どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

古着回収

2015年10月18日 | 日記
明日はほとんど行ったことの無い都内の地区を 友人と歩きに行く予定

友人はまだ労働者なので 有給休暇を取ってくれた

月曜を選んだのは彼女で 労働者時代の私だったら絶対に無理だっただろう

月曜は朝礼のある日で 気持ちからしても月曜に有給休暇を取って遊ぶ気持ちにはなれないからだ

こんなところも 人ってそれぞれ違うんだなあと思う

もっとも遊ぶ理由で休暇を取るなんて してはいけない事では無かったけれど しないことがほぼ暗黙の了解のようでもあり 少なくとも私には出来る芸当では無かったけれどね


歩く道を検討し カメラの電池を確認し 明日の支度をしたら今日はもうお仕舞

唯一やったことは 往復30分ほど歩いて例の古着回収に行ってきたことぐらい

今まで古着回収の事は全く知らなくて 私は燃えるごみに出していた

一度にそう大量の物を捨てることも無かったので調べもしなかったのだが これを知ってから驚くほどの量が収集されていることを知った


回収車が来るのを待つ人は私を含めて数人いるし 午前中の回収を済ませてきたトラックにはもう半分ほどが袋でいっぱいになっている

この時期ではあるから衣類の入れ替えなど季節的なこともあるのかもしれないが これが毎回のことで これだけの物が消費され そして廃棄されるのを見ると この日本は贅沢なのか豊かなのか無駄なことをしているのかがわからなくなる

そういえば昔は子供服は きょうだいや近くの知り合いやらいとこやら 家族・知人の間でのお古・お下がりは当たり前のことだった

今もそれは残っているだろうけれど いくら綺麗でまだまだ使えるとこちらが思っても それぞれ好みもサイズもあり また流行もありで さらには気安く人に上げるような関係性のある人も少ない私のような人間にとっては ゴミにするほかは無い


実は最近 町に古着(だけでなくバッグや時計その他)売買の大きな店があるのを知って 回収場所に行くよりも近いしと 初めて売りに行ってみたのだが 驚くほど安かった

相手も売れるかどうかわからない物を買うのだし 利益も生み出さなければならないから それも当然だろう

どうせ捨てるものだったのだから金額はいくらでも良かったし ちょっと試してみたかっただけのことで まだまだ幾らかにはなるだろう物も残ってはいるが 私はもう利用しないと決めた

回収した物がもしも再利用されるのであれば こうしたことでほんの少しだけでも貢献できるほうが 私にはずっと気持ちが良いと感じたからだ

どこかの誰かが親のコートを着てくれるかも と想像するのは 実際はどうなるのかはわからなくてもとても楽しい 


今日は半袖でも良いと思うような秋晴れで 明日もこんな日だといいなと思いながら 気持ちの良い散歩をしてきた
コメント (4)
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