気ままに

大船での気ままな生活日誌

旅への憧れ、愛しの風景/マルケ、魁夷、広重の見た世界

2016-08-22 09:37:43 | Weblog

おはようございます。台風が大接近、風雨がだんだんつよくなってきました。リオ五輪もいよいよ閉幕式。さて、今朝の話題は、すでに閉幕したホテルオークラの美術展のこと。

第22回”秘蔵の名品アートコレクション展”がもう終わろうとするときに行ってきた。昨年は、由緒ある本館の改築直前ということで、ホテルオークラご自慢の、本館の豪華な宴の間、平安の間で開催された。今年は、もう本館は使えないので、元通り、別館のホールでの開催となっていた。今回のテーマは、旅好きのぼくのために企画してくれたような(笑)、旅への憧れ、愛しの風景/マルケ、魁夷、広重の見た世界。魁夷も広重もフアンであるし、マルケの風景画もたくさん見られ、満足な美術の旅だった。

第一章 日本の風景

大阪洋画界の赤松麟作(1878-1953)の夜汽車が迎えてくれる。第6回白馬賞の受賞作。夜行列車の人々の姿が生き生きと描かれている。

そして、富士山と大観。ひとつだけこれを代表に。砂丘に聳ゆ

第二章 愛しの風景/海外との出会い

佐伯祐三(1898-1928)のエッフェル塔の見える街角

牧野義雄(1870-1956) テームズ河畔

アルベール・マルケ(1875-1947) パリでギュスターヴ・モローに師事。その後、マチスと知り合い、フォーヴィズム(野獣派)の運動に参加するが、ほどなく、離れ、中間色の風景画を描くようになる。

霧のリーヴ・ヌーヴ、マルセイユ

冬のパリ(ボン・ヌフ)

アルジェの領事館

東山魁夷(1908-1999)

スミオ

三峡朝霧

早朝のデアハーベン

第3章 広重、旅への憧れ

東海道五十三次(保永堂版)のはじめとおわりを。

日本橋

三条大橋

では、みなさん、今日も一日、台風にも負けず、夏の暑さにも負けず、お元気で!

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残暑の明月院

2016-08-21 18:33:33 | Weblog

こんばんわ。

そろそろ処暑というのに、まだまだ暑さは収まらないですね。残暑の明月院で遊んできました。

花といえば百日紅と芙蓉くらい。

やぶらんはあちこちに。

すすきの穂と萩の花が秋を呼んでいる。

この暑さにも食欲は衰えないリスと小鳥

明月川の、体が10センチはある大きな蟹さんも、もぐもぐお食事中でした。

羽黒トンボは恋の季節のようでした。つがいで5、6組は飛んでいました。


川は流れる

 

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浅草神社のエンジュの花、満開。

2016-08-21 09:17:59 | Weblog

歌舞伎座の昼の部を見たあと、浅草に廻った。寄席にいくつもりだったが、納涼住吉踊りがあったせいか、満席だった。仕方なく、ぶらぶらしていたときに、浅草神社のご神木、槐(エンジュ)の花が満開なのに気付いた。エンジュといえば、ぼくのお友達、大船フラワーセンターの枝垂れエンジュ。枝がくねくね、ひねくれているので、ひねまる子ちゃんというあだ名をつけてる。最近、おなじひねりでも、体操の白井選手のあだ名が”ひねり王子”と言うのを聞いて、これからは”ひねり姫”に変えようかと思っている。ひねり姫も、今は花盛りだから、ちょうど、槐の花の時期だったのだ。ぼくは、ここの花を初めて、見たような気がする。それで、ブログに載せておこうと思ったのだ。

もう少し、近づく。ご神田の向こうのご神木が槐。白い(クリーム色)花をたくさんつけている。

アップで撮ってみる。

ご神田のかかしもみていた。

夫婦狛犬もみていた。仲良きことはうつくしきかな

川口松太郎がつぶやいていた。生きるということ むずかしき 夜寒かな

久保田万太郎もつぶやいていた。竹馬や いろはにほへと ちりじりに

雨がぱらっときたり、晴れ間がみえたり、いろはにほへとちりじりの天気だった。

リオ五輪が終われば、来週は浅草サンバだ!

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男子400mリレー 歴史的銀メダル

2016-08-21 08:26:18 | Weblog

おはようございます。ほんとは、この記事、昨晩に投稿する予定でしたが、東京へ遊びに行っていた疲れが出て、途中でばたんきゅう、で、かないませんでした(汗)。

ほんとにすごかった。男子400mリレーの銀メダル。今回のリオ五輪では”歴史的メダル”が続出しているが、これは、その中でもとびきり上等というか別格である。なにせ、陸上のトラック競技、それも100m走と並ぶ華のレース、400mリレーでの銀メダルである。我が国のトラックでの銀メダルは、なんと教科書にも出てくる人見絹代のアムステルダム五輪(1928年)以来だというからおどろく。ただ、朝原や末続が出ていた北京五輪でも同種目で銅メダルをとっている。そのときも騒がれて、ぼくも興奮したが、実は、米国、英国、ジャマイカが予選で失格していて、タナボタ的のところがあった。それが、今回は有力国がすべて決勝に進出した上での二位だからずっと価値がある。決勝レースで3位だった米国が失格したが、日本の順位の下で、二位に繰り上げられたわけではない。正真正銘の二位である。できれば、米国に残ってもらって、表彰台に上がってほしかった。米国まで破ったんだぞという証拠が後世に残るように(笑)。

リオ五輪、一番のメダルといっていい、この競技を実は、ぼくは生中継でみていない。ほかの主要な競技はほとんど見ているのに、これだけはずしてしまった。うっかり、この日の午前11時からはじまる、歌舞伎座の第一部の前売り券を買ってしまっていたのだ。10時半頃からスタートするというので、ぼくは二階席のうしろでスマホの速報を睨んでいた。40分頃、画面が変わり、順位が出る!なななんと、ジャマイカについで二位に入っている。やった!と小さく声をあげた。それからすぐ、はじまった嫗山姥(こもちやまんば)、そしてそれにつづく権三と助十を、気分よく、うきうきした気持ちで、見たのだった。

その日は、ほんとは夕食(お酒)をゆっくりして帰るつもりだったが、映像をみたくて、午後7時のニュースまでには帰宅し、レースを何度も、見たのだった。

一番は山縣亮太。100mでもみせた得意のスタートダッシュ。二番はベテラン飯塚翔太が繋ぐ、三番はコーナーリングが上手な桐生祥秀が順位を上げ、トップに立つ、そしてアンカーはボルトの隣りを走るケンブリッジ飛鳥。ボルトには抜かれるが、米国を抑えてゴール!

スタート!

ゴール

おめでとう、日本チーム。三人が9秒台目前という史上最強の男たち!

ボルトも敬意。


桐生祥秀

ケンブリッジ飛鳥、東京では金メダル!

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

。。。。。

たった今、ブラジル、PK戦でドイツを破り、金メダル!よかった、有終の美を飾れて、ブラジル!終わりよければ、すべてよし!

ネイマールで金メダル決める!


 

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江戸絵画への視線/岩佐又兵衛から江戸琳派へ

2016-08-20 09:27:29 | Weblog

山種美術館の開館50周年記念特別展、”江戸絵画への視線/岩佐又兵衛から江戸琳派へ”も、そろそろ閉幕である。あやうく見逃すところだったが、滑り込みセーフで見てきた。山種フアンのぼくには、お馴染みのものばかりだが、暑中お見舞い申し上げてきた。又兵衛さんからはじまって、抱一、基一の江戸琳派の作品がずらり。

今回は山種さん、たぶんはじめての試みだと思うが、写真撮影可能なコーナーを設けてくれた。展覧会はこうでなくちゃ、だって、現代はブログやツイッターの時代、現場写真があるとないとでは、発信力がゼンゼン違うもの。というわけで、まずそのコーナーからご紹介しましょう。

槇楓図(伝宗達)↓

秋草鶉図(酒井抱一)

四季花鳥図(鈴木基一)

松秋草図(土佐光吉)

これだけで十分満足という方が多いと思いますが、撮影禁止のエリアのも、いくつか。岩佐又兵衛の”官女観菊図”。旧金谷屏風の一つ。福井の豪商金谷家という旧家にこの屏風絵は伝来した。現在、福井県立美術館で岩佐又兵衛展が行われているが。ここで金谷屏風の10図が展示されている。行くつもりにしていたが、とうとう行けなくなってしまった。舟木本や山中常盤物語絵巻など名品も一堂に会している。残念無念。

官女観菊図(岩佐又兵衛)↓

本展のみどころの一つに、近年の所蔵になる伊藤若冲《伏見人形図》や鈴木其一《牡丹図》をあわせた公開は史上初。50周年ならではの貴重な機会をお見逃しなく!とあります。ちらしに伏見人形図が載っていますのでごらんください。

その他は省略。

このあと、日比谷線で神谷町へ。ホテルオークラの秘蔵の名品展へ。ここも閉幕が近づいていた。次回にお送りします。

 

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まだまだつづくメダルラッシュ メダル総数40個に

2016-08-20 08:38:29 | Weblog

おはようございます。女子レスリングが終わり、もうメダルラッシュも打ち止めかと思っていたら、そんなことはなかった。朝起きたら、びっくり。なんと男子のフリースタイルのレスリングで20歳の樋口黎が銀メダルの表彰式。ぶすっとした顔をしていたので、決勝の試合をみてナットク。最終盤まで同点で、相手が手を握っているのが反則ではないかと、日本側がチャレンジを入れたら、それが認められず、相手に1点。その差で負けたのだ。悔しい気持ちがよく分かる。グレコでメダルはとっているし、東京五輪では男女共、レスリングは、金メダルラッシュだ!

樋口黎の銀メダル


そして、陸上競技でニッポンの初のメダル!50キロ競歩の荒井広宙。一度、進路妨害で失格となったが、チャレンジで復活!おめでとう。

さらに、シンクロジャパン、見事な復活で銅メタル。テーマは”天照大神”

バドミントンの奥原希望が、シングルスで男女通じて日本初銅のメダル!

涙の銅メダル

東京では金!

さて、今日は10時半頃、注目の400リレー。これも銅メダル!41個目のメダルを!あわよくば、上位バトンタッチ失敗で金メダルも!

ぼくは、その時間は歌舞伎座前。スマホでチェックの予定。

今朝、黎明のほぼ満月。メダリストの名前を並べると、黎、広宙、希望、に繋がる。おめでとう

では、みなさん、今日も一日、メダリストのように、お元気で!

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吉田沙保里、負ける 川井とタカ・マツは金

2016-08-19 09:29:53 | Weblog

おはようございます。新婚のころ、夜中にもそもそ起き出して、オリンピックをみているぼくをみて、あなたがそんなに五輪好きとは思わなかったと家内に言われたことがある。何十年たった今も同じです(汗)。でも、リオ五輪は早朝5時頃起き出せば、主なものは見られるのでだいぶ楽ですね。

ほかの選手が金メダルをとったことより、吉田沙保里選手が金メダルを逃したことの方が大きなニュースとなる。それほど偉大な選手だった。なにしろ、五輪と世界選手権を合わせて16大会連続制覇中の無敵の王者。霊長類最強の女とまで言われていた。それが、今回決勝戦で米国の選手に敗れ、前日、伊調選手が達成した五輪四連覇につづくことはできなかった。ほんとに、無念だっただろう。試合終了後、リング上でうずくまって泣いていた姿がそのくやしさを如実に伝えている。

みんなのがっかりを、また元に戻してくれたのが、川井梨沙子選手。本来は吉田選手のクラスだが、より重いクラスに回り、五輪出場を果たした。それなのに、よく動きまわり、連戦連勝し、金メダルをつかんだ。


そして、バドミントンの高橋と松友。ロンドン五輪の出場を逃し、やっとつかんだリオ五輪切符。いまや、ニッポンの代名詞となった大逆転で金メダルをゲット!

それと、期待の陸上400メートルリレー。豪華メンバーを揃え、なんとアジア新、日本新で予選全体2位で決勝へ。がんばれニッポン!メダルも夢ではない!




では、皆さん、今日も一日、お元気で!

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卓球男子団体 銀メダル!水谷、中国に一矢

2016-08-18 18:46:42 | Weblog

こんばんわ。

暑い日は図書館に限る。というわけで、今日は逗子図書館へ。昨日、茅ヶ崎図書館で北杜夫の晩年のエッセイ集を読んだのだが、今日は、偶然、目の前の書棚に、娘さんの斉藤由香さんの本が現れびっくり。”猛女とよばれた淑女”/祖母・斉藤輝子の生き方”。そういえば、北杜夫さんはひどい腰痛に悩まされ、その上、うつ病で、どこにも出掛けたくないのに、”母に似て旅好きの娘(由香さん)”により、強引に旅行に連れていかされた話がエッセイにあったっけ。香港、マカオくらいならいいでしょ、どこに居たって、腰の痛いのは同じだからとなんとか言われてサ(笑)。

斉藤輝子さんは、言うまでもなく、歌人斉藤茂吉の奥さんで、茂吉が亡くなって、7年後、64歳のとき、突如、南回りで、中近東、イタリア、ドイツ、オランダ、イギリス、フランスに行き、北極回りで帰国した。それ以来、ものすごい勢いで海外旅行をし、80歳でエベレスト山麓、81歳でエジプト、83歳でアラビア半島、フィージー諸島と、89歳で亡くなるまで、海外渡航歴97回、世界108ヶ国を旅した。暑い時にはこういう読み物が一番。よし、俺も負けるものかと・・・負けちゃうけど(笑)、元気が出てきますね。

落語でいえば、マクラが長くなってしまったが、今日の卓球男子団体決勝のこと。相手は常勝中国だから、まず駄目だろう、せめて、一矢報いてほしいと思っていた。やってくれました、二試合目の水谷隼が、これまで一度も勝ったことのない、世界ランキング3位の許キンをフルゲームの末に撃破した。胸がすっとしましたね。次のダブルスも、丹羽、吉村が健闘し、一ゲームを奪い、中国チームを震撼とさせた。四試合目には世界チャンピオンの馬龍に吉村。完敗だった。ここに絶好調の水谷を当てたかった。大接戦がみられたかも。ぼくは今年の六月に、千駄ヶ谷(卓球ジャパンオープン荻村杯)で二人の対決を見ている。そのときは、ワンゲームもとれずに、水谷の完敗だった。

男子団体では、五輪初のメダル。水谷は個人でも銅メダルをとっている。これはインパクトが大きい。よし、俺もという中学生、小学生がいっぱいいるはず。東京五輪では、一矢、二矢、三矢、報いて、団体も金、個人も金だ!もちろん女子も!猛女、斉藤輝子さんも天から応援してくれるはず。ぼくも、東京五輪の卓球会場に応援に行けるように、それまでは、元気でいなければ!

水谷対許キン

一矢報いる!はでなガッツポーズ!地味な卓球のイメージを変えたいということもあるらしい。関係ないことだけど、試合ではいつもノーパンとのこと(笑)。古代オリンピックでは選手は全裸です。

おめでとう。男女そろってのメダル!

感動をありがとう!


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伊調馨、五輪史上女子初の4連覇 登坂絵莉、土性沙羅も金

2016-08-18 12:37:10 | Weblog

こんにちわ。いつもは、おはようございます、で始まる本ブログですが、今日は朝5時から、お昼前の卓球男子の決戦までテレビ漬けとなり、ようやく記事を書ける状態と相成りました(汗)。

女子レスリングは、48キロ級の登坂絵莉が終了間際の逆転で金メダルをとってから勢いづいた。つづく、58キロ級の伊調馨も負けそうな試合を最後にひっくり返した。さらに、69キロ級土性沙羅まで、逆転の僅差で金メダル。前半3階級制覇という快挙をなしとげた。とくに、伊調馨は、個人種目では五輪史上女子初の4連覇という偉業。男女合わせて初かと思っていたが、男子で3人いるらしい。カールルイスの幅跳びもそうらしい。とにかくすごいこと。まさにゴールドラッシュの朝だった。

伊調馨、終了5秒前の逆転技。

五輪四連覇のポーズ。

最後はお母さんが助けてくれた

早速トップニュース。

登坂絵莉も見事な逆転劇。涙の金メダル。

惜しくも破れた銀メダルの選手(左端)は、終始、泣きっ面。

性沙羅も逆転の金で笑顔がはじける。


明日、後半戦も、吉田沙保里の五輪4連覇、そして川井梨紗子、渡利璃穏も金メダルで、全級制覇を!がんばれニッポン!

卓球については、のちほど別稿で。そろそろ遊びに出ねば(汗)。

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茅ヶ崎・高砂緑地でみつけた山田耕作顕彰碑

2016-08-17 22:17:07 | Weblog

こんばんわ。勝った試合は、何回、見てもあきない。今日も、何度、愛ちゃんの涙をみたことか(笑)。さて、今日は茅ヶ崎に出掛けた。図書館で北杜夫の”マンボウの夢のまた夢”を読み終えたあと、隣りの高砂緑地を彷徨った。ここで、はじめてみる石碑をみつけた。

はじめてのはず、平成28年6月の建立というから、まだつくられたばかり。

それは、山田耕作の顕彰碑だった。石碑表面には、赤とんぼ作曲の街/晴朗な湘南茅ヶ崎の大気/南湖の居にて/山田耕筰記と刻まれている。帰ってから、茅ヶ崎のタウン誌のサイトをみつけ、そこに、この顕彰碑のことが出ていた。それによると、”晴朗な湘南茅ヶ崎の大気”とは、山田耕筰自身が童謡百曲集のあとがきに記した言葉だそうだ。


裏面を覗いてみると、はじめ、何をモチーフにしているのか分からなかったが、前述のサイトによると、赤とんぼをモチーフにしているとのことで、”この赤とんぼの大きな目を撫でると幸せになれる”という願いが込められているそうだ。写真をよくみると、なるほど、合点!”山田耕作と赤とんぼを愛する会”が建立した。なお、茅ヶ崎中央公園にも同様な趣旨で、赤とんぼの碑があるが、それは、2012年に建立されている。山田耕筰は1926年、40歳の時に家族6人で茅ヶ崎へ移ってきた。2年前に設立した日本交響楽協会(現NHK交響楽団)の分裂問題などで疲れ果ててのことだ。茅ヶ崎の南湖に居を構え、ここで穏やかに暮らす中で、再び彼に作曲の意欲が湧いてきた。「赤とんぼ」や「この道」、「砂山」といった名曲は、茅ヶ崎で過ごした約6年間で生まれた。

この緑地は、以前、紹介したことがあるが、明治の有名な新派俳優である川上音二郎の別荘があった場所。その後は原安三郎氏の別荘となったが、現在は茅ヶ崎市が管理している。ここには、平塚雷鳥の碑もある。最近、朝ドラの、”とと姉ちゃん”にも”出演”してる。雷鳥の伴侶、奥村博史との茅ヶ崎・南湖の地での巡り合い、ここを”愛のふるさと”と偲んだ。説明文に日本女子大卒とあったので、思い出したが、前回の朝ドラ、”あさが来たでも学生時代の雷鳥が”出演”していたっけ

元始、女性は太陽であった” の碑文。

茅ヶ崎の南湖院で療養生活を送った、詩人、八木重吉の詩碑もある。虫。
虫が鳴いている/いま、ないておかなければ/もう駄目だというふうに鳴いている/しぜんと/涙をさそわれる

ちょうど、蝉が、いま鳴いておかねば、もう駄目だというふうにジージーと鳴いていた。

。。。。。

では、おやすみなさい。夢のまた夢をごらんください。

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