まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

井川線…4

2007年08月25日 | 廊下から
車両の紹介も、機関車と貨車を残すだけとなりました。全て撮影出来ていないのが心残りですが…


DD20 井川

昭和57年より、日本車両で4両が製造された主力ディーゼル機関車。1両毎に愛称が付いているそうですが、生憎手元に資料がありません…
重連総括制御が可能で、エンジンはJRに先駆けて、小松・カミンズ製を使用しております。
DLは他に機械式のDB8・9が在籍しますが、両国工場の入換やイベント運転に使用されているようです。一度この機関車牽引の列車に乗ってみたいですね…


ED90 アプトいちしろ

ご存知、平成生まれのアブト式機関車です。平成2年に3両が製造されました。この機関車の警笛は音色が全て異なり、1号機はSBBから送られたスイス笛、2号機は名鉄で使用されていたドイツ笛、3号機は平凡な国産笛との事です。私は1号機しか聞いた事がありませんので、他の車両のも聞いてみたいですね。


Cワフ0型

井川線用の有蓋緩急車として4両が製造されました。この車両の大きな特徴は、井川線と本線との貨車直通用として、2種類の連結器を備えている事です。写真では判り難いのですが、2種類の並型自連が装備されています。
現在では定期貨物列車の設定が無いために、井川線のレール塗油作業等で僅かに活躍姿が見れるようです。


ト100

昭和28年に50両が製造されダム建設資材輸送等に使用されました。現在では10両が在籍しており、一部はあおり戸を外して『チ』のような使われ方をする車両も居るようです。
写真を見ると、井川線の制御ジャンパ線がありません。井川線ではどういった使われ方をするのでしょうか…?
他にも、トキ200やシキ300といった貨車も在籍しますが、写真はありません。

3回に亘って、井川線の車両を紹介してみました。今は深緑の季節ですが、これから紅葉の季節にかけて多くの観光客で賑わう事でしょう。私は観光客の少ない、真冬の寒い頃に井川線に乗ってみたいですね。そして、静かな接阻峡温泉で湯に浸かって、地元の山の幸を堪能したいですね…