みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

11/10~11第3回『議員と市民の勉強会』《問題解決・政策実現の手法》

2007-11-10 07:25:52 | 「市民派議員塾」「M&T企画 選挙講座」
今日と明日、第3回『議員と市民の勉強会』でウィルあいち。

事前に、「決算議会(審査)の事後評価・よくできたテーマ、失敗したテーマ」、
「あなたが取り組んでみたい一般質問」の3種類の勉強会の課題を出して、
10月末にリクエスト項目に沿ったレジメを提出してもらって、
それを読んでから、内容をきめる、という手間ヒマかかるぜいたくな勉強会である。

参加者のニーズは、もちろん、議員活動の力をつけること、
わたしのニーズは、議員に議会でちゃんと働いてもらうこと。

ということで、事前サービスで、
レジメを読んでコメントしてリライトしてもらうことをしてるのだけれど、
添付ファイルでレジメが届いて、電話がかかるまでの短時間のうちに
わたしもテーマを読んで基本的なことを調べて相談に応じるのだけど、
本人の調査より、わたしのほうが手持ちの情報が多いことが多々ある。

スタートの着眼点つまずいて、論点整理・基本的な論理構成が
できていないので、その後のゴールまでずれていくようだ。

経験と場数の差ということもあるけと、
こういう種類の質問ではここを調べる、構成はこうなるということが、
類型化してできていないようなので、今回はそのことを主眼に、
《問題解決・政策実現の手法》としました。

第3回『議員と市民の勉強会』
テーマ《問題解決・政策実現の手法》

講師:寺町みどり&ともまさ第3回『議員と市民の勉強会』

11月10日(土) 13:00~20:00
11月11日(日) 9:00~15:00
オプション講座A《ワークショップ:「KJ法」をつかいこなす》
オプション講座B《情報公開、住民監査請求など制度を活用して役所をひらく》

【内容とスケジュール】
13:00~開会
・プレゼンテーション
「選挙に当選(落選)してから○ヶ月、今のわたしの総括」

【セッション1】
テーマ「決算を予算につなぐ~政策的観点から決算を事後評価する」

①「決算審査でよくできたテーマ、失敗したテーマ~私の決算審査を報告する
 =他の人の報告から学ぶ!」
②決算審査の基本や原則 
 議案調査の重要性/ヒアリング⇒考察(⇒再調査)⇒本番の質疑⇒観点
③討論をしたか、しなかったか。その理由と主張
 ④予算審議へつなぐ⇒次期の決算⇒予算 ・・・つぎへの展望 

【セッション2】
テーマ「政策をつくる/かえる/とめる~取り組んでみたい一般質問をシミュレーションする」

①「一般質問を<つくる>とはどういうことなのか~一般質問をシミュレーションする」
②あなたの質問はどの種類?/一般質問の論理構成の基本~問題解決の手法
③行政・議会における「政策」とは何か?
 政策をつくる・かえる・とめる~質問によって構成は変わる
★テキスト『市民派議員になるための本』

【参加者からの質疑・応答】

【セッション3】
テーマ「手法とスキルを駆使して、直接民主主義の制度を使いたおす!
    ~議会活動・市民活動のスキルアップのために」

①入門編/市民的手法・パーツを知る 
②市民としての応用編/情報公開制度・住民監査請求などを知る 
③議員としての実用編/請願等への対応・情報公開で事業や政策の実態を調査する
 住民監査請求で議論を発展させる 

【まとめ 勉強会で獲得したこと。

【持ち物(文献などは必需)】
・確定した課題1(課題2種類と対応する決算書2枚)と
課題2のレジメを、各20部ずつコピーして持参すること。
・『市民派議員になるための本』(学陽書房)
・『市民派政治を実現するための本』(コモンズ)
・『予算の見方・つくり方』(学陽書房)
・『地方自治小六法』程度の辞書
・『議員必携』(学陽書房)
※オプション講座の持ち物は、それぞれの講師から。


明日は、希望者のみのオプション講座。
オプションAの「KJ法」ワークショップをわたしが担当し、
オプション講座Bをともまささんが担当する。

11月11日(日)9:00~15:00
オプション講座A《ワークショップ:「KJ法」をつかいこなす》
「さまざまなマイノリティが生きやすい市民社会をどのようにつくるのか」

12月2日の上野千鶴子さん講演会・フォーラム「さまざまなマイノリティが生き延びるために」のプレ企画。

オプション講座B《情報公開、住民監査請求など制度を活用して役所をひらく》 
――市民としての効果的な活動のポジション、
有効な議員活動のポジションを自分で獲得するために――
 情報公開や住民監査請求、異議申し立て、不服申し立て、
行政訴訟の基本的な理解のためのレクチャー


じつは、こちらの「KJ法」のほうがプレッシャーで、
10日の打ち合わせは済ませたので、昨日は午後から、「KJ法」を予習していた。
ともちゃんは、そのまま本が書けるほど、どっさりレジメを作っていた(笑)。

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