昨日のつづきです。
公園のなかほどにある見事な2本の大木。
華やかな真紅とピンクで文字どおり春爛漫。
一重寒紅(ひとえかんこう)
木の下のベンチで休んでいる人の頭の上では、
ミツバチが花粉を集めています。
鹿児島紅(かごしまこう)
おとなりには、
ひときわあざやかな「鹿児島紅」。
こんなに赤い梅の花を見たのは初めて。
鹿児島紅ほしいなぁ、と見あげていました(笑)。
玉牡丹(たまぼたん)
公園の東のほうには、
ちょっと変わったかわいい白梅。
花を見てナットクの「玉牡丹」。
わたしには玉釦(ボタン)に見えるけど、、、
と、ここまで書いたら・・・・・
庭で「ホーホケキョ」の声。
鶯の初音です。
数日前まで「チッチッ」と笹なきしていたのですが、
やっとうたうようになりました。
どうやら、梅の株元のあたりにいるようです。
「梅にウグイス」じゃないけれど、
木の上ではなくて、下で鳴く。
オスがメスをさそう恋の歌です。
ひとしきり気持ちよく鳴いたあと、
近づくと「ケキョ、ケキョ、ケキョ」
と飛んでいってしまいました。
この鳴き声は「谷渡り」といって、
ウグイスの警戒音。
ウグイスが飛び去ったあとには、
青空に白梅がうつくしい。
我がやどの梅の下枝に遊びつつうぐひす鳴くも散らまく惜しみ
(『万葉集』846、巻5「梅花の歌」の薩摩目高氏海人)
(梅林公園Part3につつ゜く)
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