みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

甘柿の女王「富有柿」&ヨツールのオーロラの炎とエコファン

2007-11-22 20:30:07 | 花/美しいもの

甘柿の女王「富有柿」の発祥の地は岐阜県。
産地の大野町で富有柿をつくっている姉から立派な柿をもらいました。


以前は大野町かき生産組合に出荷していたのですが今は柿畑を縮小して、
屋敷周りに立派な柿の木を、自家用に数本残して、
選定して11月に収穫しているだけなのでほとんど無農薬。
とはいえ、何と!姉の家族は柿が嫌いなので毎年もらっています。



富有柿は、柿の中での超晩生で、11月にならないと甘くなりません。
今年は2週間ほど遅れているようで、今回が初収穫とのこと。

  

とっても立派な柿で、上品な甘さです。
かたいうちは歯ざわりがよくシャリシャリしていて、
しばらくすると、しっとりとしてきて甘みが増します。



「柿?が赤くなると医者が青くなる」?じゃなくって?トマトだっけ?
どっちにしても、柿はとっても体によい果物です。

 かき豆知識
◎ 富有柿発祥の地は、岐阜県です
富有柿は、岐阜県巣南町居倉において「居倉御所」と呼ばれていた
柿の中から選抜されたものです 。
富有柿は、九州より気温の高い地域では赤くならず、
岐阜より気温の低い地域では渋が残る品種です

◎ 柿はとっても体に良い果物です!
昔から「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれるほど、
食品として極めてすぐれている柿。
ビタミンA、ビタミンC(みかんの約2倍)が多く含まれています。
干柿にすると、カリウム、鉄、食物繊維も多くなります。

かきの効能
●β-クリプトキサンチン【カロチノイド】
・カロチノイド(β-カロチンやリコピン)の中でも
活性酸素を除去する能力が(抗酸化作用)が高い。
・柿の含有量は野菜や果物の中では温州みかん、パパイヤに次ぐ含有量。
【健康増進効果】
・発ガン抑制効果(前立腺ガン、肺ガン、胃ガン、大腸ガン)
・アルツハイマーの予防効果(神経細胞の分化促進)
・骨粗鬆症の予防効果(骨形成増進作用)
・リュウマチ発生率の低下
●タンニン(プロアントシアニジン)【ポリフェノール】
・ポリフェノールの中で最も活性酸素を除去する能力が(抗酸化作用)が高い。
・ポリフェノール含量は赤ワインの50倍
【健康増進効果】
・脳出血、脳梗塞の発病抑制効果 ・心臓病予防効果 
・発ガン抑制効果・血中コレステロールの低下効果
・血圧低下効果 ・アルコールの吸収抑制 ・殺菌作用


ところで、

柿を食べ過ぎると、体を冷やすと言われているのですが、
薪ストーブの遠赤外線を背に、あたたかい部屋で食べればだいじょうぶ。

めっきり寒くなったので、ヨツールF600がフル稼働しています。
火加減が慣れてきて、ヨツールの特徴であるクリーンバーン燃焼方式の
美しいオーロラの炎が出せるようになりました。



  

ストーブの上の、これはなんでしょう??


つれあいが『アスカ』さんで見て一目ぼれ、
熱エネルギーで回る「エコファン」です。

薪ストーブ友の閑閑話さんのブログでも紹介されていました。

けっこう高いものですが、たしかにストーブが熱くなると
くるくる回り始めて楽しめます(笑)。
温度計の役目もするそうで、快適に回っているときが適温だそうです。

そのお隣の鍋ではお湯が沸いていますが、台所では、

サトイモ、ニンジン、大根、ささげも入れて
無農薬の自家野菜の鍋もそろそろ食べごろになってきました。


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土作り3年 自然の理で【寺町知正さん】いきいきセカンドステージ(朝日新聞)

2007-11-22 12:35:54 | 有機農業/野菜&ハーブ
昨日の朝日新聞いきいきセカンドステージに、
つれあいのエッセィが載りました。
PCはおとなりさん同士なので何を書いているのか興味津々なのですが
隔週の水曜日に届いた記事を、読むまでは分かりません(笑)。

ということで、本人より先に、紹介します。

  いきいきセカンドステージ 【寺町 知正さん】 
土作り3年 自然の理で

朝日新聞 2007年11月21日

 南北の気候差の大きい県内のやや南寄りの山県市近辺では、11月中旬はタマネギ苗の定植やエンドウなどの種まきなどが残る。飛騨からは赤カブ漬けの便りが届く頃。もっとも、これら地域ごとの作業も、地球温暖化の影響で、古老や先輩農家の経験より後ろにずれているようだ。
 これからの冬場、地域や作物に関係なく共通する課題は土づくり。小さい規模では畑のやりくりも必要になってくる。今から収穫を進めていくと、順番に場所が空く。その空いている冬の間に土作りをしたい。有機質肥料を土に混ぜて次の作付けの準備をする。
 農薬などに頼らずに野菜をおいしく作るには、肥えた土を使う。作付け直前の施肥は避けるという原則を心得ておきたい。春にあわてて土に肥料を混ぜ、直後に作付けするようでは、病気や虫を招待しているようなもの。作付け直前に肥料を畑の全面に混ぜ込んで作る手法は最悪だ。
 たいていの菜っ葉類や根菜類は、栽培の後半は肥料をやらないのがおいしくするコツ。イモ類は早い時期でも肥料をやると味が落ちる。まだ肥えた土になっていない場合は、直前の肥料に頼るより早めの追肥でしのぐ方が無難だろう。
 「土作り3年」と言われる。土が肥えていない場合や追肥をする場合には、堆肥(たい・ひ)を土の上に置くのがコツだ。こうすれば雑草の防止にも保温にもなるし、作物の根に悪影響を与えない。季節がめぐり、次の野菜の作付けの時には、土になじんで優良な素材として土の中に入っていく。
 実は、これは手抜きの土作りなのだが、自然の理とサイクルにかなう形で手抜きをすることが楽しい畑仕事、豊かな田舎暮らしの基本だと思う。


記事の舞台となっている畑は、こんな感じです。
今年の畑は、ローテーションで家の前なので収穫が楽。
とはいえ、秋野菜の担当は連れ合いです。

春キャベツの苗を植えて、ポリの中にはエンドウの種を蒔きました。




庭のドウダンツツジも色づいてきました。


  

『む・しの音通信』64号の編集と、KJ法の文章化の仕上げをしていますので、
今日はこれで、さようなら。


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