みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

静岡県知事選:川勝平太氏、大差で再選/浜岡、県民投票を公約

2013-06-19 21:51:31 | ほん/新聞/ニュース
朝起きたら久しぶりに雨が降っていて、ウォーキングをお休みしたので、
ちょっと手間をかけた朝ごはんを作ることにしました。

タイのレッドカレーペーストがあったので、
畑でとれた野菜で朝カレー。
材料は、鶏胸肉とタマネギとニンジンとピーマン。
材料を炒めて水を入れて圧力鍋で5分。
圧が抜けたらレッドカレーペーストとココナツミルクをくわえて
さらに5分ほど煮ます。

   
カレーを煮込んでいる間に、じゃがいもとキュウリとミニトマトでポテトサラダ、
赤玉ねぎを薄くスライスしてカラフルなスイスチャードと合わせて玉ねぎサラダを作り、
もう一品、マルベリーヨーグルト。
野菜はすべて畑でとれた無農薬野菜。
ちょっとぜいたくな朝ごはんになりました。

おやつは、茂木ビワといただきもののフルーツケーキ。
   

ビワは、庭のすみでたわわに実っています。

植えてから10年くらいたつのですが、茂木ビワは寒さに弱いので
花は咲くけれど実は黒くなって落ちてしまっていたので、
こんなに実ったのは初めてです。


イチジク・バナーネもたくさん実を着けています。

左からドーフィン(夏秋兼用種)、バナーネ(夏秋兼用種)、ザ・キング(夏果)。
  
そろそろサル対策をしなければ・・・。

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ところで、16日の日曜日に投開票された静岡県知事選は、
現職の川勝平太氏が大差で再選されました。

再稼働を問う住民投票に消極的な自民党が支持した候補者は大敗、
「浜岡原発再稼働の是非を住民投票で問う」という公約を掲げた川勝氏が
県民に支持されたということでしょう。

都知事選、参議院選でもこの流れが続くとよいのですが。

  静岡県知事選 川勝氏、大差再選

◆浜岡住民投票に意欲3
 静岡県知事選は十六日、投開票され、無所属現職の川勝平太氏(64)が、無所属新人の元多摩大教授広瀬一郎氏(57)=自民党県連推薦、共産党新人の党県副委員長島津幸広氏(56)の二新人を大差で破り再選を果たした。川勝氏の得票数百八万余は二〇〇一年の石川嘉延氏の百二万余票を上回り、戦後の知事選で最多。投票率は50%を割る低率だった。
 中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働や住民投票の是非、南海トラフ巨大地震に備えた防災対策など県政課題は多かったが、候補間に政策の大きな対立がなかった。
 川勝氏は浜岡再稼働の是非を「住民投票で問いたい」と抱負を述べた。選挙戦では地震対策、富士山の世界文化遺産登録に向けた取り組みなど一期目の実績を強調。「特定の党派のための県政でなく、県民のための県政を行う」と訴え、政党や団体の推薦を受けず、党派を超えた選挙戦を展開。本来は政権与党を支持する財界が川勝氏を支援し、自民・民主党などの政党支持層だけでなく、支持なし層からも幅広い支持を集めた。

 自民党県連が擁立した広瀬氏は立候補表明が四月初旬と出遅れた。安倍内閣と自民党の高支持率を背景に「県政と国政のねじれを解消する」と訴え、支持にとどめた党本部からも閣僚や党三役が応援に駆け付けたが、推薦を得た農協の一部が自主投票に回るなど自民党支持層を固めることができなかった。

 島津氏は「浜岡原発は再稼働を許さず、即時廃炉にする」と浜岡廃炉を前面に押し出したが、共産党支持層もまとめられなかった。
 当日有権者数は三百二万六千九百五十五人だった。
 川勝 平太氏(かわかつ・へいた) 1948(昭和23)年8月、京都府出身。早稲田大大学院修了後、オックスフォード大大学院で博士号取得。早大政治経済学部教授、国際日本文化研究センター副所長などを経て、2007年4月、静岡文化芸術大学長。09年7月の知事選で初当選。家族は妻貴美さん(65)。自宅は静岡市葵区安東2。64歳。

◆【解説】 原発議論避け争点欠く
 静岡県知事選の投票率は50%に届かなかった。有権者の過半数が棄権した最大の要因は、川勝氏と、県議会最大会派を占める自民党県連が担いだ広瀬氏との間に明確な争点がなかったことだ。東日本大震災、福島第一原発事故後、初めての知事選だったにもかかわらず、浜岡原発の再稼働の是非や原発政策の今後について明言を避けた。島津氏は廃炉を主張したが、支持の広がりを欠いた。

 浜岡再稼働をめぐる住民投票の実施は、本紙の世論調査で77・4%が賛成し、知事選でも大きな争点となりえた。川勝氏は本紙の取材に「安全性の確保が大前提で再稼働できる環境は整っていない」とした上で、「住民が最終判断するのが筋だ」と住民投票の実施にただ一人賛成した。

 ただ、川勝氏は演説などではこの問題にほとんど触れず、争点化を避けた印象が残るばかりか、住民投票条例案は住民や県議会が提案すべきだとしている。賛意を示しているのなら、知事自ら実施に向けて具体的な道筋を早く示すべきだ。

 広瀬氏を擁立した自民党県連にも有権者の「ノー」の判断が下された。本紙世論調査では、自民党支持層は知事選で川勝氏に投票する人が最多だったが、参院選の比例代表は自民党に投票するとの回答が最多だった。広瀬氏と自民党県連は「県政と国政のねじれ」を訴えたが、有権者に浸透しなかった。
 勝者、敗者のいずれも重く受け止めるべき結果が出た。浜岡以外にも、防災対策、景気・雇用対策など山積する課題に真摯(しんし)に向かい合い、棄権した有権者を県政につなぎ留める努力をするべきだ。
(静岡総局・本田英寛)

◆投票率49・49% 11・57ポイント減
 十六日投開票された静岡県知事選の投票率は49・49%と半数割れとなった。政権交代の前哨戦と位置付けられ、平成に入ってから二番目に高かった前回の61・06%を11・57ポイント下回った。今回を含めた過去十回の知事選で投票率が半数割れしたのは五回目となった。 


 静岡県知事選:川勝氏大差で再選 浜岡、県民投票を公約
毎日新聞 2013年06月16日 

 任期満了に伴う静岡県知事選が16日投開票され、中部電力浜岡原発(同県御前崎市)の再稼働の是非について、県民投票で判断する方針を掲げた無所属現職の川勝平太氏(64)が、自民が支持する新人候補ら2人を破り再選した。中部電は東海地震など南海トラフを震源とする巨大地震に備え安全対策を2015年春までに終える方針だが、再稼働には今後、県民投票という高いハードルが立ちはだかる。当日有権者数は302万6955人、投票率は49.49%(前回61.06%)。

 川勝氏は県民投票の実施時期を明らかにしていないが、実現すれば米軍基地の整理・縮小と日米地位協定見直しの賛否を問う沖縄県民投票(1996年)以来で、原発再稼働の是非を問うのは全国初。

 浜岡原発は東日本大震災後の11年5月以降、政府要請で停止している。選挙戦で川勝氏は再稼働の前提として(1)徹底的な安全性の検証(2)使用済み核燃料の処理方法確立(3)県民投票の実施−−を挙げた。前回は民主などの推薦を受けたが、今回は「脱政党」で臨み、一部経済界など自民支持層も取り込み優位に選挙戦を展開。民主と連合静岡が水面下で組織票を固めた。再選を決めた川勝氏は再稼働について「最終的にどうするかは主権者である住民に聞くべきだ」と約束した。

 自民党県連は川勝氏の対抗馬として、県民投票に否定的な元多摩大教授の広瀬一郎氏(57)を擁立。しかし、参院選への影響を考慮して党本部は推薦せずに支持にとどめ、自民の組織は空回りした。公明も推薦を見送った。高支持率が続く安倍晋三内閣だが、5月のさいたま市長選では与党推薦候補が敗北し、千葉市長選は不戦敗。「地方での地力はまだ回復していない」(自民党幹部)と懸念する声も広がり、参院選での与党戦略に微妙な影響を与えそうだ。
 共産新人の島津幸広氏(56)は県民投票に触れず、浜岡原発の廃炉を主張したが及ばなかった。【樋口淳也】 


 地方で勝てぬ自民 静岡県知事選 支援候補大敗 
2013年6月17日 東京新聞

 十六日投開票された静岡県知事選で、自民党が支援した新人候補が、無所属現職の川勝平太氏にほぼ三倍の得票差をつけられて大敗した。ミニ統一地方選が始まった四月以降、自民党は地方の首長選で敗北が続いているが、知事選を落としたのは初めて。安倍内閣や自民党の支持率はまだ高値を維持しているが、地方選の結果に結び付いていない。

 自民党の石破茂幹事長は同日夜、静岡県知事選について「内閣や自民党支持率が高くても準備不足だと敗北する。支持率を過信してはいけない」と語った。

 知事選で自民党本部が推薦ではなく支持にとどめたのは、今春以降の地方選で取りこぼしが多く、静岡も敗色濃厚だったからだ。四月以降、自民党が推薦や支持をした市長選で四分の一が負けた。名古屋市やさいたま市といった政令市長選の敗北はその象徴だ。

 静岡県では昨年の衆院選で、自民党は八つの小選挙区で六勝二敗だった。本来なら自民の方が底力がある。

 だが、ここでも大差で敗れた。これまでは内閣、自民党支持率が高く、平均株価が上昇基調にありながら自民党が推す候補が苦杯を喫する度に「中央での好景気が地方に浸透していない」と分析されてきた。

 この日の知事選結果は、五月以降、日経平均株価が乱高下を繰り返し、内閣支持率が緩やかな下降線を描き始めた最近の情勢も反映したともいえる。

 株価は五月二十二日に一万五六二七円二六銭(終値)をつけた後は急落。共同通信の世論調査で七割台を保ち続けた安倍政権の内閣支持率は、今月上旬には68・0%に低下。一月以来の六割台になった。

 安倍政権は経済政策の「三本目の矢」に当たる成長戦略を十四日に閣議決定したが、市場の評価はいまひとつ。こうした経済面のもろさも知事選に影響を与えたとみられる。

 安倍政権にとっては、地方選挙の不安材料は他にもあった。

 地方選の動向を研究する東北大大学院情報科学研究科の河村和徳准教授は原発推進、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加決定などが関係自治体に反発を広げていると指摘。「そうした不満が原因で自民党が敗れたケースもある」と分析する。

 実際、中部電力浜岡原発の再稼働が焦点になった静岡県知事選では、再稼働の是非を問う住民投票実施に消極的な自民の支援候補が敗れた。(城島建治、中根政人)



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6月18日(火)のつぶやき

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