おはようございます。
11月16日の京都の天授庵から始まった今シーズンの紅葉狩りも、いよいよ12月21日の新宿御苑でフィナーレとなりまする。
来年の目標のためにもまず、今年の紅葉狩りの記録を。京都(天授庵、南禅寺、永観堂、宝厳院、天竜寺、北野天満宮など)、東京(新宿御苑、小石川後楽園、小石川植物園、六義園、根津美術館、外苑前銀杏並木など)、箱根(箱根美術館、仙石原すすき草原など)、横浜(三渓園、岸根公園、山下公園など)、鎌倉十数か所(瑞泉寺、明月院、円覚寺、長谷寺など)と、全盛期の60歳台には及ばぬものの、76歳としては、まずまずの活動であったと自画自賛(汗)。
さて、新宿御苑の紅葉は11月中旬の菊花壇展くらいからはじまり、次々と色づき、最後に12月中下旬にモミジ山が華やかに燃え上がり、フィナーレを迎える。ぼくも、毎年、ここを紅葉狩りの〆としている。
’21年12月21日(いい数字の並び)新宿御苑モミジ山
モミジ山は、新宿御苑の千駄ヶ谷門から入り、5分ほど歩く桜園地の先にある。小高い山にもみじの木が約100本、自然林のように生育している。まさにモミジ山。一斉に色づくので、見事な景観である。小石川植物園のモミジ並木と並んで都内もみじの両横綱といったところ。
それでは、モミジ山を一周してみよう。三角形の外周路になっているが、まず、桜園地を抜けるとすぐの底辺に当たる道から。
おお!最高の見頃!
そして、下ノ池沿いの道へ。
どこを撮っても同じように見えるが、撮らざるをえない(笑)。お見事!
振り返って見る。朝一で来たせいか、誰もいない。こんな景色を独り占めしていいのか。
そして、三角形道の最後の辺の道へ。
この道から、ぼくのお気に入りの場所に入る。これ以上ない見頃。これならクリスマス紅葉も見られるかも。
ようやく一人、現れた。
もう二人、現れた。
いつまでも佇んでいたい、今年最後の紅葉狩り。
すばらしいフィナーレ紅葉狩りでした。
お昼は久しぶりに神楽坂で。毘沙門天さま前の鳥茶屋でと思っていたのだが、閉店していた。コロナでいいお店がまたつぶれた。ただ、別亭があり、そこは営業しているようだ。神楽坂は、いい飲食店が多く、散歩の達人、嵐山光三郎が一番、住みたい街はここだって言っていた。元・鳥茶屋の隣りの和食屋さんに入ったが、ここもなかなか良かった。ただお酒がちょっと高かった(笑)。
毘沙門天さま(善国寺)には、珍しい阿吽の二匹の狛犬ならぬ、石虎がいる。来年は寅年、きっと人気になるだろう。”善國寺は毘沙門天信仰から「虎」を重視し、石虎の造立も寄進者らの毘沙門天信仰によると考えられる”と説明版にある。
本堂。堂内には30センチほどの毘沙門天立像が安置されている。”造立時期は室町時代頃と推定されるが、詳しくは不明である。加藤清正の守本尊だったとも、土中より出現したともいわれる”と説明板にある。”神楽坂の毘沙門さま”として江戸時代から信仰を集める。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!