今朝、マンションの中庭に霜柱がたっていたので、フラワーセンターのシモバシラ(別名ゆきよせ草)も、りっぱな雪の花を咲かせてるのではないかと、朝のブログのお仕事(笑)をさっさと済ませた。歩いて25分ほどかかり、到着したのは10時頃だった。まだ、この頃までは大丈夫なはずだと、門を入り、ツカツカと忍者のような早足で、シモバシラの前まで来た。
がくっ、がく、がく、やもとがくだった。何もついてない、霜バシラのかけらもないではないか。1月5日にみたとおりの、雪女ではなくユキダオレの女だった。そのまま帰ろうとしたら、門前にたくさんの人が集まっている。そうだ、今日は今年最初の日曜日、園長先生案内の”花さんぽ”の日だったのだ。ここしばらく、参加していなかったので、ちょうどいいと思い、仲間に加わった。
先生が、最初におっしゃったことは、やっぱりシモバシラのことだった。残念ながら、8時頃まではシモバシラがついていたのですが、9時頃に消えてしまいました、とのこと。やっぱり、ぼくの予想は当たっていたのだ。でも、今日は天気が良すぎて、早々と雪女が消えて去ってしまったということだった。その代わりにと、立派なシモバシラの写真をみせてくれた。ぼくの去年、みたのも、すばらしかった。それは、開園直後(9時)から10時半頃まで残っていた。
その代わり、楽しい花さんぽに加わることができた。三色すみれが寒さに強いのは凍らないように、糖分を体内にため込んでいること、日本水仙は、副花冠が白い、ふさざき水仙の変種で、香りが良い(逆にふさざき水仙は臭い)こと、エリカ属は、なんと630種もあること、一方、なんてんは1属1種しかないなど、いろいろ勉強した。
せんりょう(千両)、まんりょう(万両)、からたちばな(百両)、やぶこうじ(十両)と、そろって赤い(黄色いのもある)実をつけていた。一両というのもあるそうだが、ここにはないとのこと。鎌倉の”竹の寺”の竹林入り口にも、これらが勢揃いしている。
お正月ということで、門松の由来の話も聞いたが、忘れてしまった。ただ、最後に紹介された、一休さんの歌は覚えている。
”門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし” たしかに。
。。。。。
シモバシラは今日はだめだったけど、寒くても咲いている花々。
万両、千両、百両、十両
こちらは寒さに弱い、熱帯性睡蓮。温室でぬくぬくと。