みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

NHKあさいち「我慢しないで!夫からの暴力」

2012-10-22 17:31:08 | ジェンダー/上野千鶴子
きょうは朝から10月27,28日に開催する「市民派議員塾」の仕事。
スタッフから届いた参加者の課題のファイルを、
集中して読み込んでいたので、目が疲れました。
ふうっ!

夕方、「今日の仕事は終わり」とコーヒーを読んで休憩していたら、
玄関のチャイムが鳴って、まどくんが今年の新米を届けてくれました。



精米したてでまだあたたかいピカピカの新米「無農薬栽培のハツシモ」です。



視察に出かけているともちゃんが帰ったら新米でご飯を炊きましょう。

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ところで、けさの「NHKあさいち」、
夫からのDV(ドメスティック・バイオレンス)を取り上げていました。

けっこう具体的で踏み込んだ内容ででした。
DVから「逃げる」ときは、実家や友人のところへは行かない、とのこと。
実際にDVを受けている女性の相談窓口なども紹介しています。
それだけ「DV(ドメスティック・バイオレンス)」が深刻になっている、ということでしょう。

 NHKあさいち
我慢しないで!夫からの暴力
 


専門家ゲスト:米田弘枝さん(立正大学心理学部准教授 臨床心理士)
ゲスト:くわばたりえさん(タレント)、内藤剛志さん(俳優)
リポーター:高橋さとみアナウンサー
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配偶者などから受ける暴力、DV(ドメスティック・バイオレンス)の被害相談が急増しています。全国の相談センターに寄せられた相談件数は8万2千件と、5年前より40パーセント増加。昨年末に行われた全国調査でも、女性の3人に1人が配偶者から被害を受けた経験があり、10人に1人は何度も受けているなど、驚くべき結果が出ています。
3人に1人がDVの被害!? 
この数字にピンとこない方、自分はDVとは無関係、と思う人は多いでしょう。しかし専門家によると、実際には暴力を受けているのに自分がDV被害者だと気づいていない女性が多いとのこと。DVというと、身体的な暴力をイメージしがちですが、言葉や態度などによる精神的暴力もDVに含まれます。精神的暴力は夫婦けんかと勘違いされやすく、加害者も被害者もDVだと認識しないまま、長く結婚生活を送る中で被害者の心身に重大なダメージを与えます。また、同居する子どもの発達にも悪影響が出ることも分かってきています。
番組では、「どこまでがDVなのか?」「どうして被害者は逃げないのか(逃げられないのか)?」「子どもへの影響は?」「DV夫は変えられるのか?」などという疑問に答えます。またノウハウとして、DV夫から逃げた場合の住まいや生活費、子どもの学校などの問題に対し、どんな支援があるのか、逃げない場合にできることなど、実例をもとに具体的に紹介していきます。

DVとけんかはどう違う? ケースバイケースなので、はっきりした線引きはありませんが、原則として「けんかは対等」「DVは支配」という違いがあります。妻からすると、夫とやりあうことはあるが、言いたいことが言える関係ならばけんかの範ちゅう。一方で、夫に言いたいことがあっても、その後の夫からの暴力(身体的・精神的・性的暴力)が怖くて言い出せない、という状態であればDVの可能性があります。また、夫が妻をわざと怖がらせて自分の言うことを聞かせようという行為もDVの範ちゅうに入ると考えられます。番組では、精神的暴力になりうる行為の一例をご紹介しました。

【これも精神的暴力】
・大声でどなる
・交友関係を監視する
・ドアをバタンと閉める
・十分な生活費を渡さない
・無視する
・「自殺する」と脅す

どうしてDVの被害女性は夫と別れないのか(別れられないのか)?暴力を受け続けているのに、夫から離れない女性も多くいますが、さまざまな理由があります。
以下は番組で紹介した例です(別れられない理由はこの限りではありません)。

(1)無力感・「悪いのは自分だ」と思ってしまう 例えば暴力をふるう夫から「お前が間違っている」「お前のせいだ」と言われ続けると、女性側は、「悪いのは、夫を怒らせる自分だ」と思い込んでしまう(思い込まされてしまう)傾向があり、徐々に自分の考えや判断に対する自信を失っていきます。判断基準が夫になり、別れる・抵抗するのもできなくなる(思いつかなくなる)ことにもなります。特にDVは親密な間柄で、かつ、密室で行われる暴力行為のため、この傾向はほかの人間関係よりも強く出ると考えられます。
(2)恐怖心何か行動を起こしたら、さらに暴力がひどくなるのではないかという不安や恐怖感。また、親密な間柄での突然の暴力により、冷静な判断力が失われるということもあります。
(3)複雑な心理「暴力をふるうのは私のことを愛しているからだ」「いつか夫は変わってくれるのではないか」と思ってしまい(もしくは、思わざるを得ないほど精神的に追い詰められ)、被害者であることを自覚することができなくなることもあります。
(4)その他経済的な不安、子ども・住居への不安など。

“DV夫”から逃げた場合、どんな支援を受けられるのか?例えば、住まいの面では婦人相談所や民間シェルターなどで一時保護を受けることもできます。
具体的にどんな支援を受けられるかはケースバイケースなので、詳しくは下記の相談施設でご相談下さい。「これはDVなんですか?」という質問でもかまわないので、自分の状況を客観的に知る意味でも電話してみてはいかがでしょうか。
(1)「配偶者暴力相談支援センター」
DV専門の公的相談施設で、全都道府県にあります。
詳しくは、内閣府男女共同参画局のホームページをご覧ください。
ホームページ:http://www.gender.go.jp/e-vaw/soudankikan/01.html
(2)「DV相談ナビ」
最寄りの相談施設を自動音声で紹介してくれます(配偶者暴力相談支援センター以外の公的なDV相談施設が紹介されることもあります)。
電話:0570-0-55210
(3)「NPOなど民間支援団体」 など


離婚調停の際の弁護士費用についてDVの被害女性が離婚しようとしても、協議で離婚が成立するのが難しいことが多く、その場合、家庭裁判所の調停や訴訟の手続きを利用することになります。経済的に余裕のない方には、法テラス(日本司法支援センター)が弁護士費用などを立て替えています。費用などは、法テラスの基準に基づき決定されます。決定される費用の額は事案によって異なりますが、離婚調停の場合、弁護士費用は最低でも20万円くらいかかるのが通常です。法テラスが立て替えた費用は、毎月1万円以内の金額(無利子)で分割払いができますし、生活状況などに応じて、支払いが猶予または免除される場合もあります。無料の法律相談もありますので、詳しくは下記「法テラス」にお問い合わせ下さい。 
「法テラス(日本司法支援センター)」
ホームページ:http://www.houterasu.or.jp/
電話(法テラス・サポートダイヤル):0570-078374
※法テラスとは、国が設立した法的トラブルを解決するための法人です。


DVの子どもへの影響は?家庭内で暴力を目撃したことにより、子どもにさまざまな心身の症状が出ることがあります。また、感情表現や問題解決の手段として暴力を用いるようになることもあります。番組では、配偶者などからの暴力被害を受けた女性と子どものための心理教育プログラム「びーらぶプログラム」を紹介しました。現在、全国8か所で実施しています。詳しくは下記にお問い合わせ下さい。
「NPO法人 女性ネットSaya-Saya(サヤサヤ)」
電話・ファックス:03-6806-8684
ホームページ:http://saya-saya.net/


“DV夫”を変えられるのか?“DV夫”が暴力をふるう理由は、「疲れていたから」などという一時的・衝動的なものではなく、例えば「相手を思ったとおりにコントロールしたい」「コントロールできないと怒りを感じる」という「考え方」にあるため、妻1人の力で夫を変えることは無理と言われています。番組では、加害者男性が暴力をふるわないように教育する更正プログラムを紹介しました。詳しくは、下記にお問い合わせ下さい。
「NPO法人 女性・人権支援センター ステップ」
ホームページ:http://step7787.exblog.jp/
電話:080-5530-8047(DV加害者更正プログラム専用窓口)

“DV男”の共通点は? 番組では、ゲストの臨床心理士・米田弘枝さんの監修のもと


、“DV男”の性格・行動に共通するものを6つ紹介しました。これに当てはまった人が全てDVを行うというわけではありませんが、その素質を持っている、もしくはその可能性がほかの人より高いというものです。
【DV男の共通点】
・ハンドルをにぎると人が変わる
→自分の思い通りにならないと切れやすい典型的なタイプ。
・突然遊園地に行くと言いだし、準備が遅いと怒る
→自己中心的 「家族のためにしてやっているのに」と思い、期待したほど家族が喜ばない、などでも怒る。
・寝込んでいても食事を要求
→何でもやってもらうのが当たり前という甘え。
・レストランの店員に横柄
→自分より下とみなした人間には支配的。
・子どもと遊ぶのが下手
→共感性の欠如 子どもの気持ちがわからない、つまり妻の気持ちもわからない。
・よく自室にこもる
→身勝手で、親密な人間関係が結べない。 


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10月21日(日)のつぶやき

2012-10-22 01:22:33 | 花/美しいもの

あなたを忘れない/わたしを忘れないで 清水晶子 | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/book/?p=5118


おいしい高山ラーメン。「やよいそば」と「豆天狗」食べ比べ goo.gl/sgjKV


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