「アスカ」さんで見たときに、だいたい決めていたのですが、
一晩寝かせて考えて、ヨツールF600 に決めました。
ヨツールJotulF600 ブルーブラックエナメルが届きました。
「アスカ」の社長さんが、みずから、
岐阜県なら近いからと車で運んでくださいました。
少人数では動かせないので、軽トラに載せてもらうとこまでお願いし、
あと、都合のよい日に自分たちでセットします。
とりあえず梱包を解いて、秋の陽の下で、お披露目です。
背面から見るとシンプルで、大型テレビみたい。
いまの薪ストーブより、ひとまわりコンパクトな感じです。
とはいえ、
世界の鋳物製薪ストーブの最も大きなタイプに入ります。
ぐるっと一回りすると、お店で見た以上に、色も形もイイ感じ。
お値段も、鋳物製薪ストーブのなかでは最高レベルですが(笑)、
店頭展示品で前面ガラスの下の灰受けが少しさびているし、
わが家は家具としてではなくて実用品で使うので
この高いほうのブルーブラックエナメルではなくて、
ふつうの「ブラック」の受注を待とうかと迷っていたら、
(実は一目見てふたりとも気に入っていたのですが)
かなりお値打ちにしてもらいました。
前のドイツの「アンデス」とほぼ同じ価格ですが、
12年も冬中毎日働いてくれるのですから、安い買い物です。
”あたたかな巨人”にふさわしいヨツールの代表的な製品が、
品質、デザイン、安全性などのバランスがとれた大型の Jotul F 600。
以前は”ファイヤーライト”の名前で親しまれてきたそうです。
ヨツール社は150年の歴史と実績があり、
環境基準が厳しい北欧で愛されている薪ストーブで
デザインもシンプルだけど美しいので気に入りました。
燃焼方法は、触媒を使わない最新のクリーンバーン二次燃焼方式。
公害に最も厳しいアメリカ仕様で、木の持つエネルギーを最大限に引き出し、
空気中に放出される不純物や二酸化炭素を極端に少なくしたストーブです。
複雑な構造ではないので壊れにくく、実用にも優れているそうです。
正面の扉は両開き、右側面の扉からも薪を投入するスタイルで、
大型の燃焼室からの熱を逃がさないように
耐熱ガラスは反射コーティングされています。
側面の扉が大きくて、右側なのもわが家にぴったし。
今までは前面扉から薪を入れていたのでそれに慣れているし、
左側は壁に近くて、薪を裏から部屋に入れて置く場所なので
ダッチウエストは左扉なので構造的に無理という事情もあります。
それにしても、存在感のある魅力的な風貌で惚れ惚れします。
美しいオーロラ色の炎が特徴のことですが、このストーブを部屋に置き、
火を入れたらどんなになるだろうと、今からワクワクします。
とはいえ、200キロと重いので、家の裏までは軽トラで運べますが、
動かすには4~5人は必要とのことなので、
子どもたちに召集をかけて、手伝ってもらうことにしましょう。
その前に、ストーブが置けるように部屋を片付けて・・・・と。
朝晩めっきり冷え込んで、黄モクレンが色づいてきました。
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