こんばんわ。
今年も、残すところ、あと二日余り。展覧会記事がいくつか溜まっているが、一つだけでも消化しておこう。
エルサレムのイスラエル博物館は、約50万点の文化財を所蔵し、印象派の作品も多数、有するという。その珠玉のコレクションが三菱一号館に来ている。印象派に先駆けたクールベ、コロー、ブーダン、そして、印象派のモネ、ルノワール、シスレー、ピサロ、さらに、ポスト印象派のセザンヌ、ゴッホ、ゴーガン、加えて、ナビ派のボナールやヴュイヤールの作品、併せて69点。ほとんどは、初来日という。よく知られた名作はないが、前述のよく知られた画家のそれも初めて見る作品の展示で十分、楽しめた。
撮影禁止だが、一部屋だけOKで、そこの作品を中心に記録しておきたい。
モネ 睡蓮の池 1907年 モネの「当たり年」と評される1907年に描かれたもので、この画家の全盛期の作品
モネ ジヴェルニーの娘たち、陽光を浴びて 1894年 積み藁が娘たちにみえた風景を描いた。いわゆる”積み藁シリーズ”には入っていない。
コロー 小さな柵へと続く道(1850年代)
ピサロ 朝、陽光の効果、エラニー 1899年
ピサロ 豊作 1893
セザンヌ 陽光を浴びたエスタックの朝の眺め 1882–1883年
セザンヌ 湾曲した道にある樹 1881–1882年
ゴッホ 麦畑とポピー 1888年
ゴッホ プロヴァンスの収穫期 1888年
人気のゴッホ
中庭のもみじ
さて、撮影可能の部屋にルノアールの姿がなかった。彼の作品を除くわけにはいかないので、公式サイトの写真から。
ルノアール レストランゲの肖像 1978 レスト・ランゲとは?。あのモーツアルトの肖像を描いたランゲかと思って、調べたら、こちらは、ヨーゼフ・ランゲで別人だった。残念。
ルノアール 花瓶に生けられた薔薇 1880
楽しい展覧会でした。
では、おやすみなさい。
いい夢を。