まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

米子型DF50を作る

2022年01月04日 | 工作室から
事始めで大風呂敷を拡げましたが、年末からゴソゴソしていた米子型DF50が完成しました。

2011年に完成した四国型DF50と比べ、外観は大きく手を加えることはなく、加工の中心は台車周りだけです。

さて、その台車周りの加工ですが、四国型同様に第1軸と第6軸以外の砂箱を撤去します。
その加工方法は、既に紹介しているので、今回は補足だけ…



モールドされた砂箱をニッパーで半分位の高さまで切断、そのあと火で炙ったプラモデルのランナーを隙間に押し込みます。
前回は、裏側からだけ押し込みましたが、今回は表裏双方から押し込みました。



その後は、鑢をひたすらかけて整形します。


前位台車

中間台車

後位台車

砂箱を8個も撤去するのは大変です。KATO製品のようにユーザー取付にして貰えるとありがたいのですが…もう買うことはないかな?(多分…汗)



前回同様、色差しを行なって終わりです。いずれウェザリングを行なうので問題ありません。



一番目立つであろうエアーホースは、前回同様のロストパーツではなく、Tomix製品を使用しました。
MR管は白色パーツのホース部分を色差しします。黒色パーツのコックを白く塗るより楽かな…(笑)



ホイッスルは色合いが変なので、KATO製のプラパーツに交換、それ以外は製品付属パーツを使用しました。



米子の区名札を入れれば…



米子型DF50の完成です。

番号は、アタシが小学3年生のとき、親からカメラを借りて初めて汽車を撮影した『サヨナラDF50』(昭和53年10月14日豊岡発門司行831列車米子→浜田間を牽引)の重連次位機だった526号機としました。


昭和53年10月14日 波子

526号機の側面(汗)

既出だと思いますが、その当時撮影した写真を…

サヨナラ列車は831列車でしたが、本当のラスト運行は翌日の822列車(長門市発豊岡行)で、当時(日曜日だったかな?)自宅に居たところ、あのエンジンサウンドを耳にして、慌てて窓から顔を覗かせるとDF50の重連が4両の客車を牽いて上るところでした。

この時の先頭、つまり526号機が山陰最後の花道を飾ったのではないでようか?

831列車もそうですが、822列車も波子駅で交換待ちをしていたので、もしカメラを持って行ったらじっくり撮影できた…はず。(遠い目)