みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

子宮頸がんワクチン:接種呼びかけ 中止を勧告/製薬会社に厚労省「体の痛み記載を」

2013-06-18 21:14:18 | 健康/くらし/薪ストーブetc
子宮頸がんワクチンの接種による副作用が問題になっていましたが、
厚生労働省は、全国の自治体に対し、対象者に個別の案内を出さないよう勧告した。

さらに、接種後にからだの痛みを訴える被害者が多いことにより、
「長引く広範囲の体の痛み」を記載するよう、製薬会社に指示した。

どちらも異例のこと。

予防接種を推進することについては、どんなよいといわれるワクチンでも副作用の恐れがあるので、
わたし自身、安易に予防接種を受けないという慎重な対応をしてきました。
疑わしいものは推奨しない、ということですが、
国がいったん決めたものを方針転換する判断が必要なほど、安全性に問題があるということでしょう。

  子宮頸がんワクチン接種呼びかけ 中止を勧告  
6月15日 NHKニュース

子宮頸がんワクチンについて、厚生労働省は、14日夜、全国の自治体に対して積極的に接種を呼びかけるのを一時、中止するよう勧告しました。

子宮頸がんワクチンは、ことし4月に法律に基づく定期接種に追加され、小学6年生から高校1年生までの女子を対象にほとんどの自治体で無料で接種が行われていて、自治体は積極的に接種を受けるよう呼びかけています。
しかし、14日開かれた厚生労働省のワクチンの安全性を検討する専門家会議で、接種したあと体中の痛みを訴えるケースが33例あることが報告され、専門家会議は「接種との因果関係が否定できず、原因が分からないため、国民に注意点を説明できない」として積極的に接種を呼びかけるのを一時、中止すべきだという意見をまとめました。
これを受けて、厚生労働省は、14日夜、全国の自治体に対して積極的な接種の呼びかけを一時、中止するよう勧告しました。
また、接種の希望者が医療機関を訪れた場合、接種を積極的には勧めていないことを伝えたうえで、有効性と安全性について十分に説明するよう求めています。
一方で、定期接種を中止するのではないとして、希望者が接種を受けられるよう態勢の維持を求めています。
厚生労働省は、今後、ワクチンと痛みの因果関係などについてさらに調査を行ったうえで、改めて専門家会議で評価を行い、積極的な接種の呼びかけを再開するかどうかを判断することにしています。



 子宮頸がんワクチン、検討会「一時的に接種推奨控える」 
2013年6月14日 朝日新聞

 【森本未紀】子宮頸(けい)がんワクチンの接種後に長期的な痛みやしびれを訴える人が相次いでいるため、厚生労働省は14日、一時的に接種の推奨を控える方針を決めた。接種は中止しないものの、自治体に対し、対象者に個別の案内を出さないよう勧告した。法により自治体が実施している定期接種のワクチンで推奨を控えるのは異例のことだ。
 この日、開かれた厚労省検討会が「痛み、しびれの原因を調査し、きちんと情報提供できるようになるまで、推奨を控えるべきだ」と結論づけた。対象者は希望すれば、これまで通り無料で受けられるが、医療機関での接種前にも、推奨されていないことが説明される。接種者が大幅に減る可能性がある。
 子宮頸がんワクチンは2010年に国の助成が始まり、予防接種法改正で今年4月に定期接種になったばかり。小学6年~高校1年の女子が対象で、父母らから安全性をめぐり懸念の声が出ていた。これまで推計328万人に接種され、1968件の副作用が報告されている。
 検討会では、接種後に体に痛みが出るなどの健康被害43例の原因などを話し合った。しかし、因果関係がはっきりしないことから、委員からは「さらに調査が必要」との声が相次いだ。同省は、予防接種と痛みの関係について、16の大学病院などを中心に数カ月で、情報収集、分析を進め、再び、積極的に推奨すべきか結論を出す方針だ。
 検討会は、接種そのものの中止は「必要はない」と結論づけた。検討会の桃井真里子座長(国際医療福祉大副学長)は「ワクチン自体の安全性に大きな問題があるということではない。さらに調査し、より安心な情報を出せるようにしたい」と話した。


子宮頸がんワクチン、判断丸投げ? 推奨中止に戸惑い(2013年6月18日 朝日新聞)

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 子宮頸がんワクチン:製薬会社に厚労省「体の痛み記載を」
毎日新聞 2013年06月17日 

 接種の勧奨を控えることになった子宮頸がんワクチンで、厚生労働省は製薬会社2社に対し、医師向けの添付文書の注意事項に「長引く広範囲の体の痛み」を記載するよう指示した。2社は16日に添付文書を改訂し、医療機関に通知を始めた。
 厚労省の指示は14日付。子宮頸がんワクチンには「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類ある。いずれの添付文書にも注意事項や副作用の欄に、失神や神経まひを起こすギランバレー症候群などは書かれていたが「体の広範囲が長期間痛む」症例の記載はなかった。
 同省は「重要な基本的注意」の欄に、発生原因は不明だが「注射部位に限局しない激しい痛み、しびれ、脱力などがあらわれ、長期間症状が持続する例が報告されている」と明記を指示。異常が認められた場合は、神経内科など専門医への受診を求める内容の記載を指示した。
 子宮頸がんワクチンは4月から定期接種になったが、接種後に体の痛みを訴える中高生が相次いでいることを受け、厚労省の専門家検討会が14日、積極的な接種の勧めを一時差し控えることを決めた。【桐野耕一】 


 子宮頸がんワクチン接種後の痛み調査へ
6月18日 NHKニュース

接種後、体の痛みを訴えるケースが相次いだため、接種の呼びかけを中止した子宮頸(けい)がんワクチンについて、厚生労働省は、接種と体の痛みの因果関係や痛みが出る頻度などについて実態調査することを決めました。

子宮頸がんワクチンはことし4月に法律に基づく定期接種に追加されましたが、接種後、長期間体の痛みを訴えるケースが相次いで報告されています。
これについて、専門家会議が先週、「接種との因果関係が否定できず、発生頻度が分からないため、国民に注意点を説明できない」という意見をまとめ、厚生労働省は、自治体が対象者にはがきなどで接種を呼びかけるのを一時中止しました。
このワクチンは3年前から公費で費用の一部を助成して接種を進めてきましたが、厚生労働省によりますと、接種後に体に痛みが出たという報告は問題になっていなかったということです。
また、海外でも接種後に痛みが残ったという報告はあったものの、その頻度などについてはデータが少ないということです。
このため厚生労働省は、専門家の協力を得ながら、体の痛みと接種との因果関係や、痛みが出る頻度、それに海外での詳しいデータについて実態調査することを決めました。
厚生労働省は「できるだけ早くデータを集めて、改めて専門家に評価してもらい、接種の呼びかけを再開するかどうか判断したい」としています。



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6月17日(月)のつぶやき

2013-06-18 01:10:13 | 花/美しいもの
コメント (1)
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