こんばんわ。
2021年もいよいよ、残すところあと一日。そろそろ、恒例の(笑)、ぼくの2021年展覧会ベスト10を発表したいと思います。定年後、ぼちぼち展覧会を見はじめ、5、6年ほどたって、ある程度の数をこなすようになった2012年に、はじめてマイベストテンを記事にした。その後続いて、今回で、ちょうど10回目となる。ここ2年連続、コロナ禍で美術館が臨時休業したり、日時指定があったりで、その上、外国の名画がほとんど来なくなり、都内の美術館に足が遠のいた。コロナ以前に比べるとだいぶ減ったが、それでも70回前後の展覧会に出向くことが出来た。2018,9年のような豪華なベスト10ラインアップには遠く及ばないが、なんとか今年のマイベスト10を挙げてみようと思う。もともと素人のお遊びですので、どうぞご笑覧下さい。
ぼくの2021年展覧会ベスト10
第1位 コレクター福富太郎の眼(東京ステーションギャラリー)
第2位 国宝・鳥獣戯画のすべて(東博)
第3位 渡辺省亭/欧米を魅了した花鳥画(芸大美)
第4位 あやしい絵展(東近美)
第5位 小村雪岱スタイル /江戸の粋から東京モダンへ(三井記念美術館)
第6位 ゴッホ展/響きあう魂 ヘレーネとフィンセント(都美)
第7位 岩佐又兵衛の三大絵巻一挙公開 (MOA美術館)
第8位 三菱の至宝展(三菱一号館美術館)
第9位 没後70年/吉田博展(都美)
第10位 イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜(三菱一号館)
次点 近代日本洋画の名作選展/ひろしま美術館コレクション(そごう美術館)
別格 第73回 正倉院展(奈良博)
もう一人のぼくが選ぶベスト10
第1位 川瀬巴水展(荒井寿一コレクション)(平塚美術館)
第2位 フジタ色彩への旅(ポーラ美術館)
第3位 GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?(現代美)
第4位 鈴木其一・夏秋渓流図屏風(根津美術館)
第5位 遠藤彰子展(平塚市美術館)
第6位 篠田桃紅展/とどめえぬもの 墨のいろ 心のかたち(そごう美術館)
第7位 新版画/進化系UKIYO-Eの美(日本橋高島屋)
第8位 柳宗悦の没後60年 民芸の100年(東近美)
第9位 M式『海の幸』ー森村泰昌 ワタシガタリの神話(アーティゾン美術館)
第10位 トライアローグ展(横浜美術館)
別格 国宝・聖林寺十一面観音菩薩立像(東博)
科学展・文学展・写真展等合わせてベスト10
第1位 古代エジプト展/天地創造の神話(えど博)
第2位 植物/地球を支える仲間たち(科博)
第3位 樋口一葉展 わが詩は人のいのちとなりぬべき(神奈川近代文学館)
第4位 第62回 2021年 報道写真展(日本橋三越)
第5位 開基500年記念 早雲寺-戦国大名北条氏の遺産と系譜-(神奈川歴博)
第6位 生誕150年記念 間島弟彦と黎明期の鎌倉国宝館 -その知られざる物語
第7位 ブラチスラバ世界絵本原画展(茅ヶ崎美術館)
第8位 スポーツNIPPON展 (東博)
第9位 原田寛の写真展(長寿寺)
第10位 芥川龍之介展(鎌倉文学館)
。。。。。
コレクター福富太郎の眼 薄雪(清方)
鳥獣戯画展より 子犬(湛慶作)
渡辺省亭展/欧米を魅了した花鳥画
あやしい絵展
小村雪岱スタイル
では、おやすみなさい。
明日、大晦日に恒例の展覧会美女ベスト10を発表をし、2021年の締めといたしまする。
いい夢を。
小村雪岱