ああ、本当に終わってしまいました。
胸の中ではまだ第九のメロディーが
ぐるぐる、ぐるぐる、渦巻いているのに
もう歌えないことが、本当にさみしくて。
今月の23日の16時からテレビで放映されるけれど
時間を置いて、冷静になって見ると、
どひゃー、や、あちゃー、なところだらけかもしれない。
観てがっかりされる方もいらっしゃることでしょう。
でも今回歌う側に立って、心に沁みて分かりました。
これまでは鑑賞する立場でばかり音楽と接してきたけど
最高レベルの音楽だけが、感動できる音楽とは限らないのだと。
たとえ下手でも、レベルが低くても
感動出来る音楽というものは、ありうるのだと。
そもそも1万人もいたら、この1年の間に
どれほどのドラマがあったことか。
親しい人を亡くした人もあったでしょう。
家族や自分が、重い病に倒れたり怪我した人もあったでしょう。
心がちぎれそうな、別れを経験した人も、
逆にすばらしい出会いをした人も、
結婚したり、子供が生まれたり、お孫さんが生まれた人も。
今回の参加者の最高齢の方は94歳。
80歳以上の方は100人を超えると聞きました。
杖をつきながら、合唱隊のスタンドを
一歩一歩上がって来られた方も何人もお見かけしました。
年齢も、性別も、職業も、立場も、想いも、背負っているものも
みんなそれぞれに違う、1万人。
そんな人々が、それぞれの違いや、それぞれのドラマを抱えて、
年に一度、大阪城ホールで集い
ハーモニーを通じて、ひとつに繋がる瞬間。
それそのものが、すでに奇跡のようなことなのかも。
そこで沸き起こった喜び、歓喜、感動が、
参加したわたしたちだけでなく、
聴いて下さった方、テレビで観て下さる方にも
ほんの少しでも届きますように。
CHEMISTRYが第1部で歌ってくれた「約束の場所」。
わたしたちには、あの大阪城ホールが約束の場所でした。
また来年、あの瞬間を共有出来るといいな。
来年一年、わたしにも色々なことがあるだろうけど
それらをすべて抱えて、またあの約束の場所で、
一緒にひとつに繋がりあって、
一人でも多くの人にこの想いを伝えられるといいな。
胸の中ではまだ第九のメロディーが
ぐるぐる、ぐるぐる、渦巻いているのに
もう歌えないことが、本当にさみしくて。
今月の23日の16時からテレビで放映されるけれど
時間を置いて、冷静になって見ると、
どひゃー、や、あちゃー、なところだらけかもしれない。
観てがっかりされる方もいらっしゃることでしょう。
でも今回歌う側に立って、心に沁みて分かりました。
これまでは鑑賞する立場でばかり音楽と接してきたけど
最高レベルの音楽だけが、感動できる音楽とは限らないのだと。
たとえ下手でも、レベルが低くても
感動出来る音楽というものは、ありうるのだと。
そもそも1万人もいたら、この1年の間に
どれほどのドラマがあったことか。
親しい人を亡くした人もあったでしょう。
家族や自分が、重い病に倒れたり怪我した人もあったでしょう。
心がちぎれそうな、別れを経験した人も、
逆にすばらしい出会いをした人も、
結婚したり、子供が生まれたり、お孫さんが生まれた人も。
今回の参加者の最高齢の方は94歳。
80歳以上の方は100人を超えると聞きました。
杖をつきながら、合唱隊のスタンドを
一歩一歩上がって来られた方も何人もお見かけしました。
年齢も、性別も、職業も、立場も、想いも、背負っているものも
みんなそれぞれに違う、1万人。
そんな人々が、それぞれの違いや、それぞれのドラマを抱えて、
年に一度、大阪城ホールで集い
ハーモニーを通じて、ひとつに繋がる瞬間。
それそのものが、すでに奇跡のようなことなのかも。
そこで沸き起こった喜び、歓喜、感動が、
参加したわたしたちだけでなく、
聴いて下さった方、テレビで観て下さる方にも
ほんの少しでも届きますように。
CHEMISTRYが第1部で歌ってくれた「約束の場所」。
わたしたちには、あの大阪城ホールが約束の場所でした。
また来年、あの瞬間を共有出来るといいな。
来年一年、わたしにも色々なことがあるだろうけど
それらをすべて抱えて、またあの約束の場所で、
一緒にひとつに繋がりあって、
一人でも多くの人にこの想いを伝えられるといいな。