あけましておめでとうございます。
鎌倉地方は初日の出もみられ、初富士も拝め、平成23年、上々の滑り出しです。
6時半頃、マンションのベランダに出て、空を見上げると、まだお日さまは出てなかった。そのかわり、爪のように細くなった白い月が南東の空に顔を出していた。1月4月が新月というから、お月さまの正月は3日後となる。そして、目を北東に向けると、飛行機雲とは違う、まるで龍が天に昇っていく様な茜色の雲を目撃した。昇龍雲と命名した(笑)。それにしても縁起のいい雲だ。今年は何かいいことあるかな。でも健康でさえあれば、あとは何もいりませんよ。そして30分も待つと、山の端の一部が急に輝きだした。そして、お日さまのお出ましだ。あっという間に、山を抜けだし、さらに上へと昇ってゆく。夕陽のときもそうだけど、ものすごい速さで地球が自転していることを実感できるときだ。一日が、そして一年が、あっという間に去りゆくはずだ、と実感できる。
散歩にでかける。初・朝散歩だ。きょうみるものは、全部、初〇〇と思うと、いつもの散歩と気分が違う。ふと空き地の雑草をみると、こごえているようだ。触ってみると凍っていた。初霜だった。きっと、誰もいないフラワーセンターのシモバシラは綿のような霜の花をいっぱいつけていることだろう。休みでなければ、飛んでいくところだが。ブログを調べたら、去年は1月15日に観ている。9日は霜が降りていたのに駄目だったとある。
大長寺に着く。初参りをする。いつもないお賽銭箱が外に出ていた。毎度、散歩でお世話になっているので、奮発した。梵鐘が疲れたように、じっとしていた。そうか、除夜の鐘だったんだね、どうもお疲れさまでした。その横の白梅が、知らぬ間にたくさん花をつけていた。一昨年までは、いつも母のいた実家で正月を迎えていたが、初詣の神社近くの白梅も、早々と咲いていることが多かったっけ。去年は喪中で正月はしなかった。
また、帰宅コースをとり、近くの神社に寄る。長い石段を昇る。両脇の提灯がまだ点いていた。ぼくは、自慢じゃないが、深夜に神社に初参りしたことは一度もない。紅白歌合戦を観て、ゆく年くる年をみて新年を迎えるのが定番だ。もう一度、ワイフと来る予定だが、神社に”初詣”した。若いカップルが一組いただけだった。この辺りでは、ここから観る、富士山が一番だ。大長寺の裏山からもよかったが、木の枝が邪魔するようになってきて、富士山ビューポイント、1位の座を奪われてしまった。今年の紅白も大とりはSMAPだった。五木ひろしとか北島三郎の時代は過ぎていったのだ。ぼくは、”また君に恋してる”で久々ヒットを飛ばした、坂本冬美に大トリをとらせたかった。小林幸子の鶴の衣装にはびっくりした。それにしても、衣装対決で競っていた美川憲一をどうして落としたんだろう。出演してたら亀の衣装だっただろう。
話が飛んでしまったが、初富士は見事だった。大晦日の朝夕、そして元旦にも、素晴らしい富士山をみることができ、こんなにうれしいことはない。初夢はなんだったけ?と思い出せないほどよく寝た。2日にみる夢が初夢という説があるが、ぼくは元旦にみる夢が初夢だと固く信じている。いつでも夢をみてるので、元旦くらいは、みない方がいいです。
朝散歩から帰ると、ワイフがお正月の御膳(といっても、おせち料理セットだけど)を用意してくれていた。朝酒はお正月しかできないので、たっぷり頂きました(汗)。
それでは、以上、”ブログ始め”とさせていただきます。今年もどうぞよろしくお願いします。
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初づくし関係
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