みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

落差30mの「大倉滝」/清流の滝くらべ2(せせらぎ街道)

2007-11-08 21:05:30 | たび/紀行/温泉

清流の滝くらべ2は、「せせらぎ街道』の峠を高山市清見側に降りて、
トンネルを出た山にある落差30メートルの「大倉滝」を紹介します。

トンネルを出てすぐに右折し、蕎麦屋のすぐ脇を車で上ること5分。


滝見の展望台をとおりすぎ、道路沿いに車を止めて、
100滝コースを上から降ります。
  

ここが大倉滝の落ち口

大倉滝の滝つぼまで、階段を一気に下ります。


遠くから見たより、迫力のある豪快な滝です。
せせらぎ街道にこんな名所があるとは知らなんだ。


紅葉には、まだ少し早いようです。

滝の上半分


滝の下半分

滝にかかる虹


「大倉滝」の全景


「大倉滝」から100滝がはじまるということなので、
ここから渓流に沿って下ることにしました。

散策道は整備されていますが、阿久津48滝より、
勾配も流れも急で、スケールも大きい滝が続きます。

途中でいくつか、岩沿いの橋が続き、
ほとんど流れの上を歩いている気分。

とはいえ、下が見えないのであまり怖くはありません。
流れがそのまま滝になっているので、
ついつい調子に乗って、ドンドン下っていきます。


と思ったら、急峻ながけを一気に下る滝があり、
下を見ると急な階段が連なっています(こわー)。



下まで降りたら、まだ30分ほどはかかりそうで、
来た道を登ることになるので、ここらで引き返すことにしました(ほっ)。

一気に下った滝沿いの山道を、汗をかきかき登りました。


「行きはよいよい帰りはこわい」(笑)

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市民派VS政党推薦3候補/大阪市長選がおもろくなりそう

2007-11-08 08:26:10 | 市民運動/市民自治/政治
東京都知事選では、石原慎太郎が再選され、
また都民無視の傲慢な都政が再開したけれど、
西の大阪市では、「注目の」市長選挙がはじまった。

勝手に「注目」してるのはわたしで、何しろ構図がおもしろい。

政党とは無関係の「市民派」の橋爪紳也候補 と、
その他の政党系候補3人との事実上の闘いになるだろうと予想している。

この間の自・民「大連立」「小沢辞任」「撤回」のドタバタ劇も、
足元の太田房江・大阪府知事のへの疑惑の謝礼も、
「市民派」橋爪候補に追い風だろう。

ここ数年の知事選・政令市クラスの大きな自治体選挙を見ると、
滋賀県知事選で嘉田さん、宮崎県知事選の東国原さんなど、
政党の推薦や応援を受けない「無党派」の候補が、
「マサカ」の当選をしている。

逆に、愛知県知事選、東京都知事選挙では、
事実上民主党の支援を受けた「自称・市民派」の
石田さんと浅野さんが落選し、現職が当選している。

宮崎県知事選は、現職逮捕という直後の選挙だったけど、
複数の政党系候補が束になってかかってきても、
泡沫扱いだった東さんに勝てなかった。

4月の東京都知事選を、2週間東京にいて近くで見ていたわたしは、
「市民派」をなのっていた浅野さんが民主党と急接近したとたん、
市民(有権者だけではない)がさあっと引いたことを実感している。

「市民派」首長候補は政党と組まないこと、が勝つための第一条件。
「名目上」だけでなく、「実質的にも」「運動的」にも。
「市民型選挙」は、従来型の「地縁選挙」とも政党の「組織選挙」とも、
戦略も戦術も別もので相容れない。

有権者は、候補者本人からのメッセージを待っている。
選挙は、政党の推薦や、大きな組織がなくても、
市民一人ひとりにていねいに政策と思いをとどければ「かならず届く」。

有権者が候補者を選ぶ基準は「人柄」と「政策」。
「無党派」市民から見た「人柄」は、政党との距離でも測られる。
市民は、候補者の「立ち位置」を敏感に感じ取っている。

「派閥政治」と「党利党略」を優先して、弱い立場の人を見すてる
「政党政治なんてクソクラエ!」と思っている市民は、
きっとわたしだけではないだろう。

橋爪さんと嘉田さんの共通点は、政党との関係も模索したけれど、
結論として、「市民と組む」ことを明確に選択したこと、
ともに、大学を退職して、退路を断って選挙に臨んでいること。
ユニークな京都精華大学の教員をしていたという共通点も興味深い。

というわけで、
わたしはもちろん「市民派」の橋爪さんを勝手に応援しています。


大阪市長選・5人が立候補、財政や地下鉄など主な争点に
 
2007年11月05日 朝日新聞

 大阪市長選は4日告示され、無所属の5氏が立候補を届け出た。財政再建や市政改革のあり方、市営地下鉄民営化の是非などが主な争点だ。同市長選は福田政権発足後、最初の大型選挙。18日投票、即日開票される。
 5氏は届け出順に、元大阪市立大教授の橋爪紳也氏(46)、元毎日放送アナウンサーの平松邦夫氏(59)=民主推薦=、市長の関淳一氏(72)=自民、公明推薦=、元市議の姫野浄氏(72)=共産推薦=、人材派遣会社員の藤井永悟氏(31)。政党推薦の3氏と「市民派」を掲げる橋爪氏による事実上、4氏の争いだ。
 大阪市長選では長年、主要政党が有力候補に相乗りする状況が続いてきた。今回は自民、公明が推す現職の関氏に対し、民主が平松氏を擁立したことで激戦が予想される。ただ、民主党の小沢代表が告示日に辞意表明したことで、選挙戦に影響が出る可能性もある。
 4日の第一声で、政党推薦を受けない橋爪氏は、市民対話で作ったマニフェストを掲げ「市民の思いや怒りを形にするリーダーが地域を元気にする。大阪に活力を取り戻したい」と訴えた。
 平松氏は、関氏が一律に数値目標を掲げて歳出削減や職員削減を進めたことに「経営者が一番採るべきでない方法をとった」と批判。税収増にも力を尽くす考えを示した。
 一方、関氏は2年間の市政改革や財政再建、同和行政の見直しなどの実績を強調。「次の任期は大阪の新たな出発の時期と位置づけ全力投球していく」と語った。
 姫野氏は「長年の乱開発と乱脈な同和行政の損害をこうむったのは市民だ」と市政刷新の必要性を強調。子どもの医療費助成の拡充など福祉や教育の充実を訴えた。
 
   
橋爪紳也候補      平松邦夫候補      関淳一候補      姫野浄候補
◆おことわり 一部の候補については本人の希望で顔写真を掲載していません。


橋爪候補の公式HP。
「はしづめ紳也 もう黙ってられへん!」 

橋爪紳也さんを応援する『勝手連』大阪をほっとかれへん!

プロモーションムービー
も、
勝手連事務局日誌のブログも見つけた。
これがまったりしていて、とっても面白いのだ。


以下は、太田房江・大阪府知事のへの謝礼疑惑。
オンブズ の全国大会でも、大阪府と大阪市は散々な評価だった。

太田・大阪知事に謝礼880万円、経営者向け講演名目

2007.11.7読売新聞
◆4年半、1回50万~100万円

 大阪府の太田房江知事(56)が2003年4月~07年9月の間、府の公共工事入札参加資格業者も含まれる中小企業経営者らの任意団体「関西企業経営懇談会」主催の懇談会に計11回出席し、計約880万円を「講師謝礼金」として受け取っていたことがわかった。太田知事は「毎年、所得等報告書にも記載、税務申告も適正に行っており問題ない」としているが、講演自体は約30分で残り90分はアルコールを伴う飲食だった。「額が多く、不適切」との指摘もあり、府との“癒着”を生みかねず、議論を呼びそうだ。
 山田信治・知事特別秘書らによると、懇談会は大阪市内のホテルで開かれ、毎回、20人前後が出席。太田知事は府政に関する問題をテーマに府職員の用意した数枚の資料をもとに約30分間講演し、その後、各テーブルを回り、出席者と飲食を兼ねて懇談していた。
 太田知事への謝礼は、03、04年が1回70万円で計4回分、05、06年は1回100万円で計5回分、07年は1回50万円で計2回分が支払われた。謝礼は会員の年会費から支出していた。
 同会は03年4月、太田知事を応援する趣旨で、製造業を中心とする中小企業経営者らで発足、現在、会員は30人。うち10人は設計会社など府の入札参加資格がある企業の経営者。山田特別秘書は「実際に府発注の公共工事を受注しているかどうかはわからないので調べる」としているが、会員の中には学校法人理事長もおり、法人には府の補助金が交付されているという。
 太田知事は「会員企業が府と何らかの関係を持っていることがあるかも知れないが、私が会合に出席することとは何ら関係がない」とのコメントを発表した。
 NPO株主オンブズマン代表で、森岡孝二関西大教授(企業社会論)の話「謝礼金にしては額が破格という印象だ。継続的に開かれる懇談会の参加企業が府と取引のある特定企業の集まりだとすれば、謝礼という意味合いを超える。特定企業の優遇につながりかねず、行政の長としては不適切だ」
(2007年11月7日 読売新聞)


「清流の滝くらべ2(高山市清見せせらぎ街道)」は、
今日、ふたつ目の記事で紹介します。

また見にきてくださいね。

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