気ままに

大船での気ままな生活日誌

初場所中日 稀勢の里6勝目

2013-01-20 22:53:20 | Weblog
大相撲初場所も、早くも中日。稀勢の里、4日目に2敗もして心配していたが、ぼくが円空さんにお願いして以来、4連勝。6勝2敗と、まずまずの成績で前半戦を終えた。

後半戦は、横綱、大関戦が控えるが、勝機が十分にある両横綱を倒せば、まだまだ優勝の可能性はある。さすれば、残りを全勝でいける!もう一度、(円空仏を)さすれば、ぼくの予想通り、13勝2敗で初優勝だ! きっと、二所一門が出身母体である大鵬関も天国から応援してくださるゾナもし。さすれば、もう無敵じゃ。今場所だけではなく、来場所も全勝をつづけ、一気に横綱昇進ダ!!!

さすれば、今年は、”巨人、稀勢の里、玉丼”が流行語大賞になるゾなもし。

初場所8日目 稀勢の里、松鳳山を寄り切り、6勝目。


円空仏 撫で仏の脇の下をさすれば、脇の甘さを直してもらえるだろう。


お月さまも中日を迎えていた。


大寒の日だったが、逗子の海は暖かだった。






太陽の季節ここに始まる 稀勢の里の季節ここに(初場所)始まる、にせねば







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円空展

2013-01-20 09:38:27 | Weblog
トーハクで、新春の特別展、”飛騨の円空/千光寺とその周辺の足跡”がいよいよ始まった。雪の翌々日、出掛けてきた。まず、お出迎えしてくれた円空仏は、賓頭盧(びんずる)尊者坐像。ちょっと首をかしげた微笑仏。てかてか光っている部分もあり、皆に慕われた”撫で仏”だったようだ。円空さん自身をモデルにしたとも伝えられているから、ご本人直々のお出迎えである。


まず、円空さんが自己紹介してくれる。わしはナ、美濃で生まれ、僧侶になって間もなく、北海道に渡ったんじゃ。そこで円空仏を彫りはじめ、その後、飛騨に戻り、周辺の山々で修業を重ね、63年の生涯で、約12万体もつくったんよ。でも、現存するのは、五千体ほどじゃがナ。その代表作をトーハクに連れて来たんじゃ。わしの仏像を通じて、あんたたちに生きる力を吹き込もうぞ。しかめっつらして観るのではなく、ゆっくりと、森の中を歩くように、みておくれナ。

ここで一番、印象に残る作品はどれかと問われれば、展示室中央におわします、2メートルの立木仁王(金剛力士)像(吽形)だろうか。立木によじ登って、ノミをふるったそうだが、今でも立木のよう。体の部分はほとんど、手を加えず、へその辺りは空洞になっている。ふふふ、腹のうちをいつも見せているということかな。顔は少し、丁寧に彫って仁王さまに。仁王立ちにした。素直に手を合わせたくなる。関係ないことだけど、八幡さまの倒木・大いちょうも、こういう木像に仕立てれば良かったのにと思う。


三十三観音立像がずらりと並んでいる。昭和30年代まで里人が病気になると、千光寺から無断で借りて、枕元に置いていたそうだ(笑)。円空仏は比較的精巧なものとそうでないものがあるが。こちらは簡略タイプであろ。50センチ程度の木を並べて、一気に彫っていった感じ。1日で彫ってしまったのではないか。


秘仏歓喜天立像が特別開帳されている。お寺でも7年に一度しか開帳しないとのこと。雌雄の象頭人身が抱き合う姿、インド密教伝来の仏さま。でも円空さんの歓喜天はエロチックさは感じない。”秘すれば花”にしておいた方が良かったかも(笑)。千手観音さまも見事だった。さすがに、お手は一本、一本別に作り、くっつけたようだ。よくみると小さなお地蔵さまも足元にいらっしゃる。

宇賀神像。なんじゃこれという形をしている。もしかして、なんて思ったものとはぜんぜん違った(笑)。古事記にも出てくる神様で、身体はとぐろを巻く蛇、そして頭は老人。穀霊神・福神として信仰されていた。神様といえば、女神さまがひとりもなかったような気がする。いつか三井記念館で拝観した、建部大社の女神坐像みたいな素朴な円空女神をみてみたかった。


そうそう、狛犬もいた。何故か、柿野人麻呂も。そして精巧な両面宿儺像。ちらしの写真をみていると、あれもこれも、一言、書いてみたいが、きりがないのでこの辺で止めにしよう。


日本ではむかしから、巨木はそのままで神様だ。だから、こうして幹の木目や節などをあらわにしてつくられた木像の、神さまや仏さまにはぼくらは素直に頭を下げてしまうのだ。展示場いっぱいに林立する円空仏に囲まれて、とても豊かな時間をすごさせてもらった。

(以上の写真は千光寺/円空仏写真集より)図録は重そうなので、こちらを買いました。















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