かけがえのない友が亡くなったとの知らせを受けて、
こころに穴がぽっかりとあいた。
きょうお別れの会に参列した。
彼女と過ごした日々、交わしたことばを想いながら、
涙がとめどなく流れる。
眠っているようなやすらかな顔にそっと触れ、
「あなたはずっとわたしのなかに生きてるからね」
と、こころのなかでつぶやいた。
あなたが、わたしたちに遺してくれたものはおおきい。
あなたが託した思いを、わたしは忘れない。
でも、
あなたがいないことが、かなしい。
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こころに穴がぽっかりとあいた。
きょうお別れの会に参列した。
彼女と過ごした日々、交わしたことばを想いながら、
涙がとめどなく流れる。
眠っているようなやすらかな顔にそっと触れ、
「あなたはずっとわたしのなかに生きてるからね」
と、こころのなかでつぶやいた。
あなたが、わたしたちに遺してくれたものはおおきい。
あなたが託した思いを、わたしは忘れない。
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参院選女性当選最多…でも女性の政治参画、いまだ遅れ 2016年07月12日 読売新聞 10日投開票の参院選で、過去最多の女性28人が当選した。参院の女性議員は12人増の50人となり、全体の2割に達する。それでも、先進国の中では女性の政治分野での参画の遅れが目立つ。 今回、女性候補は96人と前回の2013年から9人減ったが、当選者は前回より6人増の28人(選挙区選17人、比例選11人)で、過去最多だった07年の26人を上回った。当選者に占める女性割合も23・1%で過去最高となった。 上智大学教授の三浦まりさん(政治学)は、「比例選の当選者数が10人前後と従来と変わらない中、今回は選挙区選で躍進が際だった」と説明する。特に1人区で、実力のある女性が野党統一候補となって勝利したことが大きいという。「勝てる女性が増えれば、手を挙げる女性も増え、女性有権者も政治を身近に感じやすくなるという好循環が生まれる」と話す。 女性議員が増えれば、これまで女性が担ってきた育児や介護の領域で、より効果的な政策が期待できるという。また、旧来型の社会制度を見直し、共働き世帯が子どもを産み育てやすい社会作りが進むなど、少子化対策の前進も見込める。 だが、国際的に見ると、日本女性の政治への参画は遅れている。各国の議会で作る「列国議会同盟」が6月に公表した統計では、日本の国会議員(衆院)の女性割合は9・5%で、191か国中155位。女性議員が4割超のスウェーデンやフィンランド、3割前後のドイツ、イタリア、イギリスなどを下回る。 国会議員だけでなく、海外では女性リーダーの誕生も相次ぐ。ローマでは6月、弁護士のビルジニア・ラッジさんが初の女性市長に。イギリスではキャメロン首相の後任を決める保守党党首選で女性2人が最終候補となっており、女性首相誕生が間近だ。アメリカではヒラリー・クリントンさんが女性初の大統領を目指している。 政府は政治分野での女性活躍を推進するため、昨年12月に閣議決定した第4次男女共同参画基本計画で、衆参両院の候補者に占める女性割合を20年までに各30%とする目標を掲げた。 これに関連して、加藤勝信・1億総活躍相は各政党に対し、党員、役員に占める女性割合や、国政選挙における女性候補者の割合が高まるよう、自主的な取り組みの検討を要請した。 また、女性議員を増やすため、男女同数の候補者を目指す法案作りを超党派の国会議員で進めていたが、先の通常国会では合意に至らなかった。 三重大学教授の岩本美砂子さん(政治学)は「今回の女性躍進は評価できるが、参院で2割に過ぎない。3割を超えれば存在感が目に見えると言われており、まだ足りない」と、さらなる増加を求める。「女性の活躍推進や男女平等を掲げる政党が率先して、候補者の男女割合を均衡にするなど、自ら努力すべきだ。国民の半分は女性であり、多様な女性議員が国会に誕生することが重要だ」と指摘する。 女性参政権行使、70年の節目 史上最多の女性参院議員が誕生した今年は、女性が参政権を行使してから70年の節目にあたる。 女性が初めて選挙に赴いたのは1946年、戦後初の衆院選だった。1380万人の女性が投票し、女性の投票率は67%だった。 熊本県南阿蘇村の来栖琴子さん(92)は70年前、東京都内で投票した。「一人でも多くの女性を送り出さなきゃ」と、女性候補の名前を書いた。 戦時中、NHKのアナウンサーとして男性同様に働いたが、戦後は男性が戻ったことで退局を余儀なくされ、フリーアナウンサーになったという。「男性並みにやれる力はあるのに、制度や政治は男女同権でないことを不思議に感じていた」と話し、「投票したことで、女性を押さえつけていた重しがやっと取れたと思いましたね」と振り返る。 46年の衆院選では、79人の女性が立候補し、39人が当選した。人口に応じて複数候補に投票できる「大選挙区制限連記制」だったため、2~3人目に女性を選ぶ人が多かったとされる。1人しか投票できない中選挙区制に移行した47年の衆院選では、女性85人が立候補したが、当選者は15人に激減。以降、女性議員数は停滞を続けた。 だが89年の参院選で、社会党の土井たか子委員長(当時)の人気から「マドンナ旋風」が起きる。女性候補が最多の146人となり、当選者も22人と、前回(86年)から倍増した。その後は一進一退しながらも、女性議員の数は衆参とも増加傾向にある。 市川房枝記念会女性と政治センターが今年1~3月、現職の女性国会議員83人に歴代女性議員が成し遂げたこと(複数回答)を尋ねたところ、国連の女性差別撤廃条約批准や男女雇用機会均等法、男女共同参画社会基本法、DV防止法(配偶者暴力防止・被害者保護法)の制定などが挙がった。 同センター事務局長の久保公子さんは、「古くは売春防止法に始まり、女性議員は女性や子どもを守る政策に深く関わってきた。今後、地方議会で女性を増やして層を厚くすると共に、女性自身が政治の世界に飛び込んでいけるよう促したい」と話す。(板東玲子) |
社説:原発と新知事 日本中が見守っている 2016年7月13日 中日新聞 今国内で唯一原発が稼働する鹿児島県で、脱原発を掲げる新知事が誕生する。三反園訓さん(58)。「原発のない社会をつくる」という言葉の通り、鹿児島を“脱原発立県”のお手本にしてほしい。 「安全性が確保されていない原発は動かせない」。初当選した三反園氏の主張は明快だ。 告示前、反原発団体との間で候補者を一本化する際に交わした政策合意にも「熊本地震の影響を考慮し、川内原発を停止し、再調査、再検証を行うことを九州電力に強く申し入れる」などとある。 現職の伊藤祐一郎氏は福島原発事故のあと、全国に先駆けて、川内原発1、2号機の再稼働に同意した。国内で稼働中の原発は、今のところこの二基だけだ。 告示前の記者会見でも「1、2号機は、あと三十年動かし、その後は別のエネルギー体系に」と、すでに運転開始後三十年を過ぎた両機の“六十年運転”の必要性を示唆していた。 同日投開票の参院選鹿児島選挙区では現職が三選された。地元紙の調査では、「原発」への関心度は「医療・福祉」などに次いで第三位。しかし、県民は知事の四選は認めずに、脱原発を掲げた「県政刷新」に軍配を上げた。 四月十四日の熊本地震。震度7の猛烈な揺れ、うち続く強い余震にもかかわらず、九電は川内原発を動かし続け、有事の際の指令所になる免震施設の建設予定も取り下げた。 九電と、それらを看過し続けた伊藤氏に“被害地元”としての不信と不安を募らせた結果だろう。 三反園氏は「ドイツを参考に、鹿児島を自然エネルギー県に変身させ、雇用を生み出す」と語っている。脱原発による雇用喪失の不安を抱える立地地域とよく話し合い、情報を広く共有しながら、具体化を進めてもらいたい。 日本で唯一原発が稼働中の鹿児島県を、日本で初めて脱原発へとスムーズに移行したモデル県にしてほしい。 三反園氏の言うとおり、知事に稼働中の原発を止める法的な力はない。しかし、停止した原発を再稼働させるには、地元首長の同意を取り付けるのが慣例だ。 川内1号機はことし十月、2号機は十二月、それぞれ定期検査に入って停止する。 検査が終わって再稼働という段階で、新知事はどのような判断を下すのか。他の原発立地地域のみならず日本中が見守っている。 |
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