みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

猫の目草と竜の玉/サファイアとルビーみっけ!

2006-03-22 18:50:36 | 花/美しいもの
竜の玉
コバルトブルーの、宝石のような
青い玉をはじめて見たのは、いつだったろう。
子どものころ住んでいた社宅の、
2階建ての赤屋根のお屋敷の、
イチジクの木の緑色の下草の
真ん中に光っていた。
そっと持ち帰り、大事にしていた。
わたしひとりの秘密の宝物。


 
ジャノヒゲ(別名リュウノヒゲ・ユリ科)>
本州各地の山野の林内に生える薬用植物の多年草。
根の肥大部をバクモンドウといい、
漢方で鎮咳、去痰薬の「麦門冬湯」に配合される。


「日本各地および朝鮮、中国の温帯から亜熱帯に分布し、
山林の陰に生える多年草。人家の軒下などにも栽培される。
葉は長さ10~30cmで硬い。
花は初夏から夏、淡紫色、まれに白色もある。
果実状に見える種子はハズミ玉といい女児の遊びに使われる。
根は薬用にもなる。和名、蛇ノヒゲはその葉状に由来する。
漢名書帯草、飾り物にもされる。」
(『原色牧野植物大図鑑』より)


 
子どものころ、あまり見たことがなかったリュウノヒゲ。
いまでは庭のいたるところに生えている。
青い宝石もあちこちにコロコロ。
わさわさと茂った細い葉をかきわけて、
竜の玉を見つけると、いまでもうれしい。


ルビーのような赤い玉もみつけた。
  
アオキ
  
マンリョウ         万年青

ネコノメソウ(猫の目草・ユキノシタ科)

何かめずらしいものはないかと、
育苗用のパイプハウスを見にいったら、
ネコノメソウがびっしり生えていた。
「猫の目」みたいに緑色に光るからネコノメソウ?



 

「北海道から九州および千島南部に分布し、
山地や山麓のしめったところに生える多年草。
茎は横にはって節から根を出す。
花茎は高さ5~20cmで軟らかい。
葉は対生し花に近いものは黄色を帯びる。
花は春,がく片4,雄しべ4,花弁はない。
種子は一見滑らかだが突起がある。
和名猫ノ目草(ネコノメソウ)はさく果の縫線を
ネコの昼間の目の瞳孔に見立てたもの。」
(『原色牧野植物大図鑑』より)



昨年撮ったネコノメソウ

珍しいオドリコソウやネコノメソウ、
ワラビや破竹などが庭に自生するわが家は、
「えっ山麓なんだぁ」とあらためて思った(笑)。

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最後まで、読んでくださってありがとう。

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コメント (10)
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