中日新聞生活面の白井さんの記事「(下)各党公約 財源示さず」を紹介します。
記事を読むと、各党の公約は、
「税負担や施策の財源についての説明が少ない」
「増税は有権者に嫌われる。政治家は選挙で勝つために国民の負担増を語らない」
「選挙で各党の公約を聴くたびに、少ない負担で多くの便益が受けられるのだと、多くの国民が錯覚を起こしてきた」
のが実態のようですね。
<この税制誰のため? 本気で考える参院選> (下)各党公約 財源示さず 2016年7月8日 中日新聞 「どこの政党も給付型奨学金制度の創設に前向きだけど、利用対象者はかなり限定されそう。そうならないよう、まだまだ頑張らないと」 今月六日、名古屋市内で開かれた「愛知県学費と奨学金を考える会」の毎月の定例会合。代表理事で中京大法学部三年生の石山敏さん(20)らメンバー四人が、話し合った。同会は東海地方の学生有志でつくり、返済する必要がない給付型の公的奨学金制度導入を目指して、集会を開いたり署名を集めたりと活動している。 会合では、中京大国際教養学部の大内裕和教授が奨学金について、各党の公約を解説。対象者が限定されることについて大内教授は「国の財政状況が悪く、財源難が理由にされる」と説明した。 財源を確保するための早道は増税だ。しかし、学生らが各党の公約を調べても、増税や税制改革についての記述は少なかった。奨学金以外にも公約としてさまざまな施策が書いてあるものの、その財源をどう確保するかの記述も、やはり乏しい。 メンバーの女子学生は、こう話した。「奨学金問題にも税制が大きくかかわることがよく理解できた。でも、私たちが税制について学ぶ場はほとんどないので、まずはその機会をつくってほしい」 税制のあり方を民間から提言しようと学識者や税理士、弁護士らが昨年設立した民間税制調査会。六月二十六日、東京都内で「税のあり方を選挙で問い直そう」という趣旨のシンポジウムを開いた。 登壇者らが強調したのは、各党の公約には、税負担や施策の財源についての説明が少ない点だ。「増税は有権者に嫌われる。政治家は選挙で勝つために国民の負担増を語らない。人気取りだ」「選挙で各党の公約を聴くたびに、少ない負担で多くの便益が受けられるのだと、多くの国民が錯覚を起こしてきた」。登壇者からは、票を得るために耳に心地よい施策を訴え、税制改革に関する議論自体を後回しにする政治の風潮への批判が相次いだ。 登壇者の一人で財政学者の田中秀明・明治大公共政策大学院教授によると、海外諸国の選挙でも、同様の傾向はみられる。しかし、そうならないための措置が取られている国もあるという。 オランダでは、経済政策分析局という政府機関があり、各党が公約に掲げた政策のコストや効果を分析し、国民に公表している。英国では、民間の非営利研究機関が同様の分析を行っているという。 日本では、こうした制度を導入する議論は今のところない。民間税調は「税制を決めるのは主権者である納税者自身」と呼び掛ける一方で、「会社員の大半が確定申告しなくてもよい日本では、国民の税への関心が高まりにくい」とも指摘する。 シンポジウムを聴いた会社員女性は、マイクを握って訴えた。「税制は難しい。『税金カフェ』みたいな場を設けて、税制をやさしく説明してほしい」 (白井康彦) |
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ところで、
名古屋に行く用事があったので、
名古屋駅に新しくできた「 KITTE」に行ってきました。
お目当ては、テレビで何度も目にした「生ロカイユ」。
【生ロカイユ】を求めて行列必至!『ラ メゾン ジュヴォー KITTE名古屋店』東海地方初出店!!
早めに行ったので、バニラとチョコの両方を買うことができました。
生ロカイユと日持ちするロカイユの両方を買いました。
南フランスの雰囲気が漂う、『パティスリー&カフェ』~JOUVAUD (ジュヴォー) KITTE名古屋へ出店します
クロワッサンもとってもおいしそうだったのでついでに購入。
生ロカイユは、翌日までの日持ちという事だったので、
帰ってすぐにチョコのほうを食べました。
さくさくしたメレンゲなのですが、中はしっとりしてナッツが入っていて、
香ばしい新食感です。
けっこう甘いのでたくさんは食べられません。
名鉄のデパ地下で、お値打ちな日本海(鳥取)の生本マグロも購入。
もちもちとしておいしかったです。
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