気ままに

大船での気ままな生活日誌

東慶寺の初冬 しっとり紅葉 ほっこり蝋梅 ちょっぴり文学

2021-12-17 10:19:00 | Weblog

おはようございます。

初冬の東慶寺を訪ねた。ここの紅葉はいつも少し遅めなのでまだ楽しめる。そして、華やかな紅葉は少なく、淡い、しっとりとした紅葉が主体だ。墓地を囲う紅葉としては似合っている。

しっとり紅葉

高台にある用堂尼と覚山尼のお墓の前に立つイチョウ。

やぐらのお墓。イチョウの絨毯はもう色あせている。

ちょっぴり文学

小林秀雄のお墓周辺の紅葉

田村俊子のお墓周辺のもみじ

いつも苔緑がきれいな田村俊子の墓。最近、お亡くなりになった瀬戸内寂聴(晴美)は田村俊子の評伝を書いている。これで、第1回田村俊子賞も受賞し、小説家として弾みをつけた。

鐘楼前に田村俊子の記念碑がある。毎年、記念碑の前で田村俊子賞の受賞式が行われたそうだ。17回で終了したとのこと。碑文は、「女作者はいつも、おしろいをつけている。この女の書くものはたいがい、おしろいの中からうまれてくるのであろう」。波乱の人生を送った作家、田村俊子の「女作者」の中の一節である。

田村俊子のお墓の斜め前に真杉静江のお墓がある。ここも苔がきれい。林真理子が評伝(女文士)を書いている。ぼくも読んだが、真杉静江が武者小路実篤の愛人だったことを知り、びっくりしたものだ。

高台の高見順のお墓のある辺り。

ほっこり蝋梅

蠟梅がもう咲き始めていた。これはくるい咲きではなく、早め咲き。ほっこり。

こんなにも咲いている。今シーズン初見!明月院も咲き始めているだろう。

素心蝋梅も。

こちらの方がぼくは好き。

十月桜と紅葉

ぼけはいつもボケているような気がする。ぼくもいつもボケているが(笑)。

椿と紅葉

〆は鮮やかな紅葉で!

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で! ぼくは、雨が止んだら、また、紅葉狩りの予定。

コメント (2)
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