まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

駄作シリーズ…井笠鉄道 2

2007年04月18日 | 工作室から
『古の井笠鉄道シリーズ』の車両達を紹介してみようと思います。

まずは気動車『ホジ』シリーズから、これらは全て乗工社製キットをそのまま組み立てたものです。以前はカプラーに同社の朝顔カプラーを取り付けていましたが、やはり歳を取るとピンの差込が難しくなり、思い切ってKadeeカプラーに交換しました。今後展開するナローシリーズは全てこのカプラーにする予定です。


ホジ3

『井笠ホジ1』キットを素組みしたもの。車体色にはモリタの赤11号を用いて、屋根は銀色です。


ホジ8

『井笠ホジ8』キットの素組みです。当初は手摺を取り付けようと思って穴をあけたのですが、時代や番号によって手摺の有無や形状が違っているようで、結局取り付けませんでした。塗装はGMの黄色5号と緑2号、バケットは銀色です。カラー写真によってマチマチの発色をしており、実際に現役時代を見た方に聞いた話を基に配色を決めました。でも、これで良いのかなぁ…?
未塗装の頃から、かなり走らせていたので一番よく走ります。



ホジ12

『井笠ホジ12』キットを組みました。前後で違う表情を見せるのがいいですね。このキットが乗工社最後の井笠シリーズとなってしまいました。その後、メーカー自体も廃業してしまいました。


ホジ101

『井笠ホジ100』キットを組み立てたものです。先頃発売されたRMライブラリーの表紙と同じラインにしてみました。ちょっと間の抜けたような気がしなくもないですが…

さて、次回は客車と貨車です。

駄作シリーズ…井笠鉄道 1

2007年04月16日 | 工作室から
“洋モノ”ばかりに目を向けていたので、ここは360度向きを変えて日本の車両に目を向けて見ようかと…。

U山『それを言うなら180度ぢゃろ! 回ってどうする!』

さて、何度も書くようですが、私が展開する『古の○○○』シリーズ。初めて完結した(はずだった…つい最近までは…)井笠鉄道編の紹介をしてみようと思います。

井笠鉄道の模型と言えば、最近はワールド工芸からHOeスケール(1/87 9mm)の製品が発売されていますが、以前は乗工社や珊瑚からも発売されておりました。
模型工作の楽しさ…特に真鍮工作に目覚めた頃、“模型道とはこうあるべきと導いてくれた師”(て言うか、諸悪の根源…爆)でもある、Fおぢさんから乗工社製の井笠ホハ2のキットを勧められて購入したのが、井笠シリーズを始めたきっかけでした。
以来、キット収集を始めて組立もしておりましたが、完成の陽の目を見ぬまま十数年が過ぎて、昨年ひょんな事から一気に完成しました。


ホジ3+ホハ2

井笠鉄道の列車のイメージと言えば、やはりこの編成ではないでしょうか? 


ホジ12+ホワフ1

神辺線をイメージしてみました。


ホジ8+ホハ3

こちらは、矢掛(やかげ)線をイメージに…


ホジ3+ホハ×4+ホジ101

朝ラッシュ時の、上り6列車を再現してみました。実はこれが一番再現してみたかった編成です。こうして見ると、やはり『お立ち台』が欲しくなりますね~。作ろうかな…

次は車両の紹介をしますね。

初めての“洋モノ”

2007年04月13日 | 泥沼より
飛行機が苦手(怖い!)で外国にも行った事がないんで、本物の“洋モノ”客車を見たことがありません。でも、こいつだけはそんな私の為に逢いに来てくれました…(大嘘)

日本中がバブルに浮かれていた昭和63年、某テレビ局開局30周年の記念事業として、『オリエント急行』がユーラシア大陸を横断して日本にやって来ました。日本での出発式が広島駅であった(多分…)ので、私も見物に行きました。それ以降、広島へ来る度に有休を取って撮影に出かけました。


広島にて


自分が写り込むんであえて斜めに…

さすがに出発式の夜は、私達の様な浮かれたマニアは列車(7番ホームだったかな?)には近づけませんでしたが、何回か来るうちに到着ホームでも列車に近付く事が出来るようになりました。五日市駅2番ホームで停車した時には、それこそ舐めるように眺めたものですが、フィルムを沢山使えなかったので写真が… 今のようにデジカメがあったらなぁ…(息)




出発式当日、広島駅では硬券の記念入場券、ステッカーを配りました。どこかにパンフレットもあったはずなんですが…


昭和63年11月1日 瀬野~八本松にて EF65ー1095+EF65-1136+客車

※2021年10月10日追記
当時の運転報より、日付と機番が確認出来ました。


重量級の客車を連ねた『オリエント急行』ですが、瀬野~八本松間はEF65の単機牽引では登れなかったようで、広島~西条間ではEF65重連となりました。確か総括制御で運転したはずです。
EF65の重連も迫力ありましたが、私的には久々に聴いたTR-47の刻むジョイント音に惚れ惚れしました(爆)


LX16 3542


WSP 4158

こんな豪華列車での旅、一度は体験してみたいですね。豪華な料理を楽しみ、夜はバーでピアノの生演奏に耳を傾け、個室ではフカフカのベットで… 

『だめぢゃ、“エ”マークの浴衣姿の自分を想像してしもうた…』


ジェラシックパーク…?

2007年04月08日 | 廊下から
今日は毎年恒例(と言っても3年振り…)の、模型友の会の花見会でした。場所はいつもの長寿園の裏の本川沿いで、場所取りも兼ねて早くから会場に出向き、定点撮影(?)と洒落込んでみました。


538M

115系3000番台もリニューアル工事が進み、この“快速色”も、あと3編成となりました。


738M

115系も2000番台はリニューアル工事が進められていますが、施工時期が後になるにつれて、工事内容が減ってきています。こいつは客窓がオリジナルのままです。


3764M(K11編成)

可部線の105系も、和歌山から転属してきたグループが幅を利かせています。つい先日、非貫通運転台で最後まで残っていたクハ105-102が廃車となり、全編成が貫通路付となりました。でも広島地区ではあまり意味がありませんが…


740M

最近では置換えの噂もある103系ですが、桜を無理矢理絡めて撮影してみました。あと何年この姿が…もとい、あと何年使うんでしょうか?


746M(K14編成)

やっと撮影できました。見てください!整列乗車を拒むこの編成(笑) クハ105-102亡き後、注目される編成でしょうね。多分…

今日の撮影の一番の目的は、EF65牽引の貨物列車を撮影する事でした。広島以西で日中に撮影できるのは上下各1本のみです。


1253レ

本日は次位にDE10の無動回送が付いていました。


5092レ

本日のメインはこの列車。日頃の行いが良いのか、国鉄色機でした(笑)


回3588D

日中に本線で気動車回送が見れるのも、広島以西のみです。今でこそ回送列車ですが、設定当初は営業列車でした。全区間乗っておいてよかった…(笑)

国鉄からJRになって今年で20年。他社では国鉄型が消えるとかで大騒ぎしておりますが、広島地区では国鉄型車が未だ闊歩しております。20年経って変わったのは色だけかとボヤいたら、同じく場所取りで早くに来ていた、てつまろ様がボソっと一言…

『まるで、ジェラシックパークやな…』

うまい! 座布団2枚!!

またか…!

2007年04月07日 | 廊下から
昨日、F模型店に用事があって電話すると、店長から『トミーが“また”だって…』

先般発売された、181系気動車のトレーラー台車を全品交換だそうです。DF50に続いて2度目の怪挙! HPによると、性能のバラツキがあることが判明したんだそうです。以前、シンコーさまより同車の走行抵抗の問題を検証されたHPを紹介して頂きましたが、これは明らかに設計ミによる車輪のガタつきで、走行抵抗が大きくなってしまったのが原因との事。まさにその通り!

以前、同社の10系座席車を購入した時、全品で台車枠が弓形に湾曲し、酷い物は台車が崩壊していた事がありました。メーカーに問い合わせた所、メーカーの在庫でも同様の症状が見られますが、気にする事ではないでしょうと言われ、完全に開き直られて最後には…

『そんな事を言うんだったら、予約なんかせずに見てから買えばいいだろう!』…私もキレました(怒)

模型屋さんには、半年も前から入荷数を決めさせるのに、メーカーは何を言ってんだか… 一体、どっちを向いて商売してるんでしょうね。


181系団臨 米子 平成16年8月16日(本文とは関係ありません…笑)

散々文句言っても、欲しい製品が出ると買っちゃうんだろうな・・・ モデラーの悲しい性ですな。