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まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

正解は…

2011年04月21日 | 廊下から
実はコレ、旧住友金属鉱山別子鉱業所専用鉄道、つまり『マイントピア別子』のトロッコ列車でした。

旧端出場駅から更に奥へ伸びていた鉄道跡を再利用し、観光用のトロッコ列車が走っています。


別子1号

運転台

動力は電気のようで運転台は至ってシンプル。右側の青い箱はブレーキ弁で、いっちょ前にNABUCO製でした。圧力計の動きや運転操作から直通ブレーキを用いているようです。


自連…

一人しゃがんで、こんなモノ撮ってたら周りから変人扱いされるし…(笑)



列車が端出場駅を発車すると、『中尾トンネル』を抜け『打除鉄橋』を渡るとすぐに終点(駅名を失念…)に到着です。



列車が折返した後、軌道をよく見ると軌条集電となっていました。車両の集電靴には気が付かなかった…(汗)



構内には切羽で使われていた物や、坑道内を走る蓄電池機関車、人車等が保存されています。



打除鉄橋

説明板によると、ドイツ製の鉄橋でピンで固定した『ピントラス橋』と呼ばれる物で国内には殆ど現存しない貴重な物だそうです。

一応、観光に来ているので坑道(旧火薬庫)を見学をして時間を潰しましたが、周辺には当時の石組みや煉瓦を用いた水路跡等、興味深い物を多数見ることが出来ました。

本やパンフレットを見ると、当時の遺構や専用鉄道の廃線跡を見ることが出来、チョッと興味が沸いてきました。

今度、ゆっくりとこれらの遺構を巡ってみたいと思いました。カブで来ようかな…(笑)

つづく…

『参考資料:マイントピア別子HP』