みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

夏本番!/ムクゲ・リョウブ「ピンクスパイヤー」・カサブランカ・カノコユリ・トマト・キュウリ

2012-07-25 07:17:08 | 花/美しいもの
関のマーゴに「ヘルタースケルター」をみに行きました。

上映時間をシネックスマーゴのHPで調べたら10時30分からだったので、
10時に友人と待ち合わせのですが、いってみたら、今日は12時30分からとのこと。

外が暑かったのでとりあえずお茶しよう、ということになって、
二人ともかき氷を頼みました。
   

「ヘルタースケルター」は期待していた通り、とってもいいです。
観に行ってよかった。
ずしんと響くというか、価値観を揺さぶる映画です。
興味のある人は、ぜひご覧ください。

R15指定ですが、10代から30代くらいの女性たちにも見てほしい映画です。

夕ご飯もさっぱりしたものが食べたくて、
トマト、キュウリなど畑でとれた夏野菜と冷奴。

 


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花も、野菜も、夏本番です。

1日花のムクゲ・槿も毎日咲いています。
   

  

カサブランカが30輪くらい咲いていて、
庭いっぱいに香水のようなとても良い香りが漂っています。

   

  

   

   

アメリカリョウブ:ピンクスパイヤー
   

セイヨウニンジンボク
   
カノコユリ(赤)
   


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7月24日(火)のつぶやき

2012-07-25 01:21:35 | 花/美しいもの
07:29 RT from web  [ 6 RT ]
[新着記事]あなたは妻・夫を名前で呼んでいますか?恋愛が冷め関係性で維持される「役割夫婦」の功罪 - 永田公彦 パリ発・ニッポンに一言! bit.ly/NPdqXM
ダイヤモンド・オンラインさんのツイート

07:29 RT from web  [ 13 RT ]
[新着記事]「橋下ポピュリズム論」の誤解と曲解市民の既得権が子どもを蝕む大阪市の“歪んだ実態” - 相川俊英の地方自治“腰砕け”通信記 bit.ly/NP92bh
ダイヤモンド・オンラインさんのツイート

18:22 from Tweet Button
☆WANマーケット:私のおススメ/岡重の唐様三昧筆ペン――推薦者・上野千鶴子 | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/market/?p=598

18:23 RT from web  [ 8 RT ]
水俣病を語り継ぐ 水俣病の「語り部」・川本愛一郎さん t.asahi.com/7awr感銘深いインタビューでした。権利は戦いとるものだということを改めて教えられる。原田正純先生の遺言もまた、胸に刻むべき。歴史を動かすのは常に少数派だということを。
山口二郎さんのツイート

18:24 RT from web  [ 46 RT ]
ついに、国際的な問題に~。どうしてなでしこがエコノミー? 五輪代表“男女差”を欧米メディアが批判 - SANSPO.COM sankei.jp.msn.com/london2012/new…
北原みのりさんのツイート

19:35 from gooBlog production
社説「政府原発事故調査報告」:原因究明は終わらない/国会が率先して解明を/「人災」の総括では済まない blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…

21:37 RT from web  [ 125 RT ]
【炉圧下げるたび 放射性物質外に】福島第一原発事故で、専門家が2号機の当時の事故対応記録と周辺放射線量を検証した結果、原子炉圧力を下げる作業を行うたびに、外部にまとまった量の放射性物質が放出していた可能性が高いことが分かりました。www3.nhk.or.jp/news/html/2012…
NHK科学文化部さんのツイート

21:40 from gooBlog production
社説「政府原発事故調査報告」:原因究明は終わらない/国会が率先して解明を/「人災」の総括では済まない goo.gl/ZeYqZ

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社説「政府原発事故調査報告」:原因究明は終わらない/国会が率先して解明を/「人災」の総括では済まない

2012-07-24 18:44:02 | 地震・原発・災害
政府の事故調査・検証委員会が最終報告書をまとめた。
先日は国会の事故調が報告書を出したばかり。

報告書で一区切りにしたいと思っているのかもしれないが、
報告書を出しても、事故は終わっていないし、原因も究明できているとは思えない。
なにより、原発事故の被害者が放置されている。
「ひと」を見捨てる政治に対する国民の怒りと失望感は広がっている。

けさの新聞各紙の社説も「政府原発事故調査報告』を取り上げ、
「原因究明は終わらない」「これで終わらせるな」「国会が率先して解明を」「「人災」の総括では済まない」などほとんど同じ論調。

「事故は人災」。
原因究明も再発防止策もないまま、大飯原発3号機に続いて、
また4号機が25日未明にフル稼働になる。
やりきれない思いだ。

   【社説】原発事故報告 国会が率先して解明を  
中日新聞 2012年07月24日

 福島第一原発の政府事故調査・検証委員会が最終報告書をまとめた。地震による原発の損傷を否定するなど、先の国会事故調報告との違いが目立つ。国会の場で真相解明を開始すべきときだ。
 なぜ原発がレベル7の過酷事故を起こしたのか。政府や東京電力の事故後対応の問題点は何か。今後の原発対策に生かす方策は何か…。事故調査委員会に課せられた任務は、それらの要求に応えるものでなければならないはずだ。
 だが、今回の政府事故調の報告は、根本的な原因にも迫れず、責任の所在も不明確で、重要な点は「解明に至らなかった」と書かれている。調査の限界は見えていたとはいえ、“落第点”といえる。
 国会、民間、東電と合わせて、四つの事故調の報告書が出たが、国会事故調との違いに注目したい。「1号機の地震による損傷の可能性は否定できない」と国会事故調は指摘したのに対し、政府事故調は「津波到達までに原子炉の閉じ込め機能を損なう損傷はなかったと考えるのが自然」とした。津波が原因だとする東電の報告に寄り添った形だ。
 この点は政府事故調が新たに原子力安全基盤機構に解析を依頼し、その結果に基づいた。国会事故調も同機構の解析を引用しているが、同じ組織のデータで結論が異なるのは、一般の国民には理解されまい。非常用冷却装置を運転員がなぜ止めたかという、人間の行為まで見解が異なるのは、どちらかが誤っている証左だ。
 政府事故調は一部を除き、匿名を前提に、かつ全面非公開で調査を行った。自由な証言を引き出すのに有効な手法と思ったのだろうが、「原子力村」を甘く考えすぎた。匿名と非公開に安住し、関係者はむしろ自分に都合のいい証言しかしなかったのではないか。
 政府事故調は「人間の被害」という言葉を用い、その全容について、今後も国が率先して、総合的な調査をすることを「国家的責務」と記した。だが、福井県の大飯原発を再稼働させた政府が、その責務を果たし得ると考えること自体が楽観的すぎる。
 むしろ国会の出番だ。国会事故調は国会が設けた組織なのに、その報告を精査しないのは、国会の怠慢である。政府事故調の報告とを照らし合わせ、新たな調査が不可欠だ。公の圧力のもとで、官僚や東電関係者、学者らに国会の場で証言させ、一段と真相解明に努力すべきだ。


 社説:原発事故調―これで終わらせるな
2012年7月24日(火)付 朝日新聞

 福島第一原発をめぐる政府の事故調査・検証委員会が最終報告をまとめた。民間、国会それぞれの事故調を含め、第三者による検証は一区切りとなる。
 しかし、事故の発生と拡大の詳細な経過は、どこも解明できなかった。原因究明を続けることが不可欠だ。
 それぞれの事故調を通じて、事故を招いた土壌や背景はずいぶんと明らかになった。
 重大な事故は起きないという「安全神話」が形づくられた過程、行政の怠慢、東京電力ら事業者の当事者意識の欠如、有効な防災対策を講じ得なかった自治体の備えの甘さ――。
 そうした構造的要因が、事故時の混乱につながった。原子力規制委員会を中心とする新たな体制は、教訓をきちんといかさなければならない。
 問題は、「事故炉で何が起きたか」について、未解明な部分が多く残ったことだ。
 巨大事故の究明を語るとき、お手本とされるのは、1986年に起きた米国のスペースシャトル・チャレンジャー事故の報告書である。
 破片や写真を可能な限り集めて、想定される原因を一つずつつぶし、固体燃料ロケットの部品不良を割り出した。千分の1秒単位で何が起き、爆発にいたったかを解明している。
 もちろん今回の事故は、状況に違いがある。とくに事故炉の内部は、強い放射能のために直接調べることは困難だ。
 しかし、国内にある同じ型の炉を使ったり、小さなプラントを造ったりして再現実験をすることは可能だったはずだ。
 コンピューターを使った解析も、電源喪失後の個々の作業について、「この弁を開いていたらこうなる」「この時点で窒素を投入したら水素爆発が防げたか」など、枝分かれしていくシナリオを検証する。
 そうすれば、問題が炉や建屋の構造にあるのか、作業のミスなのかといった核心に、もう少し迫れただろう。
 委員長の畑村洋太郎氏自ら、23日の会見で「再現実験をやりたかった」と言及している。時間や陣容が足りなかったというが、まさにそのための政府事故調ではなかったか。
 これで終われるはずもない。世界に向けて、事故原因を解明する責任が日本にはある。
 たとえば、原子力規制委員会のもとで、研究者や技術者を糾合した専門チームをつくり、事故の工学的な検証にあたってはどうか。
 不断の取り組みを続けない限り、「収束」はやってこない。 


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 社説:原発事故調査報告 原因究明は終わらない 
毎日新聞 2012年07月24日 

 議論のとっかかりとして、事故調報告を読んでみることを提案したい。福島の過酷事故を経験した私たちが、今後、どういうエネルギー政策を望むのか。それを考える土台は原発のリスクにある。
 この悲惨な原発事故はどうして起きたのか。事故の拡大や放射能の拡散を抑えることはできなかったのか。ここから、私たちは何を学び取ればいいのか。
 東京電力福島第1原発の過酷事故発生から1年4カ月。政府の事故調査・検証委員会の最終報告が公表され、主な検証報告が出そろった。
 政府事故調は772人から1479時間、国会事故調は延べ1167人から900時間以上、聞き取りを行った。それでも、事故の全容は解明されていない。国民の疑問に答え切ったということはできない。

◇すべき対策を直ちに
 ひとつには、事故そのものが収束せず、現場で確認作業をすることが困難なためだ。再現実験もできなかったのは残念だ。
 検証結果に食い違いも残されている。放射能の拡散を予測する「SPEEDI」に活用の余地はあったのか。地震による重要機器損傷の可能性はあるのか。今後の事故対応や全原発のリスクにかかわる問題であり、このまま放置してはならない。
 結局のところ、今はまだ事故検証の中間段階に過ぎない。国会も政府も、当事者である東電も、原因究明を続けなくてはならない。そのために、政府からも、その時々の政権からも独立した、恒常的な調査委員会を設置すべきだ。
 検証の結果、はっきりしたこともある。事前の備えや的確な事故対応がなされていれば、事故や被害をここまで拡大させずにすんだろう、という点だ。
東電自身の事故防止策に不備があったことは動かしがたい事実だ。津波対策も過酷事故対策も極めて不十分だった。政府事故調の調査で事故対応にも不手際があったことがわかったが、これも備えが不十分だったからだろう。
 作業にあたった人々を責めることはできないが、過酷事故のリスクより経営のリスクを優先した東電の責任は重い。東電自身の事故報告書は言い訳に終始したが、政府や国会の報告を真摯(しんし)に受け止め、検証もやり直すべきだ。
 政府にも大きな問題があった。規制する立場でありながら規制される側の電気事業者にとりこまれ、必要な安全規制の導入を怠ってきた。国会事故調の「人災」との指摘はもっともであり、電力会社と政府は事故の「共犯」といってもいいだろう。
 政府の危機管理にもさまざまな不手際があった。官邸自身の問題に加え、官邸に正確な情報と助言を提供する専門家集団であるべき原子力安全・保安院や原子力安全委員会がまったく役に立たなかった事実に改めて愕然(がくぜん)とする。
 政府事故調が検証した双葉病院の実態は、弱者の救出が遅れるリスクも浮き彫りにした。結果的に亡くなった人も多く心が痛む。このケースに限らず避難は混乱を極め、多くの人が何回も移動を余儀なくされた。現場への情報伝達、事前の避難計画の不備が多くの人を放射能のリスクにさらした。大きな反省材料だ。
 ふに落ちないのは、検証でこれだけ多くの課題が示されているにもかかわらず、野田内閣や国会の反応が鈍いことだ。真剣に取り組む意思が見えず、姿勢に問題がある。

◇みんなで読み考えよう
 指揮命令系統の整理や、緊急時の広報専門官の配置、地元への情報提供の仕組み作りなど、すでに終わっていなければならない対応は多い。使用済み燃料プールの事故防止対策もそうだ。
 にもかかわらず、こうした作業が実質的に進められている形跡はない。同じような事故はすぐには起きないとたかをくくっているのだとしたら、考えが甘い。検証結果が公表される前に大飯原発を再稼働させたことにも改めて疑問を感じる。
 政府は、まず、これまでの検証を基に政府として対応すべきことを早急にまとめる必要がある。そのためにも、国会で各機関の検証を踏まえた集中審議を行うべきだ。この中で検証の食い違いについても議論を尽くし、政府として対応策を決定しなくてはならない。
 その上で、それぞれの対策が実際に実行されているかどうかを追跡し、国民に示していく必要がある。それに責任を持つ組織を設置した方がいい。
 政府は今、2030年までのエネルギー政策の選択肢を示し、国民の意見を聞く作業を進めている。私たちは、政策を選びとるための課題と対策を、これから社説シリーズで考える。
 議論のとっかかりとして、事故調報告を読んでみることを提案したい。福島の過酷事故を経験した私たちが、今後、どういうエネルギー政策を望むのか。それを考える土台は原発のリスクにある。
 政府と国会の事故調報告は膨大だがインターネットからダウンロードして読める。国会事故調は論点がはっきりしていて比較的読みやすい。政府事故調の報告は読みにくいという欠点があるが、細かい分析では優れている点がある。夏休みの「宿題」としてみんなが読み、周りの人と議論してほしい。日本の未来を選ぶ鍵が、そこにはあるはずだ。


社説:政府原発事故調/「人災」の総括では済まない 

 ひとたび悪化すると、もはや押しとどめることが不可能になる恐ろしさ。それが原子力の本質ではないか。
 「福島第1原発事故は人災だ」と結論付けた国会の事故調査委員会に続いて、政府の事故調査・検証委員会が23日、最終報告書をまとめた。
 報告書を読むと、いったん過酷な事故が起きてしまったら、手に負えないほどの状況になることがよく分かる。そして被災を防ぐのが至難の業になることにも、がくぜんとさせられる。
 政府事故調は測定データを使って事故状況を説明したが、最初に危機に陥った1号機は早ければ東日本大震災当日の午後8時すぎに、原子炉かまたは周辺部が破損して放射性物質が漏れていた可能性があるという。
 格納容器も午後10時前には破損していた可能性が指摘された。地震の影響は取りあえず否定しているが、原子炉の破損や放射性物質の漏出が急激に進んだとすれば、揺れとの関わりはさらに詳しく解明すべきだ。
 1号機に消防ポンプによって水が入れられたのは、12日の午前4時。既に相当に破損が進んでからだった。緊急冷却装置が稼働していると誤認したのが、遅れにつながった。
 遅くとも昨年3月12日未明の時点でメルトダウンも放射性物質の外部放出も確実であり、原子炉の冷却と住民の避難が最優先課題になっていた。
 しかし、海水注入でまた手間取る。菅直人前首相が海水による再臨界の可能性を聞いた際、原子力安全委員長と経済産業省原子力安全・保安院次長、東電の専門家のいずれも的確には答えられなかったという。
 「司令部」がこのありさまでは、最善の事故対応ができるわけがない。せめて「多少の問題はあっても、何が何でも冷やさなければならない」くらいは助言してしかるべきだった。
 避難に必要な情報提供も問題だらけだ。保安院は12日にメルトダウンの可能性を説明しながら、14日になって否定した。報告書によると「否定しがたい事実を積極的に否定」したのだから、罪は重い。福島県内ではこのころ、多くの人が放射能の恐怖に右往左往していたのだ。
 政府と国会の報告書から読み取れるのは、事故を防ぐ可能性があったとするなら、事前にあらゆる努力を注ぎ安全対策を取るしかなかったということだ。
 ところが「意図的な先送りや不作為」(国会事故調)の末に震災を迎えた。その意味ではまさに人災だった。今回の報告書も原因を「『長時間の全電源喪失は起こらない』との前提の下に全てが構築・運営されていたことに尽きる」(委員長所感)と、人の問題に求めている。
 二つの報告書は多くの判断ミスや能力の欠如など、人間の問題に触れている。責められるべき行為は多いが、それと同時に原子力に内在する膨大な危険性もまざまざと感じ取れる。
 その技術を採用していくべきかどうかこそ、最も問われていることではないだろうか。
2012年07月24日火曜日 河北新報 


政府の原発事故調の報告要旨 (2012/7/23 日本経済新聞)

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7月23日(月)のつぶやき

2012-07-24 01:19:59 | 花/美しいもの
18:04 RT from web  [ 2 RT ]
かなり古いようですが、これ。この段階で「炉心がかなり当初より溶けていた」と発言された方。『読売新聞,2011/4/1,福島原発事故、専門家が緊急提言,YOMIURI ONLINE』 yomiuri.co.jp/stream/press/m…
寺町歩さんのツイート

19:53 from Tweet Button
原発と原爆 岡野八代 原発を問う民衆法廷 その5 広島法廷 ① | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/reading/?p=7658

22:20 from gooBlog production  [ 1 RT ]
映画『ヘルタースケルター』/上野千鶴子&湯山玲子が語り尽くす! 女のための『ヘルタースケルター』論 blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…

23:07 RT from web  [ 26 RT ]
「困ってるひと」の大野更紗さん、「俺に似たひと」の平川克美さん、「驚きの介護民俗学」の六車由実さんの対談。医学書院、やるなぁ○ ow.ly/1Oln3S
rooneytomさんのツイート

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映画『ヘルタースケルター』/上野千鶴子&湯山玲子が語り尽くす! 女のための『ヘルタースケルター』論

2012-07-23 21:48:52 | ジェンダー/上野千鶴子
今日一日、市民派議員塾の課題のレジメを読む仕事を集中してやっていたので、
ちょっと疲れています。
息抜きに雑誌などを読んでいます。

『創』の5,6月号の表紙は「テルマエ・ロマニ」、
7月号の表紙は「ヘルタースケルター」。

どちらも上映中の評判の映画です。

「テルマエ・ロマニ」は、本で読んだことがあるので映画も見たくて、
ともちゃんを誘って見に行きました。

『ヘルタースケルター』は本を読んだことはないのですが、
『創』7月号に監督の蜷川実花さんの記事が載ったのでぜひ観たいと思っていたら、
上野さんがTwitterで「「圧倒されました、1分たりとも目が離せない」とツイート。

見たい思いは募って、明日、友人といっしょに観に行くことにしています。

 映画『ヘルタースケルター』公式サイト 

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映画の紹介をしようとwebでサイトを検索していたら、
ちょうどサイゾーウーマン‎に、上野千鶴子さんと湯山玲子さんの対談がアップされていました。

わたしが観に行くのにあわせてくれたみたいで、タイムリー!(嬉)。

  上野千鶴子&湯山玲子が語り尽くす! 女のための『ヘルタースケルター』論
若さ、美貌、絶望と達観……『ヘルタースケルター』が突きつける“女の十字架”

サイゾーウーマン‎ - 2012.7.23

  沢尻エリカの映画復帰作として注目されている、蜷川実花監督映画『へルタースケルター』。全身整形のトップスターが、整形の後遺症に苦しみ、次第に精神のバランスを崩していくストーリーで、その狂気的な展開や過激なセックスシーンが話題となっている。

 この作品について、『ビッチの触り方』(飛鳥新社)などの著作を持つ著述家の湯山玲子氏は、Twitterで「エリカ様、マジにあの演技と存在ひとつで、少なくても10個の我がニッポンの現代女性映画が出来る可能性があるね」と大絶賛。このツイートに触発され、試写会に出席したジェンダー論の第一人者である上野千鶴子氏も「圧倒されました、1分たりとも目が離せない」とツイート。ふたりは女性として本作に何を感じたのか。大いに語ってもらった。

■誰の中にも「りりこ」はいる!
湯山玲子氏(以下、湯山) 私は、岡崎京子の原作が発表された1996年当初に読んだんですけれど、思えばその頃から、ファッションやメイクがセクシー方向も含め、もの凄くフェミニンに傾き始めたところで、一種の「女の女装」とも言える、過激さが出初めて来たところで、当時の気分とものすごく合っていると思ったんです。これを我が物語として読まない女の子はいない、と。

上野千鶴子氏(以下、上野) 当時はまだ80年代バブルの余韻が濃く残っていましたね。欲望が全開した消費社会のユーフォリア(=多幸症)的な状況と、その裏にある退廃的な雰囲気があった。その時代背景が、3.11後の2012年にどんなふうに移し代えられるのだろう、果たして現代を映し出すものになっているのかしらと危惧していたんだけど、ちゃんと「いま」を映し出していたので驚いた。

湯山 こういう視覚スタイルを目にするとすぐに、バブルっぽい、古いと言う向きがあるけれど、それはお手軽な思考停止で、この作品は、世紀を超えても金言に満ち溢れているシェイクスピアのようですよ。シェイクスピアに名台詞が満ちあふれているように、この作品にも1つ凄いセリフがある。原作ではわりとさらっと描かれているのですが、「何故神はまず若さと美しさを最初に与えそしてそれを奪うのでしょう?」というヤツ。これは古今東西すべての女が必ずや人生で格闘する十字架ですから。もちろん、この感覚は震災以降も、未来永劫続くんですよ。

上野 現代は80年代よりも平均寿命が延びた超高齢社会。人生のピークが早く来れば来るほど、あとの下り坂が延々と長い。そこにどう対処するかということは、実は誰も学んでいません。それなのに、今、女は50歳になっても60歳になっても現役を張らないといられなくなってしまった。“女”から降りられなくなったんですよ。「若さと美しさ」を求めて、誰の中にも“タイガー・リリィ(=りりこ)”がいると言っていい。タイガー・リリィのミニチュア版が日常生活に拡散して、もはや逃げ場がなくなってしまった。世の中にダイエットをしていない女はいないし、整形まではしなくてもメイクをしてない女はいない。コスメショップにはつけまつげ、ネイルなど、つくりもののキラキラがあふれている。80年代にはここまでたくさんのコスメショップはありませんでした。20年たってこうなったのかと、愕然としますね。

湯山 私、51歳になるんだけど、まだ。どっぶりとりりこの世界ですよ(笑)。ただし、私のような多くの大人の女は、りりこが破滅に向かった道ではない道を模索しようとはしていますね。一種のサバイバルの方法として、遊戯的に乗りこなして生き抜いていけないことはない、と私は思っているんですが、りりこの問題は消えてなくなるわけじゃない。

上野 若さと美貌への欲望なんてまだかわいいものですよ。人間の欲望はとめどがない。この物語の背後には、カネで寿命も健康も買いたいという政財界のお偉いさんの存在が暗示されています。それも現代では特権階級だけのものでなく、庶民の手の届くところに拡がっている。それを可能にしたのが円高。例えば、昔はアメリカで代理母を頼んだら3,000万円かかったけれど、今はインドで300万円。中国に行けば死刑囚から臓器移植手術を受けられる。何でもカネで買える消費社会の欲望が浸透した怖さを感じました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  映画評欲望に突き進む女

 1990年代半ばに発表されて以来、熱い支持を集める岡崎京子の同名漫画を、蜷川実花監督が映画にした。
 とにかく、沢尻エリカ演じる女主人公りりこ=写真=がいい。こんなヒロインが登場する日本映画、そうはお目にかかれない。
 りりこは完璧な美貌で世間の目を楽しませる芸能界の花。だが、その容姿は無謀な全身整形で作ったもの。無理を重ねた体は悲鳴をあげ始めた。崩壊の予感、消費されすり減っていく感覚に苦しみつつ、それでも彼女は突き進む。きれいでいたい、頂点にいたいと。
 りりこの望みは大抵の女が一度は夢見るもの。けれども、美を手中にするのは容易ではないと知ってお茶を濁すのが世の大勢。そんな中、誰のためでもなく、自分の欲望のためにがむしゃらに走り続ける女主人公は、それだけでりりしい。
 沢尻はまさにはまり役。どきりとするようなシーンも悠然とこなす。傲岸不遜なようで実は孤独に震える女の子の顔を繊細にしのばせる。すさまじい泣き笑いを見せるシーンは圧巻だ。
 写真家として美と格闘する被写体に向き合い、自身も美を求めてきた蜷川監督は、甘美で毒々しい色彩美の中で、女の夢と痛みを肯定的に映し出す。そして男性視線では描けない、きらきらでしっちゃかめっちゃか、でも、いとおしい女の冒険物語を作り上げた。
 りりこの脳内風景や、彼女を消費する側の人々の描写、一部の登場人物のせりふなど、今ひとつこなれない場面も目立つが、それでも、やっぱり、あらがいがたい魅力を持つ一本だ。2時間7分。丸の内ピカデリーなど。(恩田泰子)
(2012年7月20日 読売新聞)
「ヘルタースケルター」(WOWOW、アスミック・エースなど)


一昨日の毎日新聞夕刊にも、蜷川さんのインタビュー記事が大きく載っていました。

明日『ヘルタースケルター』を見るのが楽しみです。

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7月22日(日)のつぶやき

2012-07-23 01:20:21 | 花/美しいもの
06:54 RT from web  [ 4 RT ]
20年ぶりの佐渡講演についてブログアップしました hcc-web.co.jp/blog/
信田さよ子さんのツイート

08:32 RT from web  [ 2 RT ]
このところ、改めて無所属、市民派、って何だろう、と自問自答することあります。私は、これからも、完全無所属、無党派ですが…。無所属、と言って立候補しながら、そのほとんどの議員は、会派に所属していること、市民の方、ご存じでしょうか。
よつや薫さんのツイート

08:32 RT from web  [ 114 RT ]
原発労働者の被爆隠し。死線に赴くものたちをカネで買う。まるで現代の傭兵だ、放射能との戦争の。アメリカの「貧困による徴兵」と変わらない。自分もまた傭兵の雇い主の側に立っていると思うと、その退廃にとめどなく気が滅入る。
上野千鶴子さんのツイート

08:40 from Tweet Button
☆WAN 篠塚英子 竹村和子さんを想う  | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/book/?p=4328

21:33 from gooBlog production
わたしとママのお出かけガイド「ベビーガーデンカフェ」/[若者に聞く]子育て世代 座談会/ネットアンケート goo.gl/UYGA4

21:49 from web
山県に赤ちゃんといっしょに行ける「baby-garden-cafeベビーガーデンカフェ」が7/17にオープンしました。baby-garden-cafe.jpここで働く女性スタッフたちも子育て真っ最中です。お近くに来たらぜひのぞいてみてください。

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赤ちゃんと一緒に行ける「baby-garden-cafe ベビーガーデンカフェ」/[若者に聞く]子育て世代 座談会

2012-07-22 19:32:38 | 健康/くらし/薪ストーブetc

7月17日にオープンした「baby-garden-cafe ベビーガーデンカフェ」が、
中日新聞の岐阜市北部の販売店のチラシの「地域のお店紹介」に載りました。



今日届いたタウン誌の「GIFUTO8月号」の
「わたしとママのお出かけガイド」にも載ってます。


出足は好調。
子連れでなくても、
おひとりさまでも、男性でもOKですよ。

ホームページもできました。
 赤ちゃんと一緒に行けるカフェ「baby-garden-cafe ベビーガーデンカフェ」 

とっても素敵なお店です。
お近くに来たら立ち寄ってくださいね。

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ここからは、読売新聞の [若者に聞く]の連載の紹介です。

読売新聞を購読している、っていうと驚かれるのですが(笑)、
くらし面やこういう記事は、前からけっこう充実しています。

中部本社版のくらし面では、連載している「オトナ婚の幸せ」がおもしろいです。

何歳でも祝福される…オトナ婚の幸せ(2012年7月11日 読売新聞)

再婚同士、約束の最期…オトナ婚の幸せ(2012年7月14日 読売新聞)


  [若者に聞く]子育て世代 座談会・2人目出産、ためらい  

 1人の女性が生涯に産む子どもの平均数(合計特殊出生率)は1・39。少子化の進行は、経済や社会保障を揺るがせる深刻な問題だ。子どもを産み育てやすい社会にするには何が必要か。現在、育児に奮闘している20、30歳代の4人の男女に語ってもらった。(座談会は6月下旬に東京本社内で開催、司会は社会保障部長・田中秀一)

男女4人の参加者(仮名)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

派遣社員、復職に不安
 ――自身の子育ての現状から聞かせてほしい。
 三宅 妻も同じ会社で働きながら、2人で子育てをしている。おむつ替えなど四苦八苦しながらも子育ては積極的にやっている。
 永野 2度目の育児休業を取得中。脱サラして2年前に自営業となった夫が、朝は上の子を保育所へ送ってくれる。今後も仕事は続けるつもりだ。
 宮崎 長女は2歳。派遣社員だったが、産休後に同じ派遣先に戻れる保証がなく、仕事と育児の両立にも自信が持てなかった。現在は専業主婦をしている。
 山口 シングルファーザーになって2年。3人の子を育てている。子どもたちが目の前にいてくれることが自分のパワーの源だ。

男性の育休、後押しを
 ――国の調査では、理想の子ども数は平均2・3人なのに実際は半分しか産んでいない。原因は何か。
 永野 周囲で、2人産んで働いている女性は少ない。私が仕事と育児を何とか両立できているのは、夫のサポートのおかげ。1人目が大変だから、2人目を産むのを躊躇(ちゅうちょ)するのでは。
 三宅 女性が育児を1人で担うのは大変な負担。2人以上育てるには、男性の育児参加が欠かせない。
 山口 女性も、もっと男性に協力を求めたらいい。2人目の時に1か月半、育休をとったが、3キロやせ、育児の大変さを実感できた。育休を取る男性はまだ少ないので、国がもっと後押しすればいいと思う。
 三宅 男性が育休を取ることへの管理職の理解が進んでいない。長時間労働している方が仕事の評価が高くなる。

認可保育所増やして
 ――保育所の待機児童解消が課題になっている。保育で困ることは何か。
 永野 1人目の時は、公費があるため保育料が安い認可保育所に空きがなく、認可外に入れて待機児童となった。認可外の保育料は月6万~7万円。これが月収数万円のパート勤めなら何のために働いているのかが分からなくなる。認可保育所を増やしてほしい。
 山口 妻との別居前、当時住んでいた市の認可保育所に何度も申し込んだが、待機児童が多く、入れなかった。県内の別な市の役所に問い合わせ、「絶対に大丈夫」と確認してから、その市に家を買って引っ越した。保育のために移住したようなものだ。
 三宅 保育所が見つからずに急に育休を延長すれば、会社も困ると思う。

 ――子育ての楽しさは。
 宮崎 最初の頃は余裕がなく、「私、何が楽しくて、こんなことしてるんだろう」と。最近は子どもと会話ができるようになり、成長を間近で見られるのがうれしい。
 永野 子どもが生まれ、夫との関係はもちろん、自分や夫の両親との絆が強くなった。家族共通の楽しみを作れた気がする。
 三宅 子どもの行動は予測不可能。それに日々向き合うことは、仕事の面でも役立っている。
 山口 3人いると、けんかの仲裁も長男がやってくれる。きょうだいが支え合って成長する姿を見るのは楽しい。
 宮崎 その話を聞いて、私も3人ほしくなった。

 ――大変なことは。
 永野 上の子を産んだのが24歳の時。子どもがいる友達はいなかった。近所との接点もなく、気楽に話せる人がほしかった。そういう母親は多いと思う。
 宮崎 引っ越したばかりで、知り合いがあまりいない。公園で会ってもその場限り。市役所の母親向け講座を偶然見て参加し、ようやく友達ができた。
 山口 市も子育てサロンなどを作っている。行政が人のつながりを作らないと、今の時代は、自分で壁を打ち破るのが難しい。

私立学校、費用が心配
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◇ 社会保障部の梅崎正直、飯田祐子、安田武晴が担当しました。
(2012年7月18日 読売新聞)


  知りたい![若者に聞く]ネットアンケート・結婚に自信持てない

経済力問われる男性
決められた店舗を巡り、乾杯する若者たち。商店街が合コンの場になる「街コン」が盛況だ(名古屋市で) 子どもがいない若者は、結婚や出産、子育てについてどう考えているのだろうか。読売新聞社は6月、子どもがいない20~30歳代の独身・既婚男女計約400人に、インターネットによるアンケートを行った。

 独身者の74%が「交際相手がいない」と回答。それを反映し、現在結婚していない理由で最も多かったのは「結婚したいと思う相手に巡り会っていない」の47%だった。「経済力に自信がない」41%、「異性とうまく付き合えない」23%など、結婚に自信を持てない様子もうかがえた。
 結婚を望む独身者に限ってみると、相手を選ぶ際に重視する点は、「人柄」が最多の76%で、「価値観」が57%で続いた。男女差が大きかったのは「経済力」で、男性9%に対し、女性は68%と高かった。逆に「容姿」は、男性の38%に対し、女性は半分の19%にとどまった。
 「相手が正社員であることを重視するか」という質問には、「重視する」は、男性が14%、女性は84%。女性は、生活の安定を重視することが分かった。
 独身者と既婚者を合わせて、「子どもが欲しい」と答えたのは82%。18%が「欲しくない」と答え、その半数が、理由として「子育てにはお金がかかるから」と回答した。
 子どもが欲しい既婚者に、現在、子どもがいない理由を尋ねた質問には、39%が「経済的に余裕がない」と答え、経済的な負担を不安視する声が目立った。
 公的な子育て支援策については、児童手当などの現金給付より、保育所拡充などの現物給付を重視する意見が大半を占めた。
 調査は、ネット調査会社・マクロミルの登録モニターを対象に実施。無作為抽出の世論調査とは異なる。

「好きだから結婚」難しく
 山田昌弘・中央大教授(家族社会学)
 結婚や出産をためらう主な理由は、「お金」「時間」「仕事」の順であることが、調査結果から見て取れる。経済的にゆとりがないからもっと仕事に打ち込もうと考え、その結果、時間がなくなり、結婚や出産がさらに遠のくという悪循環に陥っている。
 また、「結婚したら自分が家族を支えなくては」と考える男性が依然多いこともうかがえる。経済力のない男性は、女性に頼れずに、自分ばかりを責めているようにも感じられる。
 日本は、「相手を好きになったら結婚する」ということができにくい社会になってしまった。保育所の整備も大切だが、結婚まで行き着かない若者が多いことを国や自治体は認識した上で、支援策を考える必要がある。

子ども2人育てるなら…女性のキャリア継続カギ
 東京都品川区に住むイチロウさん(31)とマサエさん(29)は新婚夫婦。ともに正社員で、年収は夫が400万円、妻が300万円ある。月12万円の賃貸マンションに暮らし、生活費は月20万円。将来、子どもは2人ほしいが、自分たちの力で育てられるのか不安だ。そこで、「家計の見直し相談センター」(東京)のファイナンシャル・プランナー、藤川太さんに相談した。
 2年後に第1子、4年後に第2子という出産時期や、高校、大学は私立へという希望通りに試算してもらった(昇給率、預金金利は1%)。マサエさんは出産で退職し、その後、パート(年収100万円)に出る。
 それが図表上のグラフ。8年後には、預貯金がマイナス、つまり借金に。以降もマイナスは広がる。家計を大幅に切り詰めるしかないが、限界もある。
 藤川さんは「大学まで国公立にしても教育費は数百万円減るだけで、預貯金のマイナス傾向は変わらない。でも、マサエさんが退職せずに働けば家計は数千万円単位で改善する」と言う。
 マサエさんが2度の育休後に復職し、短時間勤務を経てフルタイムに戻った場合が下のグラフだ。教育費がかかる時期も貯金は残り、夫が60歳で退職金1000万円をもらった時点では2287万円に達する。母親がキャリアを継続させることが、家計にとっても、いかに重要かがわかる。
 それでも老後の預貯金が減っていくのは、家賃の負担が大きいから。郊外の中古物件を買うか、安い賃貸に住み替えれば改善する。
◇社会保障部の梅崎正直、飯田祐子、安田武晴が担当しました。
(2012年7月20日 読売新聞) 


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7月21日(土)のつぶやき

2012-07-22 01:19:59 | 花/美しいもの
05:01 from Tweet Button
☆「津波てんでんこ」のもうひとつの意味 ちづこのブログNo.31 | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/ueno/?p=1793

10:51 RT from web  [ 3 RT ]
【茨城 原電事務所前で60人が初のデモ 水戸市議呼び掛け】日本原子力発電(原電)茨城総合事務所が入る水戸市笠原町の県開発公社ビル前で20日、原電が運営する東海第二原発の再稼働反対や廃炉を訴える初のデモが行われた。ow.ly/covrT
中日 くん太(中日新聞生活部)さんのツイート

21:10 from Tweet Button  [ 6 RT ]
NHKスペシャル|メルトダウン連鎖の真相 NHKスペシャルの番組公式サイトです。nhk.or.jp/special/detail…

22:54 from gooBlog production
NHKスペシャル「メルトダウン連鎖の真相」 /福島第1原発事故:作業員の線量計に鉛板 下請けが被曝偽装 blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…

by midorinet002 on Twitter
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NHKスペシャル「メルトダウン連鎖の真相」 /福島第1原発事故:作業員の線量計に鉛板 下請けが被曝偽装

2012-07-21 22:27:03 | 地震・原発・災害

夜9時からのNHKスペシャルは「メルトダウン 連鎖の真相」。
福島原発事故の新事実が明らかになる、というので、
1時間、TV画面に見入っていました。

 NHKスペシャル
メルトダウン 連鎖の真相
 

初回放送
2012年7月21日(土)
午後9時00分~9時58分総合

あの日「メルトダウン」していく事故の現場でいったい何が起きていたのか?福島第一原子力発電所の事故は、発生から1年4ヶ月がたった今なお多くの謎を残したままだ。番組では今回、1号機が爆発した3月12日から2号機がメルトダウンをおこした3月15日までの3日間を徹底検証する。実は、この期間にほとんどの放射性物質が外部へ放出されていた。しかもそのほとんどは「水素爆発」によるものではなく、これまで国や電力会社が想定もしていなかったあるルートからだった可能性が浮かび上がってきた。史上最悪レベルの事故を防ぐことは出来なかったのか?現場の作業を阻んだ放射線。そして外部からの支援も途絶え孤立していった原発の実態。独自のデータと最新のシミュレーション、そして現場の当事者たちの証言から事故の真相に迫る。


番組は、首相官邸前の再稼働反対の映像で始まった。

わかったことは、水素爆発した1号機や3号機より、
2号機が深刻なことになっていたこと。

2号機は圧力容器のメルトダウンにより、
格納容器の圧力が高くなり、減圧のためのSR弁を開こうとしたけれど動かなかった。
さらにベントの弁も開かずベントができなかった。
原因は、地震で弁を開く空気を送る配管が壊れたこと。
その結果、大きな衝撃とともに格納容器も壊れた(らしくて)、
高くなっていた圧力は一気にゼロになり、
大量な放射能が漏れて、環境中に放出されたこと。

番組の最後に、
「徹底的な事故の原因究明をしないと、原発の再稼働はできないはず。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・具体的な検証は十分されていない。」

「福島原発事故から何を学ぶのか。
重い課題を突き付けられたままです」という言葉で番組は終わった。

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けさの朝日新聞の一面トップも、衝撃的な記事でした。

原発作業員が下請け会社の役員の指示で、作業中に身に着ける線量計に
鉛のカバーをつけさせられていた、という事実が、約幾と作業員のやり取りの録音記録とともに明らかにされた。

 線量計に鉛板、東電下請けが指示 原発作業で被曝偽装
2012年7月21日 朝日新聞

 東京電力が発注した福島第一原発の復旧工事で、下請け会社の役員が昨年12月、厚さ数ミリの鉛のカバーで放射線の線量計を覆うよう作業員に指示していたことがわかった。法令で上限が決まっている作業員の被曝(ひばく)線量を少なく見せかける偽装工作とみられる。朝日新聞の取材に、複数の作業員が鉛カバーを装着して作業したことを認めた。役員は指示したことも装着したことも否定している。厚生労働省は、労働安全衛生法に違反する疑いがあるとして調査を始めた。

【特別報道部から】原発で働いた経験のある方から労働の実態について情報を求めます
 朝日新聞は、福島県の中堅建設会社である下請け会社「ビルドアップ」の役員(54)が偽装工作したことを示す録音記録を入手した。昨年12月2日夜、作業員の宿舎だった福島県いわき市の旅館で、役員とのやりとりを作業員が携帯電話で録音していた。

 役員はその前日、作業チーム約10人に対し、胸ポケットに入るほどの大きさの線量計「APD」を鉛カバーで覆うよう指示した。だが3人が拒んだため、2日夜に会社側3人と話し合いがもたれた。役員は録音内容を否定するが、この場にいた複数の作業員が事実関係を認めている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


朝日新聞の夕刊の一面には、線量隠しの鉛カバーは、
役員が作業員自身に作らせていた、という事実。

 作業員に鉛カバー作らせる 被曝隠しの下請け 福島第一 
2012年7月21日 朝日新聞

 東京電力福島第一原発の復旧工事に参加した下請け会社ビルドアップ(福島県)の役員(54)が昨年12月、作業員が身につける放射線の線量計を覆うために用意した鉛のカバーは、事前に作業員自身に作らせたものだった。製作に加わった作業員たちの証言でわかった。

【特別報道部から】原発で働いた経験のある方から労働の実態について情報を求めます

 「APD」と呼ばれる線量計は縦97ミリ、横58ミリ、厚さ16ミリ。防護服の下のシャツの胸ポケットに入れ、ガンマ線やベータ線を前面のセンサーで感知し、全身にどれだけの放射線を浴びたかを測る。毎日、東電が作業員に貸し出す。

 作業員らによると、昨年11月30日、ビルド社の作業チーム約10人の半数ほどが原発構内の作業場に集められた。役員は厚さ数ミリ、縦横1メートルほどの鉛板を用意していた。通常は汚染水の配管を覆って放射線を遮るために使う鉛板とみられる。

 役員はAPDの実物を使ってサイズを測り、鉛板に油性ペンで線を引かせて金属用のはさみで切断させた。作業員たちは万力やハンマーでAPDの前面、両側面、底を覆うカバーの形に整えた。「手で折り曲げた」と話す作業員もいる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 


この朝日のスクープ記事を各社が追ったみたいです。

NHKニュースでも流れていて、
毎日新聞夕刊の一面にも関連の記事が載りました。

被ばく線量偽装疑い 立ち入り調査(7月21日 NHK)

福島第1原発:線量計に鉛カバー 下請けが被ばく隠し
毎日新聞 2012年07月21日

 東京電力が発注した福島第1原発事故の収束作業を巡り、下請け会社の役員が作業員に対し、放射線の線量計を鉛のカバーで覆うよう指示していたことが分かった。労働安全衛生法の規則で上限が決まっている作業員の被ばく線量を少なく見せかけるための工作とみられ、厚生労働省は同法違反の疑いがあるとして調査を始めた。
 この下請け会社は、福島県の中堅建設会社「ビルドアップ」。東電が昨年11月、東電グループ会社の「東京エネシス」(東京都港区)に発注した工事の下請けに入った。作業は第1原発1〜4号機近くにある汚染水処理システムのホースを保温材で巻くもので、昨年12月に実施。ビルド社によると、この役員は「事前に現場に行った時に線量計の音の速さに驚き、被ばく低減の措置をしようと思った。現場で1度使用し、人数は9人」などと話しているという。
 労働安全衛生法22条は労働者の健康障害防止のため必要な措置を講じなければならないと規定。鉛で線量計を覆って作業にあたらせれば違反となり、6カ月以下の懲役か50万円以下の罰金になる。
 福島労働局などは21日、同原発内の東京エネシス事務所を立ち入り検査した。
 


【線量計に鉛カバー強要 被ばく線量偽装図る】原発事故で下請け会社役員 
厚労省、立ち入り検査(2012/07/21 共同通信)


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7月20日(金)のつぶやき

2012-07-21 01:21:14 | 花/美しいもの
21:14 RT from web  [ 1 RT ]
みなさ~~ん、こちらのパブコメもお忘れなきよう。『原子力安全・保安院原子力防災課,2012/7/17,原子力災害対策特別措置法施行規則の一部を改正する省令案に対する意見募集について』search.e-gov.go.jp/servlet/Public…
寺町歩さんのツイート

22:17 from gooBlog production
東電値上げ:理念なき帳尻合わせだ/人件費 管理職3割削減/消費者目線、置き去り goo.gl/h5OiG

by midorinet002 on Twitter
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