みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

10.6~7第2回市民派女性議員になるための選挙講座2018/質疑中のどあめ、懲罰 熊本市議会 緒方議員出席停止に [熊本県]

2018-10-06 09:10:20 | ほん/新聞/ニュース
きょうと明日、名古屋で
「第2回 市民派女性議員になるための選挙講座2018」を開催するので、
内容とスケジュールを紹介します。

選挙講座2018は、「む・しネット(女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク)」主催で、
11月の第3回と来年1月のあと2回。
2月と3月には、4月の統一選に向けての市民型選挙・直前講座も開催する予定です。

 
第2回 市民派女性議員になるための選挙講座2018
日時:〇第2回 10月6日(土)13時~7日(日)12時
会場:ウイルあいち

【内容】 
≪セッションA:選挙運動・政治活動の基本≫
1.「議会」と「議員」を理解する
2.選挙の基本的な知識
3.直接民主主義の手法~基本点
4.情報公開制度の活用は必須

≪セッションB:政策・一般質問編≫                    
1.市民派議員は市民の望む政策を実現する
2.仕事ができる議員になるために~発言の基本
3.一般質問・基本のき~政策実現できるよいテーマを選ぶ
4.あなたの政策・公約は一般質問にできるか?
5.一般質問(政策)を組み立てる/一般質問の事後評価

≪セッションC:選挙運動に必要な法制度を熟知し、文書図画をつくる≫
C-1 勝てる選挙/市民型選挙のノウハウ   
1.自治体議員の選挙で勝つ
2.市民型選挙のノウハウ
3.公職選挙法を使いたおす/本番までの日程
4.ネット選挙解禁は市民派のチャンス
C-2 書きことばのメッセージの基本/メッセージをつくる
1.市民型選挙は政策が基本 政策・公約をつくる =《わたしはまちをこうしたい》
2.メッセージを伝える基本/あなたの政策・スタンス・思いをどう伝えるか
3.具体的なリーフレットのつくり方
4.読みやすいリーフレットはどうつくるのか
5.リーフレットづくりの手順
C-3 ★実際に選挙に必要なグッズなどをつくるワークショップ
1.政治活動を準備する~政治活動をすすめるにあたって
2.ワークショップ:リーフレットの原案をつくる

≪セッションD:市民型選挙の実践編~ノウハウ・スキルを身につけるために≫
D-1★政治活動、選挙運動の手法を身につける
1. 当選するための8つの要素/8軸レーダーチャートの読み方       
2. 誰でも準備が後手に回るのが選挙
3. 政治活動から選挙本番までの工程表が必要   
 4. チャートを記入し、自己の現実を認識する (追加)
D-2 話しことばでメッセージを伝える
1. 話し言葉の基本とコツ
2.街頭演説の必要性と手法                  
3.聞く人に届く演説をする         
4.演説の練習・わたしの政策とスタンス
◆まとめ 


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熊本市議会で<市民からの請願の質疑中にのど飴をなめ
「議会の品位の尊重」に違反したということで、
女性議員に出席停止という重い懲罰が課されました。

熊本市議会の行為は、意に沿わない、
気に入らない議員に対しての
多数派の悪質なイヤガラセとしか思えません。

議会は言論の府。
「品位の尊重の保持」の範囲は限定的で
議会での発言に対して規定しているもので、
のど飴をなめた、という行為に拡大解釈するのは
解釈と運用の間違い。

しばしば、議会外の行為や、
個人発行のニュースなどについても
問題にしているのを見聞きしますが、
これらも、拡大解釈しすぎです。

かりに、のど飴をなめながらの発言を止めたいだけなら、
議長が議事整理権を行使して、
「発言する際には飴をなめないで」と
注意を促して、発言を続けさせるべき。

請願の質疑・討論、採決が終了してから、
あとで問題にすればよいでしょう。

わたしも気管支が弱いので、重要な場面や
議会で発言中に、咳が止まらなくて話せなくなる不安は
いつも抱えていたので、他人ごとはありません。
とはいえ、
わたしのまちの保守系議員たちは、
気のいい田舎のおじさんたち。
熊本市議会ほどたちは悪くなかったのて、
もし(多数派と対立する)わたしがせき込んでいたら、
議長が「だいじょうぶですか」と言って
質疑の進行を止め、水かのど飴を差し出してくれていたでしょう。

今回の「事件」は、根底に
質疑中の議員の発言をやめさせたい意図があり、
会議規則でも議員に認められている発言権の侵害です。

何より、市民からの請願を途中で放り出して、
懲罰に走る議会こそ、憲法で保証された請願権の侵害でしょう。

議題(請願の審査)を中途で閉会したのなら、
ここにも、
会議規則に照らして手続き上の瑕疵があるのではと思います。
詳細に議事進行の流れを調べれば、
自治法上の再議請求ができるケースに当たる可能性大です。

懲罰を課すための理由も、手続きも正当とは思えません。

「"神聖"な議会を汚した」と聞くたびにゾッとします。

「議員の常識は市民の非常識」
「井の中の蛙、大海を知らず」

議会はだれのために、何のためにあるのか、
議員の仕事とは何なのか、議員はだれのために働くのか、
この事件を機に、考えてほしいものです。

質疑中のどあめ、懲罰 熊本市議会 緒方議員出席停止に [熊本県]
2018年09月29日 西日本新聞

 熊本市議会は28日、9月定例会の最終本会議を開き総額14億697万円を増額する本年度一般会計補正予算案などを可決した。緒方夕佳議員(43)が演壇でのどあめを口に含んで質疑したことを発端に懲罰動議が出され、緒方氏は28日のみ1日間の出席停止となった。審議は緒方氏が質疑していた午前11時半ごろから中断を繰り返し、午後8時前に閉会した。
 緒方氏は、自身が紹介議員となった議会基本条例の制定などを求める請願計7件が、今議会の議運委で不採択となったことに反発し質疑に立った。緒方氏があめをなめていることに他の議員が気付いて批判。本会議が中断した。
 熊本市議会会議規則には議場での飲食を禁じる条文はないが、議運委は「議員は、議会の品位を重んじなければならない」とする条文に抵触すると判断。緒方氏に議運委での陳謝を求めたが、緒方氏は拒否した。
 本会議では、緒方氏に「軽率な行為であり深く反省いたします」などとする陳謝文を朗読する懲罰が議決されたが、緒方氏は拒否。その後、本会議で出席停止とする懲罰が議決された。
 緒方氏は報道陣の取材に「風邪をひいており、せきが出ないよう、のどあめをなめた。出席停止で質疑や表決が果たせなくなり、非常に残念」と話した。
 緒方氏は昨年12月の定例市議会で、議場に乳児の長男を抱いて着席し開会を40分遅らせたとして、議長から文書で厳重注意を受けた。
=2018/09/29付 西日本新聞朝刊=


 「のど飴」で怒号が飛ぶ熊本市議会。イギリスでは、咳き込むメイ首相がのど飴をもらってた 
2018年10月04日 ハファイントンポスト

熊本市の緒方夕佳議員が、質疑中に「のど飴」をなめていたことを理由に、市議会から退席を命じられた問題。海外メディアでも報じられるなど、国内外で物議を醸している。
イギリスでは、こんな一幕もあったけれど...
のど飴をなめていた緒方市議に怒号をあびせ、陳謝を求めた市議会の対応に対して、Twitterなどネット上には批判的な声が上がっている。
そんな中、2017年10月、イギリスで起きたある出来事にも注目が集まっている。

マンチェスターで開かれた与党・保守党の党大会で、テレサ・メイ首相が演説中に咳が止まらなくなり、財務相がのど飴を渡してフォローする一幕があったのだ。

コピーしての党大会でメイ首相は、相次ぐハプニングに見舞われた。コメディアンが突然乱入する事態も起きた。
メイ首相はコメディアンの乱入をジョークで切り返したが、その後咳が止まらなくなり、何度も水を飲んで演説を中断。すると、フィリップ・ハモンド財務相が演壇に近づき、メイ首相にのど飴を手渡したのだ。
のど飴を受け取ったメイ首相は、「皆さんお気づきだと思いますが、財務大臣がタダでくれました」とジョークを飛ばして笑いを誘い、のど飴を口に含んだ。

熊本市議会で起きた問題をきっかけに、この場面は国内の報道番組などでも紹介されている。
Twitterには、「普通はこうでしょう?」「子供には、メイ首相に飴が渡されてる写真を見て育って欲しい」などのコメントが寄せられた。
熊本市議会で何が起きた?「のど飴」で怒号が飛ぶ事態に...
緒方議員は9月28日、体調不良で咳が止まらなかったためにのど飴をなめながら定例会本会議の演壇に立った。
RKK熊本放送の議会中継動画を見ると、緒方市議が質疑のために登壇しようとした際、朽木信哉議長が「緒方議員、まだ待ってください!」と制止。続けて「何か口にくわえておられますか」と質問した。
会場から失笑が漏れ、緒方市議が「龍角散のど飴をくわえています」と答えた。登壇し、緒方市議が「のどを痛めておりまして...」と話し始めたが、その後、ほかの市議から次々と「臨時休会!」と怒号が飛ぶ事態に。
午前10時から始まった定例会は、通常であれば昼頃には閉会する予定だったが、このために議会進行は約8時間止まって紛糾した。
「のど飴をなめる」という行為が、会議規則にある「品位の尊重」に触れるとして急きょ懲罰特別委員会が設けられた。会議規則では「議員は、議会の品位を重んじなければならない」などと記載されており、飲食については特に言及はない。

休止して開かれた懲罰特別委員会では、陳謝させることが決まった。この時、「陳謝文」は本人が文言を考えるのではなく、緒方市議は用意された文章を事務局から渡され、そのまま読むようにと言われたという。
緒方市議は「自分の言葉ではない」として、用意された文書を読み上げるのではなく、自分自身の言葉で説明することにしたという。
だが、それが「陳謝文と内容が違う」として「違うだろ!」などと紛糾し、議会への一定期間の出席停止という、さらに重い処分となった。その結果、9月28日のその後の議会には出席できなくなった。
緒方市議は、ハフポスト日本版の取材に対し、「市民のために真剣に議論するという場である、議会の本旨が理解されていない。議員の発言は市民の声を代弁する重要で重大な権利。質疑や討論をする権利を、このようにいとも簡単に奪うのはいかがなものか」と話している。
乳児同伴で議会に来たことで話題に上がった
緒方市議は、2017年11月に、議会に生後7か月の長男を連れてきたことで、厳重注意を受けた過去がある。
この出来事がきっかけになり、熊本市議会では会議規則が変更され、乳幼児などが議会に入れないように明文化された。


  「のどあめは医療行為」 熊本市議会に市民団体が抗議
2018年10月02日 朝日新聞

熊本市議会が先月28日、緒方夕佳議員が質疑中に「のどあめ」をなめていたとして定例会本会議を中断し、質疑を再開せず閉会したのは市民の請願権の侵害にあたるとして、質疑のテーマだった請願を出した市民団体「熊本市自治基本条例をより良くする会」(西村文雅会長)が1日、本会議の招集と質疑の再開を求める申入書を朽木信哉議長らに宛てて出した。後日、公開質問状も出すという。
「のどあめ」なめて登壇、懲罰動議に発展 熊本市議会
 請願は、開かれた議会にするために議会基本条例制定などを求めていた。同会はこの日記者会見を開き、のどあめを口に含むのは、風邪による咳(せき)を予防するための「広い意味での医療行為」との見解を示した。また、議会の対応の問題点を指摘。議会側が会議規則の「品位の尊重」に触れると判断したことについて、会議規則のもととなる地方自治法に定める「品位の保持」は議員の議場での無礼な言葉などを禁じたものであり、のどあめをなめる行為への適用は「規則の恣意(しい)的な解釈だ」と批判した。
 請願は緒方議員が紹介議員となり昨年12月~今年9月に出されたが、9月に付託先の委員会で一括して不採択となった。同会が請願を出すためにさまざまな議員に頼んだ結果、紹介議員になってくれたのが緒方議員だった。懲罰特別委員会で決まった緒方議員の出席停止は定例会会期中に適用されるため、閉会後は解かれている。(柴田菜々子)



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10月5日(金)のつぶやき

2018-10-06 02:01:46 | 花/美しいもの
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