気ままに

大船での気ままな生活日誌

国芳の描いた赤穂義士

2013-01-06 09:39:01 | Weblog
暮れに、勘三郎の大石内蔵助を観てほろりとし、年が明けたら、国芳の描いた赤穂浪士ににこりとした。えっ、新年に何故忠臣蔵?と尋ねる人あらば、この”浮世絵の中の忠臣蔵展”は12月11日から始まっているからいいの!、それにセットで”笑う門には福来たる展”があり、正月でもOKなんじゃと答えるべし。

そういえば、討ち入りのあった吉良邸は、えど博のすぐ近くだし、忠臣蔵関係の展覧会を開催するには、もともとぴったっりなんじゃ。尾張徳川の至宝展を観たあと、この企画展を楽しんだ。すばらしい展覧会で、ずいぶん得をした気になった。だって、国芳の”誠忠義士伝”が、一点のお欠もなく、一揃い、50点が展示されているのだから。壮観でありんす。えっ?47士でなく何故50士と尋ねる人あらば、途中で脱落した早野勘平らも入れているからなんじゃもんじゃと答えるべし。

浮世絵鑑賞については、2012年、国芳でおわり(年末には、浜美の”はじまりは国芳展”で〆た)、2013年は国芳ではじまったことになる。国芳を祖とする清方、深水、巴水らのフアンとしては、おめでたい滑り出しとなったのじゃ。では、絵をおみせしよう。ノーフラッシュ、カメラOKという展覧会はいいのう。これからの全展覧会OKにしてほしいんじゃ。さすれば、宣伝にもなるんじゃ。

はじまりは国芳







内蔵助

主税


それから国芳の弟子筋の作品。浜美と同じ構成になってきた。

月岡芳年。血みどろ絵(汗)


河鍋暁斎。安兵衛


歌川芳虎 忠臣義士銘々伝


おわりも国芳 本懐を遂げ、円覚寺で焼香。




今日の富士山のように晴れ晴れとした気持ちじゃったろう。赤穂の義士たちよ


水仙も咲きはじめました。


今日はこれからシャルダン展へ。最終日、本懐を遂げねば。
コメント
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