まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

井川線…3

2007年08月22日 | 廊下から
さて、Cスハフ1の画像を出しましたので他の客車もアップします。詳細な写真は撮影しておりませんが…
現在の主力客車は全てCトキ200の改造で賄われております。一部の車両を除き自社工場にて改造されました。


スロニ202

井川線の地方鉄道化に伴い観光客を運ぶ為に、昭和36年に日本車輛で2両改造されました。オープン部分は荷物スペースなのですが、現在は展望スペースのような使われ方をされています。


スハフ501

急増する観光客を輸送する為に、昭和42年に3両が改造されました。当時は窓にガラスのないオープン構造でしたが、後に窓を取り付け現在の姿になりました。
妙に安っぽく見えるのは私だけでしょうか…(笑)


スロフ303

スロフ305

スロフ300型は井川線の主力客車で、地方鉄道化に伴い日本車輛で改造された301~304と、自社工場で改造された305~315に分けられます。車体構造は大きく変わりませんが、窓形状に違いを見ることが出来ます。
平成2年にスロフ310がクハ601に改造されましたが、後に追加製造を行い現在では欠番はありません。
平成13年にスロフ316が製造されましたが、他の車両とは異なり半室がオープン構造となっております。


クハ604

同車運転台(左側がELマスコン、中央がDLマスコン)

アプト式導入により、平成2年に4両が製造されました。クハ601は前述のスロフ310の改造で、他はトキ200からの改造です。この車両は列車の井川方に連結され、運転席にはDLとELのマスコンを備えております。機関車牽引の客車列車で初めて本格的に用いられた制御客車です。
運転室機器は、思ったよりかはコンパクトにまとまっておりますが、自走できないのにブレーキの単弁があるのはご愛嬌でしょうか…(笑)


スロフ1

昭和27年の井川線全通の際に、来客輸送用の為に帝国車両で2両が製造されました。片側1箇所のドアで定員16名の超小型車ですが、シートにはクッションがあり“それなりに”豪華な設備であったようです。廃車後は千頭駅構内に放置されていましたが、現在は整備され新金谷で保存されているそうです。

その昔、アダチから井川線のDLと客車のキットが出ていたなぁ…(以下黙)

井川線…2

2007年08月21日 | 廊下から
井川線の客車といえば真っ先に浮かぶ車両が、これ『Cスハフ1』です。この車両は、工事作業員輸送用として5両製造されました。昭和59年にCスハフ3が廃車となりましたが、残る4両はアプト区間誕生後もそのまま使用されました。
私の記憶が確かなら、2両が屋根をぶち抜いてガラス張りとして、妙な展望客車とっなたと思いますが、詳細は調べるのを忘れました…(涙)

では、私が初めて乗った(と思われる…)Cスハフ5の写真を


井川駅待機中の同車


サボは横差し


私の目線で見た車内


車掌スペース

車内はピンク色やベージュ色での塗り潰しですが、違和感のない良い雰囲気の車両でした。また乗りたいですね。

この数年後にセノハチさま、ごっぱぁさま、Fおぢさんとの4人で井川線に乗りました。静岡くんだりまで来てダジャレを連発する人、せっかくのスハフの車内で“ぐてっ”と寝込んでしまう人、目を輝かせ落ち着きのなかった人も居て、凸凹珍道中であった事を思い出しました(笑)

まだまだ、暑い日が続きますが、こんな列車に乗って森林浴と“涼”を楽しみたいですね。

参考資料:RMライブラリー96号
 復刻版私鉄の車両14 大井川鉄道

井川線…1

2007年08月20日 | 廊下から
最近のRMライブラリーは、私の心へ平気で“グーパンチ”を打って来ます。先月号の『大井川鐡道井川線』には、初めて訪れた時の気持ちが再び蘇ってきて、尚且つ知らなかった歴史にただ感動するばかりでした。

さて、私が初めて大井川鐡道井川線を訪れたのは平成3年4月20日でした。この時は定番コースとも言える、SL列車から乗り継いで全線を1往復するコースを取りました。


井川行 クハ600他 千頭

この日乗車したのは、クハ600+スロフ300+スハフ1×2+DD20の編成でした。私の記憶では、Cスハフで往復したような記憶があります。


ラックレールのエントランス アプトいちしろ

初めてのアブト区間に興味津々、機関車そっちのけで、こんな写真を撮っておりました。しかし不思議ですね…3条の歯がずれないで噛合されるのが。1度、機関車が通る時にしゃがみ込んで眺めてみたいものです。


車窓から、現長島ダム付近を望む

車内放送で、この辺りにダムが出来ると聞いたので、何気なく撮影した1コマです。画面中央下には旧線の第二大井川橋梁(?)の橋台が見えます。


奥大井湖上駅付近

現在はダム湖が出来上がり、景色が一変しているのでしょうね。



関の沢橋梁から谷を望む

井川線のハイライトといえば、私鉄線一の高さを誇る『関の沢橋梁』でしょう。列車は最徐行で通過しますが、高所恐怖症の私にとっては拷問そのもの。その恐怖を押して撮影したのがこの1枚です(笑)


井川駅舎

駅の下には、休憩所を兼ねた食堂があり、折返し時間を利用して昼食を取りました。『山女定食』が美味しかったですね。

-つづく-

欄干の上から…

2007年08月20日 | 廊下から
ホントに毎日暑いですなぁ… 普段の体温が35・5度位の私にとって、毎日お熱が出ているような状態です。
しかし、束の間の夏休みでは実家に帰省して、このクソ暑い中にママチャリで撮影に出掛けてきました。題して『欄干の上から…』(笑)

今回の撮影コンセプトは、“まずここから撮影する人は居ないだろう…”でして、選んだ場所は、国道9号線の『新敬川橋』の欄干の上でした。
まずは、始発列車が朝日を浴びている姿をと、早朝からの出動です。


上り回送列車 373Dの送り込み


371D キハ121×2

少し雲がかかって、思ったほど車体に光が当りませんでした。しかし、371Dが遠くから見えた時、屋根上が賑やか車両だったので“まさか!”と思い、ファインダー越しにキハ121の姿を見た時には、“やった~!”と思いましたね。何せ、こいつを地元で撮影したのは初めてでしたから…

前日にとある場所で、1003Dと1006Dが19日まで4連で運転との情報を得ましたので、お昼過ぎの炎天下の中、再びママチャリをこいで新敬川橋に向かいました。


浜原行376~445D

これは、江津方の欄干の上に立ちました。


1003D『スーパーおき3号』

初めて、187系の4連を撮影しました。連写での撮影ですが、もう少しシャッターを押すタイミングを遅くすれば良かった…(涙)

この敬川橋梁を通過する列車を、平行する新敬川橋から撮影する方は少ないでしょうね。ましてや、欄干の上に立つとなると…

半パンにTシャツにサンダル履きの妙なおっさんが、カメラぶら提げて欄干の上に立っていたら、9号線を走る自動車からは“変人”にしか見えなかったでしょうな…まぁ、いつもの事ですが(爆)

キハ65の成れの果て…

2007年08月14日 | 廊下から
先日、F原模型店でマイクロのNゲージ新製品『エーデル…』を見ながら、てつまろさまやFおぢさんと『あーでもない、こーでもない…』と喧々諤々… 私は、このような派生形式にはめっきり弱く、チンプンカンプンでした。

ふと思い出して、発掘したのが最晩年の『だいせん』の姿。客車から置き換えられたのが、この気動車でした。配置表から『エーデル丹後』『エーデル鳥取』『シュプール&リゾート』車がいるようで、画像の車両は『シュプール&リゾート』車のようですが、私には違いが…『へけ?』です(笑)


キハ65-701 米子 平成16年8月16日

キハ65-1711 

同上

キハ65はその台車構造から、車体が上下に揺れると『ドスン、ドスン』と響き乗り心地が余りよくないのですが、これらはどうなんでしょう…?

それよりも、最近は走っているのでしょうか?