気ままに

大船での気ままな生活日誌

初日の出と初富士 初月の入りも

2013-01-01 16:49:07 | Weblog


初日の出は長谷寺でみようと勇んで、暗いうちに出掛けた。鎌倉駅から江ノ電に乗り換えようとしたら、こんなお知らせの貼り紙が。”午前5時頃、極楽寺駅で土砂崩れがあり、現在、鎌倉・稲村ケ崎間は運転を見合わせています”と。がーん。新年早々、初トラブル発生。しかし、気を取り直して、そうだ歩けばいい、と長谷寺に向かう。

30分も歩かない内にお寺に着く。主な交通手段が途絶えたせいか、境内は空いている。石段を登り、由比ヶ浜を望む展望台に。初日の出はどうか。まだ昇ってきてはいなかったが、東の空には雲がかかっていた。がーん。皆、ちょっと残念そう。そのうち、山の端が明るくなって、雲の向こうにお日さまの影が。そして、10分もして、歓声があがった。雲間からちらりと姿を現したのだ。完璧とはいえないが、まずはグー。

初日の出 長谷寺にて


久米正雄像と初日の出


観音さまと初日の出


半満足して(笑)、お寺を降り、向かうは由比ヶ浜。ここでも初日の出を拝む。初ウインドサーファーも。




さらに、稲村ケ崎に向けて歩く。もちろん、狙いは初富士。西の空が晴れていたから、岬の向こうでは見えるはず。期待に胸はずませて、足が早まる。新田義貞の頃は稲村ケ崎は海を廻るしか道はなかったが、その後、切り通しができ、現在、そこを国道134号が走っている。その切り通しに入ると突然、目の前に大きな大きな富士山が現れた。それも完璧な富士が。初富士だ!!!。稲村ケ崎の公園からゆっくりと見物。素晴らしい、正月元旦の富士。わが生涯最高の元旦富士といっていい。断言する。 

初日の出はもうひとつだったけれど、初富士は最高。最高の正月を迎えることができた。ワイフに早速、電話。どうも起きたばかりのような声だった。

稲村が崎からの富士。左に江の島。


北斎みたいな(笑)、浪と富士。


初泳ぎ


そして、お月さまが富士山に沈もうとしている。初月の入り(笑)。


さらに、江の島に向かって歩く。西田幾多郎の歌碑を通り過ぎ、鎌倉高校前を過ぎて、モノレールの江の島駅まで。随分、歩いた。そのあと、家でふたりでおせち料理をつまみながら、お酒とお雑煮を。午後、近所の神社に初詣りをして、お正月の元旦が過ぎていった。素晴らしい元旦だった。

歩数計をみたら、22222歩であった。なんと、うれしい数字だこと。にににににと初笑いも。




コメント
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