がし、彼女が目を奪われた瞬間、抜き去り、結婚したというギリシャ神話の一シーンである。たしかに彼女、黄金のリンゴを拾っている。やっぱり金がないと美女は得られないのか(爆)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/01/b2ecffe9727feb30310bdd0389bc0c1e.jpg)
たまには洋食系もいいものだ。とくにこの時代のものは、おいしそうな美女が多くお皿にのっていて、食欲をそそる(汗)。でも午後は和食系で、三井で仏像さんを観てきた。これも日本酒に合いそうな、おいしい和風料理だった。こんなこというと、バチがあたるかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/48/96316cd8076798440d8f68255311b43f.jpg)
ちらし絵に採用された、”貴婦人の肖像”が一番の美女である。貴婦人という名で出ているが、モデルは高級娼婦という説もあるそうだ。どちらでもいいことだが、じっとみつめられると、こちらがうろたえてしまいそうな目だった。パルマ出身のパルミジャニーノの作で、同美術館の至宝だそうだ。パルマといえば中田英寿がいたところだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/6d/0a516bf52314e40c11736701912c8175.jpg)
そして、マグダラのマリア(ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作)。よく知られているように、娼婦だったが、後にイエスに出会い悔悛した。画題によく取り上げられ、この展覧会でも、”悔悛するマグダラのマリア”等、合わせて三つほどあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e2/97b74961a7128153b8bf4fdad61583f5.jpg)
その他、”歌手”(ベルナルド・カヴァッリーノ作)や”聖アガタ”(フランチェスコ・グアリーノ)、など美女が目白押しだ。美しい聖アガタは、高官からの求婚を断り、乳を切られたという。だから乳をみせないのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/40/956b4fb01bde643ede28e0b56dd8995b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/8c/bd339ee53fc83ad09f3d8a7d0b895bc1.jpg)
一方、残酷な絵もある。男の首を切る瞬間の絵だ。”ユディトとホロフェルネス”(アルテミジア・ジェンティレスキ作)。作者自身が先輩画家から暴行を受けたことが頭にあり、そのうらみがこもっているのではないかと、いう意味の音声ガイドがあった。おお恐わっ。でもこういう絵を家に飾る人はいないだろうな、と思った。芸術的には価値のある絵なのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/75/e421953bf65e29f6b1a1259756c49940.jpg)
上記三つの絵は第3章;”ナポリのバロック絵画”の展示室にあるもので、ローマで殺人を犯したカラヴァッジョが逃走中、ナポリに滞在し、劇的な明暗と生々しい自然主義をこの地に伝えたということだ。その系譜の画家たちの作品である。だから残酷な絵が多いのだろう(笑)。
はじめに紹介した”貴婦人の肖像”、”マグダラのマリア”は、第1章;”イタリアのルネッサンス・バロック美術”の中にある。そして、この”アタランテとヒッポメネス”(グイド・レーニ作)もこの展示室にある。美女のアタランテは、求婚者が多く、徒競走で私に勝った者と結婚するわ、その代わり、負けたら首をもらう、と言う。とても足の速い娘だったのでなかなか挑戦者が現れない。ヒッポメネスは作略で、三つの黄金のりんごを懐に忍ばせ、競争の途中で、それを転がし、彼女が目を奪われた瞬間、抜き去り、結婚したというギリシャ神話の一シーンである。たしかに彼女、黄金のリンゴを拾っている。やっぱり金がないと美女は得られないのか(爆)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/01/b2ecffe9727feb30310bdd0389bc0c1e.jpg)
たまには洋食系もいいものだ。とくにこの時代のものは、おいしそうな美女が多くお皿にのっていて、食欲をそそる(汗)。でも午後は和食系で、三井で仏像さんを観てきた。これも日本酒に合いそうな、おいしい和風料理だった。こんなこというと、バチがあたるかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)