気ままに

大船での気ままな生活日誌

序盤好調 ああ稀勢の里♪

2011-01-13 20:58:00 | Weblog

稀勢の里、今日も難敵、安美錦を破り、序盤4勝1敗と、まずまずの成績だ。栃煌山、鶴竜の両小結に勝利したのは大きい。あとは、下位力士には取りこぼしせず、できれば、白鵬に連勝し、大関陣と関脇・琴奨菊に1敗だけして、13勝2敗で終わってもらえれば、バンバンジーザイだ。日馬富士、魁皇は好調のようなので、どちらかに白鵬を破ってもらい、同星で、白鵬と稀勢の優勝決定戦。そして、ぼくの予想した通り、稀勢の初優勝。一気に来場所は大関昇進がかかる場所に。・・・・・ちょっと甘いスブタ予想かな?

昨日は稀勢の地元、牛久市から大応援団がきていた。東京場所では、必ずやってくる。ぼくも偶然、その日に国技館で出会ったことがある。もちろん一緒に応援した。

地元で、白鵬の連勝ストップ大金星を記念して”ああ稀勢の里”という歌がつくられたと聞いた。歌詞はわからないが、ぼくも、同様な応援歌”ああ稀勢の里”をつくりましたので、ここに、ご紹介します。・・・・・ちょっと、ワンタンのように浮かれすぎかな。

。。。。。

元歌は井沢八郎の”ああ上野駅”です。(作詞;関口義明、作曲;荒井英一)
修正わずかな、替え歌です。すいません

ああ稀勢の里 (作詞おいら)

どこかに故郷鬢付けの香りをのせて
入る列車のなつかしさ (総武線)
上野両国はおいらの心の駅だ
くじけちゃならない人生が
あの日ここからはじまった(大金星の日)

ホームの時計をみつめていたら
母の笑顔になってきた
上野両国はおいらの心の駅だ
お店稽古の仕事はつらいけど
胸にゃでっかい夢がある(横綱の)

 

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歴史を描く 山種美術館

2011-01-13 10:58:19 | Weblog

昨日、山種美術館で”歴史を描く”展をみて、帰ったら、朝日新聞夕刊の”美術の履歴書(187)に、ちらし絵の小堀鞆音の”那須宗隆射扇図”が取り上げられていてびっくりした。平家物語の名場面のひとつだから、ぼくもその絵の前では立ち止まって、しげしげみた。でも記事を読んで、美術に詳しい人はこんなところまでみるのかと、また感心してしまった。(うしろにその絵の写真を載せているが)たしかに海上の船団はかすんでいるのに、奥の山はくっきり描かれている。明治のはじめのことだから、西洋画とやまと絵の手法が混在しているというのだ。小堀鞆音が安田靫彦のお師匠さんであることも知った。

安田靫彦、小林古径、前田青邨、上村松園らの作品が、1)神話と文学の世界、2)平家物語と武者絵の世界、3)歴史を彩った人々、4)松園が描く江戸のよそおい、の四つのテーマに分けられて展示されている。ぼくには前述のような、むづかしいことは分からないが、歴史がわりと好きな方だから、面白くみさせてもらった。

西行法師も描かれていて、古径の西行は、頼朝からもらった銀猫を子供に与えてしまうシーンでわりとふっくらした顔だった。となりの、羽石光志の西行は、桜の前で、ほっそりした顔だったが、こちらの方が実物に近いのではないかと、思った(笑)。芭蕉翁は靫彦が描いていた。実際はもっとみすぼらしい格好をしていたのではないかと思った。平家物語では、森村宣稲の宇治川の先陣争いの場面、両武将の真剣な表情や、名馬の眼つきも面白かった。青邨の三浦大介の肖像も印象に残った。青邨は、信長が斎藤道三に会いに行く時の、”うつけの”信長の”異装行列”があったが、テレビなどでは、裸同然の姿に描かれることが多いが、ここではちゃんと衣装をつけていた(笑)。

大河ドラマ”お江”が始まったが、お江はいなかったが、お姉さんの茶々(淀殿)は、ここで二度出演している。北沢映月(ねねと茶々)と服部有垣の”淀殿”だ。三姉妹の絵がみたかった(笑)。お市の方もいなかった。鈴木保奈美のお市、なかなかいいですね。

伊東深水のもひとつだけあった。京都島原の芸妓、”吉野太夫”。片岡珠子は、浮世絵師を神様のように思っていたそうで、”鳥文斎栄之”を少しデフォルメチックに描いている。松岡映丘は、淡い色彩で、今昔物語の”山科の宿 雨やどり”の場面。六年振りに会う女が連れている娘は自分の子であった。森屋多々志の”慶長使節支倉常長”は、犬を連れた常長が神殿から、ローマの町を見下ろすシーン。

橋本雅邦の”日本武尊像”がトップバッター。そして、〆は第二会場の松園さん。江戸時代の装いをした娘さんばかりを集めている。以前、ここで松園展を観ているから、”牡丹雪”、”庭の雪”など、みな知っているものばかり。

肩のこらない、楽しい展覧会であった。

。。。。。

那須宗隆射扇図

日本武尊像、吉野太夫、鳥文斎栄之、異装行列の信長、慶長使節支倉常長。(拡大可能)

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