あわや”ドーハの悲劇”の再来というとこだった。同点で始まった後半戦、吉田麻也が2枚目のイエローカードで退場、その直後、カタールのフリーキックで勝ち越しを許す。25分に香川が二点目のゴールを決め、同点。しかし、10名で闘わなければならない。延長戦になれば、明らかに不利になる。そして最終盤、もう時間がない。あああああ、と思った瞬間、44分、伊野波雅彦が値千万億兆金のゴーーーーーーーーーーール。
よし、これで延長戦、ひと安心と、心の中で宴会を開いていたカタール陣営の本陣に突如、飛び込んできた伊野波雅彦。まるで桶狭間の戦いの信長のようだった。
これは運命的なものであった。名前に昨日(0時を越えていたから今日か)の劇的勝利が予言されていたのだ。 その謎を解いてみた。
伊野波雅彦 INOHAMASAHIKO これを逆さ読みしてみる。”おきはさまほに”。この文字の中の”き”は彼の出身地、宮崎弁のなまりで(もしかした鹿島アントラーズのなまりかもしれない)、本当は”け”なのだ。すると、なななななんと、”桶狭間、ほんに(本当に)”。生まれた時から、この日の出来事が仕組まれていたのだ。ただ決勝戦では本能寺になると困りますので、出場させないでください。
さあ、次は準決勝。できれば韓国とやりたいね。ぼくは京都のホテルで観ます。こんどは、安心してみせておくれやす。