こんばんわ。
朝散歩道で霜柱を見つけたので、大船フラワーセンターのシモバシラ(シソ科植物)も氷の華をつけているはず、朝食をとったらすぐ出かけようと思った。でも、今日がフラセンの月2回の休園日に当たることを知り、がっかりした。そのとき、ふと思いついたのは、日比谷公園の”鶴のつらら”のことだった。冬の風物詩と知られ、ぼくも一度、見事なのを見ている。この寒さならOKだろうと出掛けた。
ちょっと出遅れてしまったが、公園に到着したのは午前11時頃。天気が良いが、気温は低いので、大丈夫だろうと思っていたが、甘かった。なんと、鶴さんは勢いよく嘴から水を吹き出していた。体中に水を振りかけ、たぶん早朝まで身体についていたはずの氷を流しきっていた。ガーン。
雲形池の鶴の噴水
しかし、よく見ると、台座にはりっぱなつららがいっぱいついているではないか。
湘南地方にいると、つららを見る機会はめったにない。これだけでも、ぼくには、りっぱな”風物詩”でごわす!
あの日(18年1月28日)の鶴のつららを思い出しながら、有楽門へ。でも、この写真を見ると、噴水は出ているぞ。そうか、噴水は凍らないのか。
有楽門近くの心字池にも冬の風物詩、雪吊りと霜除け。
日比谷の風物詩(?)ゴジラ。
シン・ゴジラ(2016年公開)をベースにしている。内部には、1954年に公開された第1作「ゴジラ」の絵コンテと決定稿が入っている。人類は、ゴジラと共存していくしかない。
昔のゴジラ。TOHOシネマズ 日比谷内に移設された。
そのあと、神田須田町の、神田やぶで早めの年越しそばをいただいた。
もちろん、熱燗も一本。せいろは2枚。
この辺りは、池波正太郎が愛した連雀町(須田町の旧名)で、戦災に遭わず、昔ながらの料理屋さんが並んでいる。ただ、神田やぶは2013年2月に火災に遭い、再建している。竹むら(甘味処)、ぼたん、まつや、松栄堂、いせ源など。これらの内、あんこう鍋の”いせ源”と鳥すきやきの”ぼたん”は入ったことがない。
いせ源
ぼたん
まつやは、何度か入った。蕎麦好きの杉浦日向子さんも通ったお店。お酒のつまみも豊富で安くてうまい。今日もだいぶ並んでいた。神田藪も必ず行列、今日は20分待ち。
コロナ以来、久しぶりに神田須田町界隈を歩いた。これも、わざわざ遠方から来てくれたと、日比谷の鶴の恩返しかも。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
(日比谷公園)